「バリーシール アメリカをはめた男」って面白いのかな。
という人のためにNETFLIXで「バリーシール アメリカをはめた男」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「バリーシール アメリカをはめた男」の感想記事を読んでいただくと、自分の好みに合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、「バリーシール アメリカをはめた男」を観るかどうか参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
トム・クルーズのすごいアクションを期待している人や、シリアスなアメリカ政府陰謀もの映画を観たい人にはオススメしません。
それでは「バリーシール アメリカをはめた男」のあらすじ、キャスト、ネタバレなしの感想をどうぞ!
あらすじ・内容
バリー・シール/アメリカをはめた男(字幕版)
バリー・シールは航空会社でパイロットとして働いていた。
バリーはパイロットとしての立場を利用してヤクの運び屋をしていたのだった。
そんなバリー・シールにCIA局員シェイファーが目を付ける。
シェイファーはバリー・シールに中南米の国々の偵察をさせる。
この行為はアメリカ政府内の多くの組織が知らない秘密の活動となっていた。
バリー・シールは、そのパイロットとしての優れた技術で見事に任務をこなしていく。
バリー・シールはCIAに黙って中南米のカルテルのヤクの運び屋を始める。
そして事態はエスカレートしていくのだった。
監督・キャスト
監督ダグ・リーマン
ダグ・リーマは、トム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 の監督もしていますね。
バリー・シール(トム・クルーズ)
パイロットからCIAの秘密工作員、ヤクの運び屋などヤバい仕事をするようになっていく。
トム・クルーズは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「コラテラル」「マグノリア」「ミッションインポッシブルフォールアウト」「ミッションインポッシブル ローグネイション」「マイノリティリポート」など数多くの映画で主演しています。
モンティ・”シェイファー”(ドーナル・グリーソン)
バリー・シールを利用して仕事の成果を次々とあげていくCIA局員。
ドーナル・グリーソンは「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」「レヴェナント: 蘇えりし者」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「エクス・マキナ」など多くの映画に出演。
「この人、なにかの映画で観たことある」ってなる人が多いと思います。
ルーシー・シール(サラ・ライト)
バリー・シールの妻。あやしい仕事をしているらしい夫のことを疑っていたが変わっていく。
感想(ネタバレなし)
ラストシーンも含め、ほぼネタバレなしでレビューしています。
もうむちゃくちゃで面白い実話もの映画。なんでもありの時代だったのか。
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1970〜80年代のアメリカと南米を舞台とした実話を元にしたサスペンス+コメディ映画です。
コメディっぽく作ってる映画
密輸したりヤバい運び屋をしたりなど、とてもコメディらしさのない話しなんですが、映画の作りがコメディしてるので観てると笑ってしまうんですね。
もういろいろとむちゃくちゃなことになってます(笑)
アメリカ政府が一民間人であるバリーシールをいいように使いまくって、もうやりたい放題です。
バリー・シールもアメリカ政府に利用されているという立場を利用して、稼ぎまくるんですね。
CIAに都合よく利用されるバリー・シール
舞台となったのはアメリカとソ連の冷戦時代。
アメリカは南米にソ連につながる国を牽制するために武器を送り込んだりなどやってたみたいです。
そんなアメリカのCIAが目につけたのがバリー・シールという男。
バリー・シールはいくつかの点でCIAにとって都合のいい存在でした。
といった、いろいろCIAにとって都合のいい条件がそろっていたわけです。
なのでCIAはバリー・シールを使ってやりたい放題なんですね。
たぶんこういう秘密工作ってバリー・シールみたいな一般人じゃなくて、スパイっぽい人が任務を請け負ってやるんでしょう。
でも、当時バリー・シールみたいな航空機の操縦能力があって、ヤバいことでもOKっていう人物が他にいなかったのかも。
「アメリカをはめた男」というタイトルは合ってない。
邦題が「バリー・シール アメリカをはめた男」になってますが、主人公バリー・シールがアメリカをはめて(だまして)うまいことやったっていうのじゃないですね。
どちらかというと「アメリカに利用された男」のほうがいいかも。
バリー・シールは、たしかにCIAに雇われたという立場を利用して大儲けしたっていう意味では「アメリカをはめた」わけです。
しかし、映画観てるとバリー・シールがこっそり?大儲けしてたこと、CIAは把握してたんじゃないかって思うんですよね。
映画を最後まで観ても「アメリカをはめた」ように思えない
「アメリカをはめた」っていうんなら最後は見事にアメリカを騙したっていう結末だったら納得ですが、そうはなってないですから。
映画観てもらうと分かりますが、バリー・シールはアメリカ政府にいいように利用されたと言ったほうが合ってるような気がします。
トム・クルーズ主演だけどアクションシーンはないです。
トム・クルーズというと、
といったアクション俳優としてのイメージが近年は強いかもしれません。
ですのでトム・クルーズといえばド派手なアクションを期待するかもしれませんが、「バリーシール アメリカをはめた男」ではアクションシーンはありません。
主人公バリー・シールはあくまで航空機の操縦が得意な一般人なので、スパイみたいなことしててもミッション:インポッシブルシリーズみたいなすごいアクションはないんですね。
「バリーシール アメリカをはめた男」はアクションではなく、70〜80年代の空気感とかむちゃくちゃさを味わって、
「なんだこれ?こんなのが実話ってすごすぎ。」
といった感じで思わず笑ってしまうことを楽しむ映画だと思います。
登場人物たちにとっては笑ってる場合じゃないことだらけなんですが。
似ている映画でオススメなのは、ウルフオブストリート
ウルフ・オブ・ウォールストリート (字幕版)(Amazonプライムビデオへ)
「バリーシール アメリカをはめた男」のむちゃくちゃさが面白いと思ってしまった人は、レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督の「ウルフオブストリート」もオススメ。
「ウルフオブストリート」も荒稼ぎして、もうむちゃくちゃになっていく面白さがあります。
「ウルフオブストリート」も実話がもとになった映画。
株式仲買人としてキャリアをスタートしたジョーダン・ベルフォートが、あれよあれよという間にとんでもなく稼いでいく実話ベースの物語です。
主人公ジョーダン・ベルフォートはクズ株でもなんでも、とにかく売れたらOKというやり方で、買った客のことはどうでもいいという方針なんですね。
ジョーダン・ベルフォートは、クズ株を売るセールストークがうまいので、どんどん儲かったわけです。
そして儲かりまくって仕事以外のプライベートも、もうむちゃくちゃになっていきます。
贅沢三昧するんですが、その贅沢三昧のレベルがとんでもないんです。
「ウルフオブストリート」は、
といったところが「バリーシール アメリカをはめた男」と似てますね。
「バリーシール アメリカをはめた男」面白かったっていう人は「ウルフオブストリート」も観て観てください。
きっと楽しめると思います。
映画「バリーシール アメリカをはめた男」ネタバレなし感想まとめ
ということで映画「バリーシール アメリカをはめた男」ネタバレなしの感想でした。
まとめると、
といったところです。
バリー・シールのような人が実在してるってのが、もっとも驚きの出来事かもしれません。
映画観てるとアメリカはいろいろやってるんだなってことが分かりますね。
アメリカ政府・組織の陰謀みたいなのが、もう洋画の1ジャンルになってもいいんじゃないかなっていうほど多くの作品が作られてますね。
「バリーシール アメリカをはめた男」以外にも、
といったアメリカの闇を暴くみたいな映画がありますね。
アメリカ政府陰謀ものストーリーが好きなら、「ペンタゴンペーパーズ」
「ザ・レポート」もオススメの映画です。
「バリー・シール アメリカをはめた男」を見る方法
「バリー・シール アメリカをはめた男」を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ(2020年6月4日時点)
(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
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