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レッドスパローのネタバレなし感想 ジェニファーローレンスの体当たり演技が強烈!

ロシアの住居 サスペンス

(※本ページはプロモーションが含まれています)

レッドスパロー、かなり多くの仕掛けがあってスパイものとしては見応え十分じゃないでしょうか。

ただ人間ドラマ的な「心動かされる」「考えさせられる」っていうのは期待しないほうがいいです。

あくまで細かく構築されたストーリーの種明かしを推理して楽しむ映画ですね。

結末までいったいどうなるのか分からないストーリーは見応えあります。

ドミニカがこのシーンではどういうつもりで行動しているのか。

そういうことを考えながら見ると面白いですよ。

それではレッドスパローの感想や評価をレビューしていくので動画配信サービスで視聴するかどうか参考にしてください。

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こういう人におすすめ

  • 推理ものが好きな人
  • 本格的なスパイ映画が好みな人
  • ジェニファー・ローレンスが見たい人

予告編

「レッドスパロー」の予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=2JUi56NG_XM

あらすじ

ドミニカはバレリーナのスターだったが、ある出来事がありバレリーナを続けられなくなり絶望する。

そんとき政府機関に勤めるドミニカの叔父から渡されたものを見たときドミニカがとった行動によって人生が変わり始めた。

ドミニカは母のために仕方なくスパイとなることを決意する。

そして東欧に潜入しているCIAの男に接触することになるのだが…。

監督・キャスト(登場人物)

監督
フランシス・ローレンス

俳優(役名)
ドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)
ロシアのハニートラップのためのスパイとして養成される。

ネイト・ナッシュ(ジョエル・エドガートン)
CIA。ロシアや東欧に潜入している。

感想・評価

なるべくネタバレなし

最後までどうなるか分からない面白さ

レッドスパローで見応えあるのが最後まで結末がどうなるか分からないストーリーです。

主人公のロシアのスパイ、ドミニカが敵になるのか味方のままなのか、ずっと分からないんですね。

もしかしたらドニミカ本人も自分がどうしたいのか分からない状態なのか?と思ってしまうほどアメリカに寝返るのかロシアに忠誠を尽くすのかハラハラドキドキしながら最後まで観れました。

スパイ映画っていうとミッションインポッシブルみたいな、すごいアクションだよっていうのを想像しますがレッドスパローはまったく違います。

リアルなスパイって、こんな感じなんだろうなっていうのを観ることができます。

激しいアクションシーンはなくて、もうずっとみんなが他人の探り合いしてる状態ですね。

仕掛けを面白いと思えるかどうかでレッドスパローの評価は分かれる

レッドスパローは人間ドラマ的な部分はほぼなく、最後に明かされる種明かしで「そうだったのか!」と驚くことができるかどうかでレッドスパローが面白いと思えるかどうかが決まります。

ようするに昔からある推理ものドラマや映画と同じ構成になってます。

あらゆるシーンに伏線がはりめぐらされているんです。

ただ結末の種明かしシーンを観ても「???」となってしまう場合ありそうなんですよね。

私も「ああそういうことだったのか!」とすごく驚いたというよりは

「あ、なるほど、そういうことなのか・・・ん?ここはどういうことだったっけ?」

とちょっと混乱してしまいました(涙)

すごく複雑というか、たくさんの種明かしがあってちょっと分かりづらいんです。

なので最後の種明かし部分は、じっくりと考えながら観ることをオススメします。

動画配信サービスとかブルーレイで観るときは、種明かし部分を繰り返し再生して、

「そうか、これはこういうことなんだな。」

って理解しながら観たほうがレッドスパローの仕掛けを楽しむことができるでしょう。

種明かし部分をさらっと流してしまうと、なんだかよく分からないうちに映画が終わってしまいます。

人間ドラマ的な部分はあんまりなくて好みが分かれそう

スパイを題材にした推理小説みたいなものだと思って観ればOKなんですが、ヒューマンドラマ的なものを期待してしまうと、ちょっと物足りなさを感じます。

ドミニカの凶暴性とか母親を大事にしてるところとか、いろいろ人間の情念を描く場面はあるんですがオマケみたいな雰囲気なんですよね。

これは映画レッドスパローで描かれるロシアが、とことん夢も希望もない雰囲気で人間性まるでなし、すべては国家のためっていう状態だからなんでしょう。

アメリカ人であるCIA局員が人間味あふれているので、よけいにロシアの政府関係者たちの冷酷さが際立っています。

これは原作小説を書いたのが元CIAの人っていうこともあるのかもしれません。

本当のロシア政府の人々がレッドスパローで描かれるような冷酷無比な人間ばかりだったのかは分からないですね。

アメリカから見たロシア政府の印象なんでしょう。

ジェニファー・ローレンスの体当たり演技が見どころの1つ

ドミニカは冷酷なロシア政府にハニートラップ用にスパイとして利用されつくします。

そのため拷問だったり裸にされたりといったシーンが多い!

ジェニファー・ローレンスが、そんなドミニカ役を演じています。

ですのでジェニファー・ローレンスが裸になるシーン、かなりあるんですよね。

スパイ養成所では、あんな体勢までしてるし。

拷問だったり場違いなところでの裸だったりするので、すごくやらしいというよりは痛々しいです。

スパイ養成施設の異常さがすごかった

主役のドミニカがスパイになっていくプロセスはリアルですね。

映画レッドスパローで描かれるロシアは国家のためにという名目で1人の人間を完全に道具として使う方針が見て取れます。

道具ですからいらなくなったら捨てるわけです。

そんなロシアという国家でドミニカがスパイにならされるとことか、スパイ養成所でのこととか描写がまるで実際に見てきたかのようです。

スパイ養成所の指導官の女性、ほんとにああいう感じの人がいたんだろうなって思えるぐらいです。

養成所はハニートラップのためのスパイを要請するところという設定だと思うんですが、男も女もいます。 

そして養成所では周りに人がいても容赦なくハニートラップのための指導が行われるんです。

かなり異常な光景が映し出されます。

原作小説を書いたのは元CIAのスパイ

ロシアのスパイ養成所のシーンが、まるで見てきたかのようにリアルに感じられたのは、原作小説を書いたジェイソン・マシューズが元CIAだからなんでしょう。

おそらく現役時代にロシアのスパイ養成所のことを伝え聞いていたのではないでしょうか。

いろんなシーンに原作者ジェイソン・マシューズの実体験が反映されていて一部実話になってるところがありそうです。

ただいくら元CIAでもアメリカの国家機密なんかは書けないでしょうから、多少誇張されている部分もあるんでしょう。

あくまでアメリカから見たロシア政府のことが描かれているってことは意識しておきたいですね。

でも映画で登場したロシアのハニートラップのためのスパイ養成所、ほんとにありそうで怖いですね。

ここまでやるのかっていう意味で。

レッドスパローの感想まとめ

ということで映画「レッドスパロー」の感想でした。

まとめると、

  • 結末までどうなるのか分からない面白さがある。
  • あくまで推理を楽しむ映画
  • 人間ドラマ的なものは期待しないほうがいい
  • ジェニファー・ローレンスの体当たり演技が強烈
  • ロシアのスパイ養成所がえぐかった

といったところです。

レッドスパロー観て、まだ分からないところがあって気になる人はAmazonプライムビデオとかDVDなどで繰り返しみたり原作小説を読んだりすると、新しい気づきがあったりして楽しめるんじゃないでしょうか。

それではレッドスパロー観ることにした人は楽しんでください!

視聴可能な動画配信サービスサイト

映画「レッド・スパロー」の動画レンタルか動画購入ができる動画配信サービス一覧をこちらで紹介しています。

https://tudukeru.net/red-sparrow-vod/

ブルーレイ・DVD・スチールブック

パンフレット

ポスター

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