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ミリオンダラー・スティーラー感想面白かった!ただの銀行強盗もの映画じゃない。

実話もの

(※本ページはプロモーションが含まれています)

「ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦」かなり面白かった!

普通の銀行強盗もの映画じゃないんですよね。

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実際にあった銀行強盗を元にした映画

アルゼンチンで実際にあった銀行強盗を元に映画化されたとのこと。

かなり大がかりな仕掛けで、銀行強盗してます。

主人公のとんでもない頭の良さが見どころ

主人公は銀行強盗をするための準備で、いろいろやってます。

穴掘るための機械の用意とか、そういういわゆる銀行強盗からイメージされるものとは違うことも、事前に準備してるんですよね。

そこらへんが、普通の銀行強盗ものと違って面白かった!

ここからはネタバレ全開の感想です。

成功の確率を上げるためカウンセラーに通ってたのが凄すぎ

この銀行強盗は、最初は普通に玄関から銀行に入って、その後事前に掘っておいた穴を通って地下水道から脱出するという手法をとっています。

狙いは貸金庫にある現金とか金塊とか。

人質をとって銀行に立てこもり、その間に貸金庫を開けていくわけですが、大量の貸金庫を開けなければならず、どうしても全部強奪する時間は限られたものとなります。

主人公は、貸金庫を全部開けるための時間を計算していたわけですが、トラブルがあり決めた時間内で全部開けることができない事態になりました。

そこでどうするか?

欲深い者だと、「もうちょっと」と粘って制限時間過ぎても貸金庫を開け続けてしまい、銀行強盗が失敗する確率を上げてしまいます。

主人公も「もうちょっと」という欲が出てくるわけですが、思いとどまり途中で切り上げました。

なぜ主人公は自分を律することができたのか。

それは、銀行強盗実行前にカウンセリングを受けていたからなんです。

そのカウンセリングで、欲のコントロールについて客観的に把握する心得みたいなものを先生からヒントもらってたんですね。

そのカウンセリングのおかげで、主人公は欲張ることはせず、トラブルがあったとしても事前に決めた時間内までで切り上げることができ、見事に脱出成功となりました。

もし欲張って時間を過ぎても貸金庫開け続けていたら、銀行で捕まっていたのだと思います。

カウンセリングで話した内容は守秘義務があるはずなので、外部に漏れることがないことも計算済みということですよね。

主人公カウンセリングで、銀行強盗の計画を洗いざらい話して、カウンセラーにアドバイスみたいなものをもらってます(笑)

カウンセラーは、銀行強盗の妄想をする患者だと思って話してたのでしょう。

捕まった場合のリスク管理もしていた

銃はモデルガン、爆発物もニセモノ。

本物の銃などを使わなければ、たとえ捕まったとしても罪は本物の銃を使った場合よりも軽いのだそう。

主人公は、もし捕まってしまったとしても刑期が短くなるように備えていたというわけ。

よく最悪の事態を想定して準備しておくことが大事って言われてますが、まさにその通りのことをやっていたわけですね。

見事銀行強盗成功して、その後もずっとバレないならOK。

万が一捕まったとしても罪は軽い。

ずっとバレないことだけに備えるのではなく、捕まった場合のことも想定してリスク管理していたのが凄いわけです。

この映画銀行強盗ものなのに人生に役立つ

天才による銀行強盗ものって、たいていは精密な計画を立てて見事に成功→凄い!っていうストーリーですよね。

たとえばオーシャンズ11とか(銀行じゃなくてカジノですが)

しかし「ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦」は違う。

映画では、どこか行き当たりばったりな計画をしているという描かれ方を前半はされています。

しかし、映画を観おわった後の印象だと、首謀者である主人公はとりあえず行動はするけれど、行動の結果のフィードバックなどから、しっかりと計画をより成功しやすいものにしていることが分かります。

いかに物事を成し遂げるかとか、どういうふうに備えればいいのかとか、人生に役立つメソッドが、この映画には、たくさん込められているような気がします。

とくに銀行強盗前にカウンセリングで自分を客観視するようにしていた、いわゆるセルフコーチングみたいなことが秀逸です。

盗まれた多くの金が行方不明ということは…

実際の事件でも多額の現金は行方不明のままなんだそうです。

これって、主人公がこれまた捜査されても盗んだ金や金塊は見つからないように備えていたからなのかもしれませんね。

もしかしたら捕まって投獄されることで罪を清算し、晴れて盗んだ金を利用できるようにしたなんてことも考えてしまいます。

ただの銀行強盗もの映画じゃない、なんだか何回か繰り返し観てみたくなる魅力ある映画でした。

僕はAmazonプライムビデオで観ました。いつまでプライムビデオにあるか分かりませんが、とっても面白いもしかしたら人生に役立つ映画かもしれないので、おすすめです。

他の動画配信サービスだと、DMM TVRakuten TVLeminoABEMAでやってるみたいです。これらの動画配信サービスも、いつまで観れるか分からないのでお気をつけください。

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