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暴走地区ZOO シーズン1を動画配信で観た感想。物言わぬ動物たちの不気味な怖さがすごい。

ヒョウ サスペンス系ドラマ

(※本ページはプロモーションが含まれています)

前々からnetflixで配信されているのを見かけては気になっていた海外ドラマのノンストップ・スリラー「暴走地区-ZOO-」

動物が人間に反乱を起こすって、あんまり面白くなさそう・つまらないんじゃって思っていましたが、見てみたら面白かったです。

動物たちの物言わぬ不気味さが、じわじわと怖さを増していく面白さがあります。

アメリカでは視聴率がいいんだそうです。ドラマとしての評価はいいほうなんでしょう。

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おすすめしたい人

  • サバイバル系海外ドラマ好き
  • 一風変わったのが観たい人

あらすじ

世界各地で、動物の異常行動が増え続けていた。危機感のない人々が、まだ大勢いる中で動物の異常行動の原因を究明するチームが結成される。原因には、ある企業が関わっている可能性が浮上する。チームは、動物たちの異常行動の真相へと近づいていくのだが…。

主要キャスト

ジャクソン・オズ(ジェームズ・ウォーク)
父親が動物の異常に気付き研究をしていた。動物に詳しい学者。

エイブラハム・ケニアッタ(ノンソー・アノジー)
ジャクソンの仕事仲間であり親友でもある。

クロエ・トゥシニョン(ノラ・アルネゼデール)
チームのボスに選ばれた女性捜査官。フランス対外治安総局に所属している。

ジェイミー・キャンベル(クリステン・コノリー)
動物の異常行動の原因に関係している企業を追及している女性ジャーナリスト。

ミッチ・モーガン(ビリー・バーク)
獣医師。チームの中では、もっとも動物について詳しい。

予告編

https://www.youtube.com/watch?v=Ej2StdrUeBs

感想

ちょっとネタバレあり。

物言わぬ動物たちの恐怖がいい

不満をためた犬
シーズン1では、次第に動物が凶暴になっていき、その数が増えていく様子が描かれます。

ゾンビみたいにいきなり一斉に世界が様変わりするのではなく、じわじわと動物たちが人間の脅威になっていくのがいいですね。

そして、動物ですからしゃべるわけじゃなく、ただ唸り声をあげて人間を襲ってこようとするのですから、これは怖いです。

私たちがリアルで接する動物といえば、人間と散歩している犬とかカラスとかの鳥、あとネコが多いですよね。

そんな動物たちが人間を襲うようになると考えると、まともに外を歩けなくなるでしょう。

考えてみれば、そこらへんで散歩している犬で中型以上のは強力な牙を持っているし、走れば圧倒的に人間より速くて持久力はあるでしょうし、四足歩行ですから小回りもききます。

こんな犬が数匹で一人の人間を襲えば、かなり強い人間でも敵わないでしょう。

そんな想像を働かせると、「ZOO暴走地区」の動物の異常行動が、かなり怖いことなんだと理解できます。

ドラマでは、たぶん出てなかったと思いますがカラスが「ZOO暴走地区」みたいな凶暴性を身に付けたら、かなりヤバそうです。

カラスはかしこいので人間に対して巧妙なワナをしかけてきそうですよね。

ドラマの中では、動物たちは、ただ凶暴性を増すのではなくて知能も高くなってくるし、特殊能力みたいなものまで登場します。

シーズン2ではどうなっているのか分かりませんが、動物たちをまとめる王みたいな存在が出てくるのかもしれません。

レギュラー化しそうな登場人物が、あっさりと退場する

刑務所にいた人とかFBI関係、過激な動物愛護者など、これは今後もちょいちょい登場する人物なのかなって思っていたら、あっさりといなくなってしまうんですよね。

刑務所にいた人なんかだと、海外ドラマをたくさん観ている人は、この人が敵として活躍するのかなって思うでしょう。

しかし、あっさりとああいうふうになってしまいます。

こういうあっさりさも動物の怖さを引き立てているかな。

チームのメンバーもいついなくなってしまうか分からない緊張感があるんじゃないでしょうか。

明確な敵役っぽい人が出てこない

銃
感想を書いていて思ったんですが、ZOO暴走地区は人間の悪役としてのキャラクターが際立っている人が登場してないですね。そういえば。

バットマンならジョーカー、アンパンマンならバイキンマンといった感じの敵役のキャラクターがいません。

レイデン社という企業が一応悪い勢力みたいになっていますが、シーズン1後半では、より悪どくなっていくっていうのではない展開になっているんですよね。

あくまで動物たちがメインの敵っていうことなんでしょう。

しかし、動物たちをむやみには駆除できないという葛藤がチームにはあります。

なぜなら主人公ともいえるジャクソン・オズは、サバンナで狩猟をする人を邪魔するほど動物を守ろうという意志のある人ですから。

そう考えると、よくできたドラマだななんて思いました。

どうやら原作があるみたいですね。

ジェイムズ・パタースンっていう人が書いた「ZOO」っていうタイトルの本です。

もしかしたら、この原作に忠実な設定になっているのかも。

ストーリーは、原作とドラマではだいぶ違うみたいですが。

どこまでストーリーに広がりが出てくるのか楽しみ

動物たち
シーズン1では、ひたすら動物たちの異常行動が世界中に広がっていく様子が描かれます。

動物の異常行動の解決策を探すチームの様子も描かれます。

もしシーズンがどんどんと更新されていく長寿ドラマになるのなら、シーズン1みたいなストーリー展開だけでは、もうちょっとで解決しそうなのに・・・残念みたいなことの繰り返しになってしまいますよね。

シーズン2の宣伝のサイトをちらっと見ると、どうやら少し違う展開が待っていそうです。

2017年10月現在、netflixの配信状況だとシーズン1だけになっているのでシーズン2を待とうと思います。

動物たちの異常行動が収まらず、どんどんと知能が上がっていき、そのうち人間と同じぐらいの知能を持つ動物が現れるなんてことになるのでしょうか。

そうなると映画の「猿の惑星」みたいな展開ですよね。

動物がリアル

熊
動物たちが反乱するということで、たくさんの動物が出演しています。

ヒョウやトラ、ライオン、クマ、猫、鳥、コウモリなどなど。

ただ普通に歩いているっていうだけでなく、牙をむき出しにしたり、人間を追いかけたりしています。

こういうシーンって、どういうふうに撮影しているのでしょう。

かなりリアルなんですよね。

クマが人間の家の中に入って、ノシノシと歩き周るシーンとか、病院でヒョウがうろついているところとか、動物の動きも含めてかなりリアルです。

このドラマの方針として、撮影にはなるべく本当の野生動物を使うようにしているそうです。

それでかなりリアルなんでしょう。

人間の家の中に熊が入ってくるシーンでは、人間をすぐに襲うのではなくて、まず威嚇して、それから人間が逃げて別の部屋に入ると、冷蔵庫を倒したり台所の食べ物をあさったりなど本能のままに行動しているところが、かなり不気味で恐怖感がありました。

リアルでもこうなりそうっていう説得力があります。

このシーンって本物のクマを使ったのでしょうか。ちょっと気になるところです。

CGには見えませんでした。

演じる役者は、かなり怖い思いをしたのかも。

それか別撮りだったのかな。

シーズン1のラストシーンは、さすがにCGですよね。

まとめ

観てみたら意外に面白かった「暴走地区ZOO」。

気になっているんだけれど、まだ観てないっていう人は観てみましょう。

サバイバル系が好きとか、ヒーロー物はしばらくいいかなっていう人は、「暴走地区ZOO」は気に入る確率高そうですよ。

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