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13の理由シーズン1を動画配信で観た感想。みんなで苦しめ合う世界。救いはジェフみたいなやつ。

高校生 ヒューマンドラマ

(※本ページはプロモーションが含まれています)

「13の理由」は、観ていて楽しいとかそういうドラマではなく、社会派のドラマでシーズン1を見終えるとジ~ンと心に響くものがありました。

学生たちの、すごく繊細な心情が伝わってきます。

あまり共感できない人もいれば、このなんともいえないぼんやりとした学生たちの世界に心動かされる人もいるでしょう。

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こんな人にオススメのドラマ

  • 社会派、硬派なドラマを観たい
  • コメディとか現実離れした内容のドラマからちょっと離れたい
  • 思春期の学生たちがメインのドラマが見たい
  • 落ち着いたドラマが観たい。

予告編

あらすじ

アメリカの高校生たちの物語。
ある時、ハンナが自殺をした。学校が陰鬱な空気に包まれるなか、クレイに、カセットテープが届く。
カセットには、ハンナが生前録音した音声が入っていた。
全部で7本あるカセットを聞き始めたクレイは、ハンナの告白に苦しむ自分を見出していく。

主要キャスト

クレイ(ディラン・ミネット)
主人公。ハンナの友達だった男子学生。非常に冷静で世間から一歩引いた雰囲気を持っている。

ハンナ(キャサリン・ラングフォード)
自殺した女子学生。自殺の理由をカセットテープに録音して、死後自分に関わった人々にテープを聞かせるようにした。

トニー(クリスチャン・ナヴァロ)
クレイの親友。面倒見がいい。ハンナのテープをクレイに渡した。

感想

ネタバレなるべくなし。

多感な年頃ということでしょうか。

学生たち
いろんな方面で話題になっているらしい「13の理由」をnetflixで観てみました。

観ていて、面白いとか楽しいっていうドラマではなく、いわゆる考えさせる系のドラマです。

シーズン1、すべて観終わっての感想は、う~んまあ、思春期なのかな・・・っていうことです。

大人になってみれば、まあそういうこともあったねって思えるようなことでも、ハンナの中では、もう自分の世界の終わりのように感じてしまうってことなんでしょう。

ハンナって、容姿は、きれいなほうだろうし、恋愛も、それなりにしているし、どこから見ても、いじめられっ子っていう雰囲気ではないんですよね。

普通に楽しく学校生活を送りそうな子なんですが、ふとしたことで、どんどんと自分の周りの世界が崩れ始めていくっていう怖さというか悲しさというか、そういうのを「13の理由」は描いています。

ハンナが言われて嫌だと思ったことも、もしハンナじゃなくて、あっけらかんとした性格なら笑い飛ばしているかもしれないって思いました。

でも、高校生ぐらいのときって、だいたいみんな自分が他人に、どう思われているのか、どう見えているのかが、ものすごく気になる年頃ですよね。

それにナイーブなところもあるのでしょう。

ハンナの場合、それらのことが積み重なってしまったことで、気持ちが沈んでいったということなのでしょうか。

いずれにしろ、なんだかもやもやした気持ちになってしまいます。

でも、見応えがないとか、途中で観るのを止めてしまいたいとか、そういうふうにはなりませんでした。

今、高校生ぐらいの年代の子が、このドラマを観たら、すごく共感する部分がありそうです。

シーズン2は決定済み。カセットテープは登場しなくなる?

カセットテープ
13の理由、シーズン2が決定しているそうです。

シーズン1で、一応、ある程度の区切りはついたような、そんな感じだったと思うので、シーズン2では、カセットテープは、あまり登場しなくなるのかも。

13の理由を見ていると、10代の人たちのドラマなんですが、大人が見ても、心に響いてくるものがあるのでしょう。

このように重いテーマのドラマがあってもいいと思います。

それも、はっきりとした形で提示されるのではなく、なんとなくもやもやとした不安みたいなものですね。

今、生きている私たちの、この人生って一回きり。

13の理由を見ていると、そんな、一回きりのこの人生なのに、みんなで苦しめ合っているとしか思えないような、そんな感じがします。

楽しいこともあるけれど、13の理由のドラマに漂っている、なんともいえない漠然とした不安みたいなものから、私たちは逃れられないのか・・・なんてことを思うわけです。

ハンナのようになるのか、カフェの店員のようになるのか

カフェ
ハンナとは違う生き方をしているのが、みなとは距離を置いているカフェの店員の女性です。

名前忘れてしまいました。

おそらく、カフェの店員の女性も、ハンナ同様に苦しんだ過去があるのでしょう。

そして死ではなく生きることを選んだのだと思います。それで、どこか擦れた雰囲気がありますよね。

アメリカならではなのかもしれないですが、ハンナ以外の子たちの一部の人たちが、裁判になることを怖れていて、まず、自分が助かろうという、えげつなさが描かれているのが印象的でした。

いわゆる優等生タイプの登場人物が、そんなふうに描かれていたように思います。

優等生タイプの子は、まだ、この年代なのに、自分のキャリアが傷つくみたいな考え方になってしまっているんですよね。

こうしたことも、13の理由を制作した人たちが意図的に描くようにして問題提起しようとしたのかもしれません。

こういう人たちのなかでも、ジェフは、そういったことと無縁な人物でした。

自分のキャリアを守るみたいな考えた方はなくて、楽しく生きていて、仲間を応援するっていう、13の理由の登場人物のなかでは、もっとも気持ちの良い人物でしたね。

ジェフにも、いろいろと悩みはあるのだろうけれど、高校生活楽しんでいこうぜっていう雰囲気があっていいんですよね。

ジェフみたいなのが、もうちょっといれば、もしかしたらハンナに、いい影響を与えたかもしれないです。

それよりも、ハンナが、もしかしたら救われたかもしれないクレイとの関係が、ああいう感じになってしまったのが、ハンナが自分の人生に戻れなくなってしまった最大の原因なのかも。

シーズン2では、そのあたりのクレイの葛藤とかが描かれそうですね。

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