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「42 世界を変えた男」ネタバレなし感想 ジャッキー・ロビンソンの戦いと偉大さを見ることができる映画

野球選手とバット 実話もの

(※本ページはプロモーションが含まれています)

なんとなくAmazonプライムビデオで目に止まった「42 世界を変えた男」を観てみることにしました。

アメリカの野球界、昔はこんなにも黒人差別が激しかったのかと驚きました。

ジャッキー・ロビンソンと妻のレイチェルが住宅街を歩くシーンだけでも、なんだかヒヤヒヤしてしまうところが差別の苛烈さを感じさせました。

ジャッキーが活躍していくことで、だんだんと周りが変わっていくとこが良かったです。

それでは「42 世界を変えた男」の感想や評価をレビューしていくので動画配信サービスで視聴するかどうか参考にしてください。

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「42 世界を変えた男」は、こういう人におすすめ

  • メジャーリーグファン
  • 社会派映画が好きな人

予告編

「42 世界を変えた男」の予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=toNYuaZpd84

あらすじ(だいたいのストーリー)

「42 世界を変えた男」の内容はこんな感じです。

ドジャースの球団会長リッキーはジャッキー・ロビンソンをチームに加入させることを決めた。

ジャッキー・ロビンソンは黒人選手。

メジャーリーグとは別に黒人のリーグがあるほど時代はまだ黒人差別が激しかった。

チーム内でも反対する声があったがリッキー会長の決意は変わらなかった。

リッキー会長はジャッキー・ロビンソンにやり返さないことを誓わせるのだった。

監督・キャスト(登場人物)

監督
ブライアン・ヘルゲランド

役名(俳優)
ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)
メジャーリーグの伝説の野球選手。

リッキー会長(ハリソン・フォード)
ドジャースの会長。周りの反対があっても黒人選手をチームに入れる決心をした。

感想・評価

なるべくネタバレなし

ここまでしてたのかと驚く黒人差別

1940年代の黒人差別の歴史を知らない人はけっこうびっくりするぐらいのシーンがたくさんありました。

私は黒人差別についてあんまり知らなかったので野球のリーグまで白人と黒人で分けているなんて驚きました。

他の人のレビューを読んでいると、どうやら映画で描かれていたよりもひどい状態だったみたいですね。

ジャッキー・ロビンソンは、映画で描かれるよりも過酷な体験をしてもやり返さず耐え抜き野球で活躍していたと思うとすごいなと思わざるをえません。

印象的だったのが同じチーム内の選手で本人は黒人と一緒にプレーすることに反対はしないけれど故郷の親とか親戚にどう思われるかが気になるというエピソードです。

さらに観客の親から子に黒人差別的なヤジが受け継がれてしまう様子もありましたね。

こうしたことがあるために根強く黒人差別が残っていってしまったんだろうなって思います。

ベースボールという実力ありきの世界だからこそ

野球などスポーツは実力がある者が評価されるという分かりやすさがあります。

結果を出した者が評価されるわけで、そこには人種は関係ないわけです。

だからこそ人種差別が浮き彫りになりますよね。

主人公ジャッキー・ロビンソンはどんなにひどい仕打ちを受けても常に野球のプレーで応えてきたそう。

言い返しもせずに、どんなにひどいことを言われたとしても野球をプレーすることに集中するって、なかなか難しいでしょう。

すごい困難だと思います。

そんなまだまだ差別がひどい状況で、黒人選手を起用することに決めた球団の会長リッキーの生き様がよかったですね。

会長リッキーは差別へ反対するためということが第一の理由ではなく、ビジネスとして優秀な選手を起用したいから君をチームに入れるんだというようなことをジャッキー・ロビンソンに告げていました。

まさにフェアな精神の持ち主だったのではないでしょうか。

スポーツにおける実力主義や金については、ときに批判されることもあるわけですが分かりやすく偏見に左右されにくいところは優れた部分でしょう。

実力主義がシンプルに分かる映画があります。

ソウルサーファーという映画です。

片腕を失った女性のサーファーがたくましく生きていく姿を描いている実話映画です。

関連ページ ソウルサーファーを動画配信で観た感想 片腕のサーファーの実話映画 べサニーがすごすぎる

相手チームの監督のヤジの程度がひどすぎ

笑ったのがジャッキー・ロビンソンに相手チームの監督が差別的なヤジを連発するシーン。

もう差別は良くない!っていうレベルを超えて、もはや子どものケンカかと思うほど情けないヤジなんです。

野球チームを率いる監督が、あんなひどいというか情けなくなるようなヤジを飛ばすなんてすごい状況です。

実際の当時の試合でもこんな感じの監督がいたのか不思議になるほど。

・・・たぶんいたんでしょうね。

ジャッキー・ロビンソンが打席に立っているときで集中しないといけないのに、あんなにヤジられては並みの精神力の持ち主だと、もう心が乱されまくりでしょう。

耳栓したほうがいいぐらいだなって思いました。

背番号42はチーム内だけでなくMLBで永久欠番になっている

ジャッキー・ロビンソンがつけていた背番号42は永久欠番になってます。

永久欠番とは、

永久欠番(えいきゅうけつばん、英語:retired number)とは、背番号などを使用するスポーツにおいて、多大な功績を残した人物の使用した背番号を、その人物の栄誉と栄光の歴史を末永く称えるために、団体内で対象となった人物のみが使用できるように欠番にした番号をいう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/永久欠番

となっており、つまりは対象の人物以外には使えない番号ってことですね。

メジャーリーグのファンだと42番といえばジャッキー・ロビンソンとすぐに答えることができるんでしょう。

それだけ偉大な人物ということですよね。

「42 世界を変えた男」の感想まとめ

ということで「42 世界を変えた男」の感想でした。

まとめると、

  • 実力主義のスポーツだからこそ差別が明確になる
  • 試合中のヤジの程度がひどすぎ
  • 背番号42は永久欠番

といったところです。

ジャッキー・ロビンソン役のチャドウィック・ボーズマンはマーベルのブラックパンサーでも主役でしたね。

ブラックパンサーのネタバレなしの感想をこちらの記事で書いています。

あと「ジェームス・ブラウン最高の魂(ソウル)を持つ男」でも主役を演じています。

「ジェームス・ブラウン最高の魂(ソウル)を持つ男」の感想はこちらの記事で書いています。

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