アニメ「僕だけがいない街」感想。面白い。名作。藤沼が雛月を救っていく物語が泣ける

アニメ

アニメの「僕だけがいない街」って面白いのかな。

という人のためにAmazonプライムビデオでアニメ「僕だけがいない街」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。

この「僕だけがいない街」の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。

ですので、「僕だけがいない街」を観るかどうかこの記事を参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。

ひとこと感想&評価(5点満点)

アニメ版「僕だけがいない街」おすすめの人
  • タイムリープ・過去を何度もやり直す系が好きな人
  • 子どもの虐待(社会問題)に関心がある人
  • 泣ける物語が観たい気分の人

本格的な犯人探し推理ものが観たい人や、どんでん返しが観たい人にはオススメしません。

それではアニメ「僕だけがいない街」の予告編、あらすじ、原作者・キャスト、ネタバレなしの感想をどうぞ!

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予告動画・あらすじ

藤沼悟の小学生時代、同級生の雛月や他の子どもたちが殺害されるという事件があった。

時は流れ大人になってた藤沼悟。

藤沼悟は意識だけがタイムスリップする能力を持っていた。

そんな藤沼のアパートに母がしばらく滞在することになる。

ところが母親がある人物を目撃したことで狙われ殺害されてしまう。

その原因となったのは小学生時代のあの事件だった。

藤沼は小学生時代の自分に戻り、あの時をやり直すチャンスを得ることになるのだったが。

監督・キャスト

監督伊藤智彦

藤沼 悟ふじぬま さとる(満島真之介/土屋太鳳(小学生時代))
主人公。意識だけを過去に戻せるタイムリープ能力がある。小学生時代の同級生雛月を助けるために奔走する。

雛月 加代ひなづき かよ悠木碧ゆうき あおい
小学生時代の藤沼の同級生。連続殺人事件の被害者。藤沼と仲良くなることで運命が変わっていく。

感想(ネタバレなし)

ストーリー部分には、あまり触れないようにレビューしています。

雛月 加代(ひなづき かよ)が救われていくことに感動できる物語

一緒に遊ぶ子どもたち

「僕だけがいない街」はタイムリープもの。

タイムリープとは、過去にタイムスリップして何度も過去をやり直すこと(ということにしときます)

そして子どもを誘拐した真犯人を探す、その真犯人から子どもを守るというのが、ストーリーの主軸となっている物語です。

ですが、「僕だけがいない街」でもっとも感動できるポイントは雛月 加代(ひなづき かよ)という登場人物の変化

  • 「誰が犯人なのか」
  • 「犯行の動機は?」
  • 「いったいどうやって犯行を行ったのか」

といったいわゆる推理もの物語ではメインテーマとなることが、「僕だけはいない街」では、あんまりくわしくは語られません。

というより、これら推理ものの面白さについては、そこまで重きを置いていないように思えます。

そうった推理ものの面白さよりも、

  • 雛月が主人公の行動の変化によって救われていく
  • タイムリープによって生まれる切なさ

この2点に重きを置いた物語となっているんですね。

雛月を救うまで何度でもタイムリープするストーリー

一番最初、29歳となっている主人公藤沼の記憶(世界線)では、雛月は小学生のときに何者かに誘拐されて殺害されてしまっています。

藤沼には「なにか危機が起こると、その原因が発生する前の過去に戻ってやり直す」ことができる能力があるんですね。

それで過去に戻ってやり直して危機の原因を取り除くことを、藤沼は自分の使命のように考えています。

あるとき、あるきっかけで藤沼は雛月がまだ生きていた小学生時代にタイムリープ。

29歳の藤沼の身体がそのまま過去に戻るのではなく、29歳の藤沼の意識だけが過去に戻り子どもの自分の中に入っている状態になるんです。

そして藤沼は雛月を救うことを決心。

何度も過去に戻り直すことで、ちょっとずつ雛月を救う道に近づくことができるようになっていきます。

その過程で、元の世界線では雛月とあまり関わることなく終わっていた藤沼と雛月の関係性が変化していくとこが癒されますよ

事件推理ものだが、真犯人探しはおまけ

探偵

「僕だけがいない街」は、子どもが行方不明になった事件の真犯人が誰なのかを、視聴者が推理するという面白さもあります。

ただ、この推理に関しては「僕だけはいない街」のメインテーマではないんですね。

犯人は誰なのか推理するのは、あくまでオマケという感じ

たとえば、

  • 古畑任三郎シリーズ
  • 名探偵コナン

などの推理がメインの作品ではないということです。

「僕だけはいない街」の犯人は物語の中盤ぐらいに、

あ、この人かな…

という感じで分かってきますよ。

勘のいい人だと、序盤で「まあこの人だろうな。」と分かるでしょう。

それほど、すごいトリックか用意されているわけではないですね。

「踏み込む」と現実が変わっていくと教えてもらえるアニメ

「僕だけがいない街」は主人公藤沼が「踏み込む」ようになることも、物語で視聴者に伝えたいことの1つになっています。

「踏み込む」とはどういうことなのかというと、

  • 雛月に積極的に関わる
  • 友達以上の存在「仲間」になる
  • ある状況を変えるために自分でできることをする

といったことですね。

こうした「踏み込む」場面が何回も登場します。

子ども時代にタイムリープする前の藤沼は、

  • 他人に深く関わろうとしない
  • 物事すべてを他人事としか見れない

といった人間でした。

平穏な日々だったわけですが、なにも起こらない日々。

藤沼は自分の人生に、

  • “現実感”が感じられない
  • 満たされる気持ちになれない
  • 斜に構え飽き飽きしている
  • 「面白くないな…」と感じる

そんな日々を送っていたわけです。

オープニング曲の始めに29歳と小学生2人の藤沼が登場します。

たぶん映画館の座席に2人が座っていて、

  • 29歳は面白くなさそうにしていて
  • 小学生はワクワクした様子

なんですね。

このオープニングの2人の違いが「踏み込む」ことをやめて29歳になった藤沼のことを表現しているのでしょう。

なんだか面白くないな…

という感じの藤沼が精神だけ子ども時代に戻り、

雛月を助ける

ということをきっかけに、どんどんと「踏み込む」ようになっていきます。

  • 雛月と仲良くなる
  • ただの遊び友達から「仲間」を作るようになる

という変化が「踏み込む」ことで起こるんですね。

主人公藤沼のこうした変化を観ることで、視聴者のなかには、

よし僕(私)も自分の人生藤沼みたいに「踏み込む」ようにしてみよう

という気持ちになる人もいると思います。

他人と積極的に関わったり、自分の人生を自分でコントロールしていけば、いろいろあるかもしれないけど、最初の藤沼みたいに現実感を持てなかったり、なんか面白くない日々を過ごすような大人にはならないんじゃないかなと思うんですね。

「なにもない平穏な日々」「でも、面白くない。」

そんな日々から、

「いいことも悪いこともいろいろあるけど、充実感のある日々」

を送れる人生に「踏み込む」ことで変わっていくんじゃないかなと「僕だけはいない街」の藤沼を観てて感じました。

主人公藤沼 悟、ラストああなるのがかわいそうだが幸せではあるのかも

ラスト

アニメ版の「僕だけはいない街」ラスト、ハッピーエンドかというと微妙なところですね。

このラストは「僕だけがいない街」というタイトルで表現されています。

雛月とのことも、もっとなにかあってほしかったし…。

しかし、藤沼としては「これで良かったんだ。」と自分に自分にいい聞かせるしかなかったのかもしれません。

どんなラストかは、ぜひアニメ版「僕だけはいない街」観てみてください。

こんなふうなラストになるなんて…

と、ちょっと悲しさがありますが、子ども時代にタイムリープする前の藤沼よりも幸せや生きがいを感じることはできていたのだろうと思います。

アニメ版「僕だけはいない街」名作でした。

アニメ版「僕だけがいない街」ネタバレなし感想まとめ

ということでアニメ版「僕だけはいない街」ネタバレなしのレビューでした。

まとめると、

  • 雛月 加代(ひなづき かよ)が救われていくことに感動できる物語
  • 事件推理ものだが、真犯人探しはおまけ
  • 「踏み込む」と現実が変わっていくと教えてもらえるアニメ
  • 主人公藤沼 悟、ラストああなるのがかわいそうだが、幸せではあるのかも

といったところです。

「僕だけがいない街」という意味深なタイトルが気になっていて、観てみて良かったです。

魅力的な名作アニメでしたね。

小学生時代の雛月の藤沼の家でのある朝のシーン、今このレビューを書いているときに思い返してみても泣けてきます。

なんとなく「面白くないな…」と日々モヤッと感じている人に観てほしいアニメです。

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