「世界に1つのプレイブック」って面白いのかな。
という人のためにAmazonプライムビデオで映画「世界に1つのプレイブック」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「世界に1つのプレイブック」の感想記事を読んでいただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
多くのダンスシーンを観たい人や、とにかくハッピーエンドにしてしまう流れのストーリーは好きではない人にはオススメしません。
それでは、映画「世界に1つのプレイブック」のあらすじ、キャスト、ネタバレなし感想をどうぞ!
あらすじ・内容
世界にひとつのプレイブック(Amazonプライムビデオへ)
パットは妻に浮気され精神的に不安定になり入院していた。
退院後、なんとか暮らそうとするが妻のことにこだわるあまり夜中に騒ぐなど、なかなかうまく生活ができないでいた。
そんななか近所に住む未亡人ティファニーと出会う。
ティファニーはダンスをしており、ダンスのパートナーとしてパットを誘う。
始めは乗り気でなかったパットは、だんだんとティファニーとのダンスに夢中になっていき精神的にも変化していった。
監督・キャスト
監督・脚本デヴィッド・O・ラッセル
「俺たちニュースキャスター」の製作総指揮しています。
パットリック・ソリターノ・ジュニア / パット(ブラッドリー・クーパー)
主人公。精神病になったがティファニーとダンスの練習をするようになり、落ち着きを取り戻すようになっていく。
ブラッドリー・クーパーは海外ドラマ「リミットレス」でエディ・モーラ役演じてたり製作総指揮をしてたりしますね。
ティファニー・マクスウェル (ジェニファー・ローレンス)
パットをダンスに誘う人。夫を失って精神的に不安定になっている部分がある。
ジェニファー・ローレンスは「あの日、欲望の大地で」「レッドスパロー」などに出演しています。
パトリツィオ・ソリターノ・シニア(ロバート・デ・ニーロ)
パットの父親。賭け事で稼いでいる。ツキとか縁起を担ぐことにこだわる性格。
ロバート・デ・ニーロは「キングオブコメディ」「マイインターン」など多くの映画に出演しています。
ネタバレなし感想
あまりストーリー部分には触れずにレビューしています。
前半のうるさいのを耐えることができれば、それなりに面白いハートフルヒューマンストーリー。
ポスター A4 パターンA 世界にひとつのプレイブック(Amazonへ)
困難を抱えているけれど、1つのことに夢中になっていくことで状況がいい方向へ変わっていくという、よくあるといえばよくある映画です。
どんな困難かというと主人公パットが双極性障害(躁うつ病)というとこですね。
そして夢中になることは「ダンス」
ハッピーエンドの映画を観たい人にはオススメの映画と言いたいところですが、絶対オススメとは言えないですね。
双極性障害(躁うつ病)のシーンが長すぎる
なぜかというと、主人公が困難な状況である部分のストーリーがやたらと長く感じてしまうから。
双極性障害(躁うつ病)とはどんな状態なのかとか、主人公パットの様子といったところを丁寧に見せたいというのは伝わってきます。
しかし、双極性障害(躁うつ病)の症状が出ているシーンが長々と続くし、その間ストーリーが進みません。
ただただ双極性障害(躁うつ病)の症状を観てるみたいなことになってしまいます。
などのシーンが、けっこう長く続くんですね。
夜中に騒ぐシーンなど、主人公パットの両親の大変さがよく分かります。
双極性障害(躁うつ病)の大変さはよく分かるんですが、もうそろそろストーリーを進めてほしいという気持ちになってきますね。
序盤のこの双極性障害(躁うつ病)の描写の部分を乗り越えれば、あとは普通のハートフルヒューマンドラマになりますよ。
精神障害の様子がよく描かれているっぽいけど、そうでもないのかも。
「世界に1つのプレイブック」は、双極性障害(躁うつ病)の様子がよく描かれているっぽいんですが、そうでもないのかもしれませんね。
なぜかというと「世界に1つのプレイブック」を実際に観たリアルで精神科医だろう人のブログで、誤解を与えそうと書かれていたからです。
精神疾患が描かれていますが観る人に誤解を与えてしまいそうな描写や表現が多くてヒヤヒヤしました。
「きまぐれ精神科医の独り言」
https://ameblo.jp/psymiki1109/entry-12284864804.html
より引用
専門家から見るとパットの病名は違うものになるみたいです。
ただパットの家族のように周りが振り回されたりするのは、よくあることなのかもしれません。
もうちょっとダンスに夢中になっていく主人公パットの様子が観たかった。
主人公パットはティファニーとのダンスに夢中になっていきます。
ダンスにのめりこむことで、パットは精神的にも落ち着きを取り戻していくんですね。
このあたりのエピソード、あまり丁寧に描かれてないような印象を持ちました。
同じダンスに夢中になっていく映画なら、邦画の「Shall we ダンス?」のほうがおすすめです。
「Shall we ダンス?」は恋愛ではなくダンスに夢中になっていくことがメインテーマになっていますよ。
リチャード・ギア主演でアメリカ映画でリメイクされています。
Shall we Dance?(Amazonプライムビデオへ)
パットがダンスに夢中になっていくのは分かったんですが、それよりも
というほうに重きが置かれている感じがしましたね。
個人的にはパットがダンスに夢中になっていき、だんだんと落ち着きを取り戻していくストーリーを、もっと観たかったかななんて思ったりしました。
賭け事に興じる部分は、なんだかなっていう感じです。
ロバート・デ・ニーロ演じる主人公パットの父親が、賭け事で稼ぐことをしています。
賭け事の相手が家によく居たりなど、なにかこういう賭け事をする習慣が映画の舞台となった地域ではあるのでしょうか。
そう思うほど賭け事が身近にある雰囲気でしたね。
ギャンブルが文化として根付いてるみたいな雰囲気がある
それでその賭け事がだんだんとエスカレートしていき、映画の終盤のストーリーの大事な部分に関係してきます。
幸運とかツキがあるとか、何倍かけとかそういうのをみんな知ってる様子で、この地域ではみんな何かしら賭け事に関わるような地域文化みたいなものがありそうな雰囲気ですね。
それで賭け事に命運をかけたりして、幸運を運んでくるとかティファニーがなんかした日の試合結果がいいとかなんとか、そういう話しが続きます。
そういう文化だと思えばいいんですが、なんだかそういうパットが試合を観戦したから勝ったとか、そんなセリフを延々と聞かされると「なんだかな〜」と思ってしまいます。
でも賭け事に関わる人というのは、そういった幸運を運んでくるとかツキがあるとかっていう思考になるんだろうなと思います。
自分が試合をするわけではないですからね。
ロバート・デ・ニーロの演技が父親らしくて良かったです。
タクシードライバー [Blu-ray](Amazonへ)
名優ロバート・デ・ニーロが、いい父親役を演じていました。
ロバート・デ・ニーロって映画撮影前の役作りが徹底しているそうです。
たとえば「タクシードライバー」の撮影では、実際にニューヨークでタクシードライバーとして働いたそうです。
そのほかの映画でもすごい役作りしてるみたいですね。
ロバート・デ・ニーロのWikipediaで役作りについて読めます。
「世界に1つのプレイブック」でも、どこかの一般家庭にホームステイしたりしたのかな。
原作小説あり。
「世界に1つのプレイブック」には原作小説があります。
映画とは違った部分もあるみたいですね。
「世界に1つのプレイブック」は実話を元にしてるのかなと思ったりしたんですが、原作小説の紹介文にも実話とは書いてないのでフィクションなんでしょう。
映画「世界に1つのプレイブック」ネタバレなし感想まとめ
ということで映画「世界に1つのプレイブック」のネタバレなしの感想でした。
まとめると、
といったところです。
パットがダンスに夢中になっていくとこは良かったんですが、映画前半がちょっと観るのがしんどかったですね。
「世界に1つのプレイブック」を見る方法
「世界に1つのプレイブック」を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ(2020年5月3日時点)
(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
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