奇跡の2000マイルの動画をU-NEXTで視聴したのでレビューします。
「奇跡の2000マイル」は1人の女性とラクダ、犬がオーストラリアの砂漠を旅するというストーリー。
実話をベースにした映画です。
映画の内容は、ほんとにただ女性とラクダと犬が砂漠を旅するだけの内容なので観る人を選んでしまうかな~っていうのが正直な感想。
僕は「奇跡の2000マイル」すごく良かったです。
「ストーリーで感動した!」
とか、
「広大な砂漠を歩いて旅するなんてすごい!」
・・・っていう評価じゃなくて、
僕はもう「奇跡の2000マイル」の圧倒的映像美と音楽の良さに惚れこみました。
ではどういうことなのか「奇跡の2000マイル」の動画を視聴した感想とか評価をレビューしていくのでお楽しみください。
こういう人におすすめ
- 旅が好きな人
- 美しい映像と音楽の融合が観たい人
- 動物好きな人
予告編
予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=yKlezBGg6LA
予告ではクラクラとしてくるような音と映像美はあまり感じられませんが、映画本編では圧倒的に没入感のあるきれいなシーンが続きます。
あらすじ
若き女性ロビン・デヴィッドソンは、ある日オーストラリアの砂漠を横断する旅に出るうことにした。アボリジニにも行くのを止められるルートがあるほど過酷な旅だった。それでもロビンはラクダ4頭と愛犬1匹とともに砂漠に向かうのだった。
監督・キャスト(登場人物)
監督 ジョン・カラン
ロビン・デヴィッドソン(ミア・ワシコウスカ )
オーストラリアの砂漠を歩いて横断する旅にでる女性。
リック・スモラン(アダム・ドライバー)
写真家。ロビンの旅の様子を撮影するのだがロビンからは煙たがられる。
感想・評価
なるべくネタバレなし
ただ砂漠を旅しているだけなのに飽きることがなかった
U-NEXTで別の映画を観終わったあと自動で表示されるオススメ映画のなかの1つが「奇跡の2000マイル」でした。
なんとなく見始めたんですが、最後まで飽きずに見れたんです。
ただ砂漠を旅するシーンが永遠と続くだけの映画なんですが、なぜか飽きない。
なぜ飽きないのか考えてみました。
奇跡の2000マイルはストーリーというよりも映像と音楽の融合がすばらしいこと。
そして、
砂漠シーンが多いですが、たまに人との出会いのシーンが挟まれたりしてリズムみたいなものがあったこと。
この2つがあるから飽きずに最後まで観ることができたのでしょう。
あとロビンの愛犬が一緒に旅する様子がかわいいのもあるかな。
もし犬がいなくて、もうずっとロビンとラクダと砂漠だけのシーンのみだと、さすがに飽きてしまったかもしれません。
映像と音楽が素晴らしかった
オーストラリアの砂漠のどこまでも続きそうな大地をロビンとラクダたちが、ゆるゆると進むシーンが多いです。
幻想的なシーンとなっていきます。
砂漠の圧倒的風景、光。
その映像と旅する女性ロビンとラクダたちの動きにあわせて揺れ動く音楽。
そんな視覚と聴覚に深く届いてくるシーンの連続に観る者は酔いしれるのでしょう。
奇跡の2000マイルを見続けていると、だんだんと没入感が出てきます。
流れるシーンを観ているだけで気持ちいいんですよね。
そして最後、ロビンとラクダがああいうふうにする映像がこれまたきれいでした。
たぶん海外だけだと思いますが実際のロビンの旅の様子の写真集が発売されていたのも納得です。
ラクダがかわいい
大人のラクダ3頭と子どものラクダ1頭、そして犬1匹と共にロビンは旅します。
ロビンと一緒に旅するラクダたちがかわいいんですよね。
もちろん犬もかわいいです。
ラクダのあのなんだかの〜んびりした表情が愛らしいんです。
ラクダたち、ちゃんとロビンに着いてくるんですよね。
ラクダには数頭で歩くという習性があるのでしょうか。
そんなかわいさのあるラクダですが、怖いこともあるのが意外でした。
ラクダって、ずっとのんびりしている動物なのかと思っていたんですがそうじゃないんです。
どういうことなのかは映画を観てみてください。
けっこうびっくりすると思います。
実話を元にした映画。本当にオーストラリアの砂漠を横断した
ロビンがオーストラリアの砂漠を旅したのは1977年。
まだインターネットもスマホもない時代ですよね。
そんな時代にロビンは砂漠横断を成し遂げたことで世界的に有名になったみたいです。
執筆した本が当時かなり売れたとのこと。
映画では砂漠やオーストラリアの大地の雄大さが印象的です。
でも実際の旅はかなり過酷だったのでしょう。
途中、ロビンの姿がすごいことになります。
あれだけ強烈な日差しにずっと全身が照らされるわけですから、ああなってしまうのでしょう。
人間がああなってしまうけれどラクダはあんまり様子が変わらないみたいです。
ラクダって砂漠みたいな過酷な環境でも長期間歩いていけるようになっているのでしょう。
すごいですね。
ただ子どもラクダはあることで途中でダウンしていました。
アボリジニのオヤジが魅力的
オーストラリアにはアボリジニという、いわゆる先住民族と呼ばれる人々がいます。
オーストラリアの大地にはアボリジニたちの聖地があるんです。
聖地を通るにはアボリジニの案内人が必要です。
ロビンにも1人のアボリジニが案内人として一定期間一緒に旅するんです。
ロビンと一緒に旅するアボリジニのオッチャンがいいキャラしてるんです。
オッチャンはアボリジニの伝統を守りながらロビンを助けて一緒に旅します。
オッチャン1人いるだけでロビンはかなり心強かったのではないでしょうか。
観ている僕もアボリジニのオッチャンがいるだけで、なぜか安心感がありました。
あとでちらっと見た情報だと出演していたアボリジニのオッチャン、すごい人みたいです。
オッチャンなんて気安く呼べるような人じゃないみたいですね。すみません。
犬も一緒に旅するのがすごい
ロビンの愛犬が、ずっと一緒についていくとこがかわいらしかったです。
そんなに大型犬でもなく体力がものすごいあるようには見えないんですが、ロビンやラクダと一緒にテクテクと砂漠を横断していきます。
愛犬のエサはどうしてるんだろうと不思議でした。
ロビンにもらったりそのへんのものを食べていたのでしょうか…
ラクダとロビンだけなら、まだ旅してるんだなという感じですが、そこに犬も加わると、なんだか近所を散歩してるような雰囲気もあって不思議な光景です。
ロビンにずっとついていくんですから、やっぱり犬って健気ですよね。
まとめ
ということで「奇跡の2000マイル」の評価や感想のレビューでした。
まとめると、
- 砂漠を旅するだけの映画だけど飽きずに観ることができた。
- 映像と音楽がすごく心地よかった
- ラクダと犬がかわいい
- 実話をもとにしている
- 人間とラクダだけでなく犬も一緒なのが不思議な光景
といったところです。
「奇跡の2000マイル」ここまで楽しめるとは思いませんでした。
期待以上に面白い映画でしたね。
U-NEXTの映画観終わった後の他のオススメ映画は を紹介するシステムは、なかなか精度だ高そうです。
「砂漠の2000マイル」はU-NEXTのオススメ映画紹介で知ることができました。
それでは「砂漠の2000マイル」を動画配信サービス(VOD)で視聴することにした人は楽しんでください!
視聴可能な動画配信サービス
映画「奇跡の2000マイル」の定額制見放題か動画レンタルか動画購入ができる動画配信サービス一覧をこちらで紹介しています。
https://tudukeru.net/tracks-vod/
DVD
何度も繰り返し観たいなら、やっぱりブルーレイとかDVDを購入して手元に置いておきたいですよね。
定額動画配信サービスや動画レンタルだと配信終了してしまうことがありますから。
AmazonプライムビデオやHulu、U-NEXTで見た映画や海外ドラマが気に入って何回も観たい場合は、ブルーレイやDVDを購入していつでも見れるようにしておくと安心です。
「奇跡の2000マイル」サントラ
Tracks (Original Motion Picture Soundtrack)
Garth Stevenson
カテゴリ: サウンドトラック
iTunesで見る apple musicで見る
原作本があるが絶版の状態(中古本で見つけたらラッキー)
映画「奇跡の2000マイル」の原作本となるロビン・デヴィッドソンの自伝「ロビンば跳ねた ラクダと犬と砂漠 オーストラリア砂漠横断の旅」なんですが絶版みたいでamazonですら取り扱いしていない状態です。
読んでみたい人は、どこかの中古本・古本屋で見つけたらラッキーですね。図書館で探してみるのも良さそうです。
洋書ですが写真集っぽいのがありました。
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