実写版映画銀魂、銀魂のノリが分かっていれはいいですが、この映画で初めて銀魂ワールドに触れる場合は面白さが分かりにくい場合があるでしょう。
シュールなコントが好きな人は受け入れやすいと思います。
慣れてきたら面白くなってくるので、なんかコメディっぽい映画見たいな〜っていうときは実写版銀魂見てみましょう。
それでは実写版映画「銀魂」の感想や評価をレビューしていくので動画配信サービスサイトで視聴するかどうか参考にしてくだい。
「実写版映画 銀魂」は、こういう人におすすめ
- 銀魂ファン
- 「勇者ヨシヒコ」が好きな人
- コント好きな人
予告編
「実写版映画 銀魂」の予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=ui9n11Kgqwo
あらすじ(だいたいのストーリー)
実写版映画 銀魂の内容はこんな感じです。
天人と呼ばれる宇宙人のいる江戸。
そんな江戸で万屋を営む坂田銀時は暇を持て余していた。
ある時鍛冶屋から依頼が入り出向くと刀を探してほしいとのこと。
依頼された刀探しを始める銀時だったが、その刀はとんでもない代物だった。
監督・キャスト(登場人物)
監督
福田雄一
役名(俳優)
坂田銀時(小栗旬)
かつての攘夷戦争で白夜叉と怖れられた武士。今は万屋でのんびりしている。
神楽(橋本環奈)
戦闘民族の天人。かわいい外見だけど、むちゃくちゃ強い。万屋に居候している。
新八(菅田将暉)
万屋で働いている。実家は剣術道場だが武士の衰退とともに道場に通う者がいなくなった。
感想・評価
なるべくネタバレなし
長編コントだと思って観れば面白い
銀魂ファンじゃない人が「銀魂ってどんな感じなのかな?」と実写版を観る場合は、長いコントなんだと思って見ると楽しめると思います。
元々コメディのジャンルに入るマンガでしょうから映画もコメディになりますよね。
ただ実写でマンガの表現を取り入れているシーンがあるので、そういうとこに「なんか無理があるな」と思ってしまうとついていけなくなってしまいます。
でもこの映画は豪華な長編コントなんだと思うようにすれば、ちょっと無理があるなって思ったとしてもあんまり気にならなくなるでしょう。
コントで大事なのはCGとか映像表現がすごいっていうことよりも、どれだけ笑わせてくれるかっていうところが1番大事ですよね。
コントっぽいシーンがとくに目立っているシーンがあります。
アドリブシーンがあるんですが共演者がそのアドリブに思わず素で笑ってしまうんです。
普通は撮り直しになるんですが、実写版銀魂の監督は素で笑っているシーンをそのままOKしてます。
こういうとこも銀魂らしいっていうところなんでしょう。
いろいろ自由なのがたぶん銀魂の魅力
アドリブに対して素で笑ってしまった部分をそのままOKしていたりなど銀魂はかなり自由です。
他にも他の作品のキャラクターが登場したり、セリフのやりとりか他の作品の有名なやりとりだったりなど観客が「これは大丈夫?」と心配になるぐらいです。
こういういろんな作品のキャラクターが登場するのってスティーヴン・スピルバーグのレディプレイヤー1でもやってましたね。
銀魂はパロディっぽい演出になってますが。
ただあの巨大な赤い物体は本格的でした。
巨大な赤い物体「ほんとに大丈夫ぶ?」と思ってしまいましたが、エンドロール見て「まあそうだよね」と一安心しました(笑)
銀魂はジャンプ作品なので集英社関係だとある程度は好き放題してるみたいです。
パロディのなかでも許可とってなさそうなのが青い人。
空中に飛び立ってしまった船(戦艦)を銀時が追う手助けのために登場します。
エンドロールにも青い人作った会社名なかったような気がしますし、かなり大胆な登場でした(笑)
天人(あまんと)が明らかに被り物なのはわざとだと思う
銀魂には天人という宇宙人が登場します。
マンガではたいてい人間が動物の顔のフルフェイスのマスクをかぶっているような姿をしています。
実写版映画では、もうそのまんま動物の顔のフルフェイスのマスクをかぶっています。
そう「そのまんま」です。
CGとかじゃなく明らかに人間が動物の顔のマスクをかぶってるんです。
もうちょっといかにも宇宙人って感じにしたほうがいいんじゃないかと観客が思うぐらいのマスク感をかもし出しています(笑)
セリフもマスクごしに、くぐもった声だったりしたらさらに面白かったんですが、さすがにそこまではしなかったみたいです。
たぶん後から声を当てているような感じでした。
さらにすごいのがエリザベスというオバケのQ太郎みたいなのがCGじゃなくて実際に白い布をかぶってるとこ。
いろいろとこのあたりをチープ(安っぽく)してるのはわざとなんでしょう。
でかい犬の定春のクオリティだけ高い
天人という宇宙人やエリザベスはチープなんですが、でかい犬の定春だけは高クオリティのCGでした。
なぜか定春だけクオリティが高いのも面白いです。
さすがに獅子舞みたいにするわけにはいかなかったのかな。
着ぐるみにするという方法もあったのだと思いますが、神楽を背に乗せて走るシーンがあるので着ぐるみじゃ無理だったのでしょう。
牛より一回り大きい犬の定春かわいいですね。
鳴き声が、まるで子犬みたいなのも良かったです。
銀魂知らない人は先にマンガかアニメちょっと見たほうがいいかも
実写版銀魂を面白いと思えるかどうかは、銀魂というコメディのノリについて行けるかどうかだと思います。
マンガなアニメのほうがいろいろと違和感は少ないので、先に1話分ぐらいコミックかアニメを見て自分が銀魂に合うかどうか知っておいたほうが良さそうです。
銀魂がどういうノリなのか知っておいたほうが、実写版もすんなり受け入れられると思います。
私は最初、あまりにもマスク感をかもし出す宇宙人とか、実写なんだけれどマンガ的表現が無理やりに思えました。
しかし以前ちょっと銀魂のアニメを見たことがあったので、まあ銀魂ってこういうノリだよねと納得できました。
慣れてくると笑えてきます。
「実写版銀魂」の感想まとめ
ということで映画「実写版銀魂」の感想でした。
まとめると、
- 長いコントだと思って見たら面白い
- いろいろと自由
- 宇宙人役が明らかにマスクかぶってる感出してるのはわざと
- 定春だけやたらと高クオリティ
- 先にちょっとだけコミックやアニメ見といたほうがいい
といったところです。
最初は戸惑いましたが慣れてきたら面白くなってきました。
銀魂ファンじゃない人は実写版に最初は「なんだこのチープさは…」と戸惑うでしょう。
しかし観ているうちに、狙ってチープにしているところがあるんだなと分かってきて面白くなってくるでしょう。
視聴可能な動画配信サービスサイト
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