
実際にあった事件・事故をもとに作った映画でおもしろいのないかな?
という人のために多くの映画を観てきたブログ管理人シエン(@tetete437)が、実際に観た映画のなかから、実話をもとにした洋画のなかで良かった作品を紹介。
ランキング形式でお送りします。
この「事件の実話を元に映画化した洋画おすすめ11選」の記事を見ていただくと、
「こんなことがあったなんて、びっくり!」
「こんな人生を送った人がいたなんて、すごいな」
ってなる映画を見つけることができますよ。
それでは、「事件の実話を元に映画化した洋画おすすめ11選」どうぞ!
【12位】アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜
あらすじはAmazonプライムビデオで読めます。
おすすめ理由
非常にテンポよくストーリーが展開していき観やすいです。
シリアスな題材だけどラストまで疲れずに観ることができる
かなり重大で重いシリアスな裁判の模様を描いているんですが、
といった演出上の工夫がされていてシリアス過ぎて観てて疲れるということがないんですね。
上映時間が2時間越えなんですが「長いな…」とはならず最後までスムーズに観れますよ。
観やすく見応えも十分にあります

観やすいのはいいんだけど見応えないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、見応えも十分にあります。
日々脅迫に遭いながらも、信念を持って裁判に臨む検事やスタッフたちの奮闘に心動かされるものがありますよ。
こういう歴史があったんだと、じっくりと観ることができる映画
軍事政権下で残虐なこともやりたい放題やってきた軍部の幹部たちを、あくまで裁判で裁いていくところに凄みがあります。
劇的な展開とか驚きの映像とかはないですが、こういう歴史があったんだと、じっくりと観ることができる秀作映画です。
作品情報
監督と主なキャストデータ紹介
監督
サンティアゴ・ミトレ
主要キャスト
リカルド・ダリン
ピーター・ランサーニ
カルロス・ポルタルッピ
アレホ・ガルシア・ピントス
(※)「初回登録」「月額料金無料おためし期間中に解約」この2つをクリアすれば観れます。
(2023年5月24日時点の情報です。最新情報はAmazonプライムビデオにてご確認ください。)
おためし期間中にAmazonプライムビデオ使ってみて気に入れば課金して継続して利用できます。
【11位】LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
おすすめ理由
この2点が衝撃的な映画です。
インドの混沌とした雰囲気
描かれているのは昔のインドなので、現在は経済発展して変化したのかもしれませんが、日本では見ない光景が次々と描かれていて衝撃的でした。

主人公が子供時代インドを彷徨い続けるシーンは驚きの連続でしたね。
広大なインドから母を見つけ出した実話
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」の主人公サルーは、5歳ごろ迷子になり家に帰れなくなってしまったので、自分の家の場所などの記憶があやふやになっているんですね。
そんな広いインドから、どうやってサルーは自分の家と母を探し出したのか。
その方法とは、なんとGoogle Earth。

おぼろげな記憶を頼りに、Google Earthで幼いころ育った場所を、執念で探し出す過程は見応えがあります。
実話だからこそ感動する
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」は実話だからこそ意味を持つ映画になっていると思います。
この映画がまったくのフィクションだと、ただ「母親と再会できて良かった。」となるだけの作品かな。
しかし、実話(本当にあった出来事)だからこそ、すごく感動する映画ですね。

実話を元にしているからこそ、インドでの出来事が興味深いし感動も大きいです。
あらすじ
青年サルーはインド出身でオーストラリア在住。5歳のころ迷子になりオーストラリアの夫婦に養子として引き取られたのだった。青年となったサルーは母や家族を忘れることができなかった。ついにサルーは、わずかな記憶とGoogle Earthで広大なインドから自分の故郷を探し始めるのだが…。
作品情報
監督と主なキャストデータ紹介
監督
ガース・デーヴィス
主要キャスト
ルーニー・マーラ
ニコール・キッドマン
デヴ・パテル
デヴィッド・ウェナム
ナワーズッディーン・シッディーキー
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」を見る方法
動画配信サービス・オンラインDVDレンタル・DVD購入などの方法で「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」を見ることができます。
とくに動画配信サービスは、登録や動画レンタルして、すぐに見れるのがメリットです。
(以下は、2023年7月23日時点の情報です。最新情報は各公式サイトにてご確認ください。)
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」が見れる主要動画配信サービス
主要VOD(動画配信サービス)で「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」を観れるとこ・観れないとこを紹介。
Amazonプライムビデオ | 見放題作品 |
NETFLIX | × |
Hulu | レンタル作品 |
U-NEXT![]() | 見放題作品 |
Disney+ | × |
Lemino | × |
TELASA | × |
FODプレミアム | レンタル作品 |
DMM TV | × |
dアニメストア | × |
ABEMAプレミアム | × |
「レンタル作品」=月額料金とは別料金で観れる作品
「×」=配信がない作品
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」が見れるオンラインDVDレンタルサービス
DMM DVDレンタル | Blu-ray、DVDの扱いあり |
ゲオ宅配レンタル![]() | Blu-ray、DVDの扱いあり |
TSUTAYA DISCAS | Blu-ray、DVDの扱いあり |
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」のDVD・Blu-rayソフト販売
【10位】15時17分、パリ行き
リアルの事件に遭遇した3人が、そのまま映画に出演している
「タリス銃乱射事件」という列車内で起きた実際の事件を映画化。
非常に変わった作り方をしている映画ですね。
「映画」というよりはドキュメンタリーに近いです。
ドキュメンタリーに近いんですが、ドキュメンタリーみたいに解説とか当事者のインタビューとか、そういうのは一切ありません。
主役3人の子どものころや、舞台となった列車に乗って事件発生までの出来事をひたすら”そのまま”再現してるような映画です。

そのまま再現って、そんなんだと退屈そう
と思われるかもしれないですが、僕の場合はなぜか飽きずに最後まで観れました。
静かな雰囲気から事件発生時の緊迫した空気に一気に変わるところ、すごかったですね。
U-NEXTというサブスク動画配信サービスで視聴できますよ。
(2021年3月24日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「映画レスラーネタバレあり感想。面白くないがラストのランディの哀愁とロマンが良い。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【9位】アメリカン・アニマルズ
クライマックスの強奪シーン、笑えないけど笑ってしまうシュールさ
「アメリカン・アニマルズ」は、通っている大学の図書館にあったヴィンテージ本(1200万ドル相当)という高価な本を盗んだ事件を映画化した作品。
すごいのが実際に強盗事件を起こした当人たちがインタビューで出演してるとこ。
顔を隠すとか声を変えるとか一切しないで映画に出演して話しているんですね。
事件起こしたのに、なんで映画に出演してるの?
という疑問があるかもしれませんが、刑務所に入って刑期を終えた後にインタビューを受けてるんです。
インタビューでは、けっこう普通に当時の事件について話してて、なかなか衝撃的ですね。
みんな普通の人物(1人は、ちょっと常識外れな雰囲気があるが)なとこが、ますます”なんであんなことをしてしまったのか”という疑問を、より感じさせます。
【8位】13時間 ベンガジの秘密の兵士
おすすめ理由
映画の元になった事件は、2012年アメリカ在外公館襲撃事件
リビアにあるアメリカ領事館を、たった数人の軍人だけで守り通す模様が描かれています。
おそらくかなりリアルなのかな。
舞台となっているのはリビア。
リビアはアフリカの一番上、エジプトの隣ですね。
このリビアにアメリカの領事館があるわけですが、リビアの過激派?たちに襲撃されることになります。
最初は、静かな雰囲気なんですが、途中から怒涛の襲撃シーンがずっと続き、観ているほうは圧倒されてしまうんですね。
しかもアメリカ領事館を、守るのはたった数人。
他にも戦える人はいるけれど、ほとんどはただの職員なんですね。
そして、やっかいなのがリビア側の人々が、敵か味方か分からないところ。
銃撃戦が行われているのに、近所のリビア人はのんびりTV観てたりなど、なかなか奇異な場面があったりもします。
ほんとに凄まじい戦闘シーンが怒涛の勢いで続くので、まあものすごい見応えありましたね。
しかも、実話というんだから驚きです。
【7位】生きてこそ
生きてこそ (字幕版)(Amazonプライムビデオへ)
静かだけれど冬山の恐怖がひしひしと伝わってくる
「ウルグアイ空軍機571便遭難事故」を元に映画化した作品。
「生きてこそ」もドキュメンタリー風で、その事故が発生しているところにカメラが入って撮影してうるっていう雰囲気の映画です。
山脈が連なる奥深くの雪積もる冬山に飛行機が墜落したので、事故後は冬山の静謐さが感じられるシーンが続くんですね。
周りは真っ白な雪に覆われていて、神秘的ですらあるほど。
しかし飛行機が墜落して生き残った人は、助けが来ないなか極寒の冬山で何日も過ごすことになります。
そしてある行動にも出るという、サバイバルの壮絶さを感じさせる映画でもありますね。
くわしい感想を「映画生きてこそ1993ネタバレあり感想。面白い。飛行機事故の実話ベースの感動もの」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【6位】アメリカン・ハッスル
実在の詐欺師がモデルの、ハラハラドキドキする映画
1970年代後半、アメリカで汚職政治家が大量に逮捕された「アブスキャム事件」を元に映画化した作品。
「アメリカン・ハッスル」はドキュメンタリー風ではなく、ちゃんとエンタメ映画ものとして楽しめます。
詐欺師がFBIの捜査に協力することになるんですが、ターゲットが危険人物にまで広がっていき、さあどうなってしまうのかというストーリー。
FBIって、ここまでのことをして捜査するのかという衝撃があったりします。
日本だと、たぶんこういうおとり捜査ってできないようになってるのかな。
あと主人公の妻ロザリン役のジェニファー・ローレンスの演技が、もう圧巻。
気分屋の女性を演じていて、夫を振り回す様子がだんだんと笑えるほどになってきますよ。
U-NEXTというサブスク動画配信サービスで視聴できますよ。
(2021年3月24日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「アメリカンハッスル感想。面白い。登場人物のむちゃくちゃぶりが笑えてくる。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【5位】バリーシール アメリカをはめた男
やりたい放題で荒稼ぎしまくる様子が笑えてくる
「イラン・コントラ事件」の一部に関わっていた実在の人物バリー・シールが主人公の物語。
1970~80年代のアメリカの良くも悪くも、すごく開放的な雰囲気が伝わってくる映画です。
70年代80年代のアメリカって、どんな感じなのか実際に体験した人は少ないでしょう。
しかし、2020年よりもいろいろと大雑把なところがあったんだろうな~って「バリーシール アメリカをはめた男」観てると思えてきますよ。
もういろいろと豪快すぎ
衝撃なのが主人公バリー・シールは実在の人物なところ。
脚色はあると思いますが、映画であったような人生を駆け抜けた人がいることにも驚きがあります。
こういう驚きがあるのは、実話ものならではですね。
くわしい感想を「バリーシールアメリカをはめた男感想。面白い。ほんとに実話?となるむちゃくちゃさ。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【4位】オンリーザブレイブ
まさに”衝撃”の事件を映画化した作品
巨大山火事「ヤーネルヒル火災」を映画化した作品。
「オンリーザブレイブ」最後まで観たほとんどの人は衝撃を受けるでしょう。
それほどインパクトのある映画です。
といったことを考えざるをえないストーリーになっています。
実話をもとにしているので、さらに映画の凄みが伝わってきます。
エンドロールでは実際の消防士たちの写真が出てくるので、
は、おそらくほぼ事実通りなのではないでしょうか。
実話もの映画を観たいのは、

現実の出来事から学びを得たいから
という人は「オンリーザブレイブ」は見ておくべき映画かなと思います。
U-NEXTというサブスク動画配信サービスで視聴できますよ。
(2021年3月24日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「オンリーザブレイブネタバレなし感想。あっけない結末で山火事の恐ろしさがよく分かる」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【3位】ソウル・サーファー
サメに片腕喰われてもサーフィン続けるすごすぎな実在の女性がいること
「ソウル・サーファー」は、実在のプロサーファーが主人公の実話もの映画。
ストーリーは、
サーフィン大好きな女性
↓
サメに片腕喰われる
↓
それでもサーファー復帰
となってます。
シンプルな話なんですね。
想像してみてほしいんですが、普通サメに片腕喰われるなんて事になったら、もう海に近づくのも嫌になるんじゃないでしょうか。
それでもサーファーとして復帰する主人公。
こういった良さがあって「ソウル・サーファー」は、すごく見応えのある映画となっていますよ。
くわしい感想を「ソウルサーファーを動画配信で観た感想 片腕のサーファーの実話映画 べサニーがすごすぎる」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【2位】ハドソン川の奇跡
飛行機事故そのものではなく、事故後の調査を描き静かに真実に迫っていくストーリーが見応えあり
「USエアウェイズ1549便不時着水事故」を映画化した作品。
事故を劇的に描くのではなく、その後の
といったことを調査する過程が丁寧に描かれています。
派手な演出はないですが、調査が進むなかの機長の心理など細やかに演じられていて、非常に見応えがあるんですね。
そして、トム・ハンクス演じる”サリー”がかっこいいです。
Wikipediaによると映画化にあたって、だいぶ脚色されてるみたいですが、実話をもとに見応えある作品が作られたと思って観るといいんじゃないでしょうか。
U-NEXTというサブスク動画配信サービスで視聴できますよ。
(2021年3月9日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「ハドソン川の奇跡を観た感想。面白い。静かだが力強いストーリー。機長が凄すぎ。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【1位】モリーズ・ゲーム
実話を元にしている説得力と合わさって、見終わるとすごく生きる力をもらえる
実在の人物モリー・ブルームの自伝をもとに映画化された作品。
モリー・ブルームが経営していたセレブ相手のポーカーゲームが裁判になっていった出来事をもとにしたストーリーとなっています。
「モリーズ・ゲーム」は、なんといっても主人公モリー・ブルームの生き方に注目して見てほしい映画。
見終わると生きる活力がもらえますよ。
アーロン・ソーキン監督の脚本や映画の作りが、すごく力強いので見応えあります。
僕はとくにラストのモーグルのシーンが好きですね。
U-NEXTというサブスク動画配信サービスで視聴できますよ。
(2021年3月9日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「モリーズゲーム感想。面白い。観たらメッセージが伝わってきて勇気がもらえる映画。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
事件の実話を元に映画化した洋画おすすめ11選まとめ
ということで実際にあった事件・事故をもとに製作された洋画おすすめ11選でした。
まとめると、
となっています。
実話ものの映画ってある程度は脚色があると分かっていても、
という驚きがあるので、たいていは見応えありますよね。
紹介した洋画のなかで、

面白かった!
って思ってもらえる映画があると、うれしいです!
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