「インドでも刑事」っていうドラマタイトルだけで、これって面白いんじゃないだろうかって思ってnetflixで観てみました。
インドの女優がきれいだな~とか、深刻なシーンなはずなのに底抜けな明るさみたいな雰囲気があって、これが「インド」なのかと勝手に思ったりして楽しめました。
重厚な本格的大作ドラマではなくて、あくまで「ドラマ」として軽く観ると面白いってなるでしょう。
なんというかお決まりのパターンを楽しむっていう感じですね。
深夜のテレビ放映されていて、なんとなく観ていたらなんか面白いなってなるような雰囲気があります。
テンポよくストーリーが進行していくのでつまらないってなることはないでしょうけれど物足りないってなる人はいるでしょう。
インド映画のボリウッドのようなダンスシーンは一切ないです笑
「インドでも刑事」は、こういう人におすすめ
- インドの底抜けな明るい雰囲気を楽しみたい人
- お約束が多い軽く視聴できるドラマを観たい人
- インド美人を観たい人
- コメディっぽいドラマで楽しみたい人
予告編
あらすじ
カナダの警察官ダグは、タレ込みの情報がありトラックを調べるのだが空振りだった。そのことを晒されて笑いものにされるのだが、事態は急展開し始めるのだった。
主要キャスト
ダグ(ラッセル・ピーターズ)
主人公。カナダで警察官をしていたが、ある捜査がきっかけとなりインドとカナダを行き来することになる。
プリヤ(ミシュカ・パーティパル)
インドで弁護士をしている。弱者を助けている。とっても美人。
デビッド・マーロー(ウィリアム・シャトナー)
カナダの実業家。インドでビルを建設しようとしている。悪役。
スタートレックでカーク船長役をしていたあの人です!
感想
なるべくネタバレなし
あくまで「娯楽」として楽しむドラマ
タイトルから想像していたとおり、コメディ風なドラマになっていて、ほんとお気軽に観るドラマです。
主人公のダグは、ちょっとやそっとのことではめげないし、常に俺はいい男なんだっていう信念?を崩さないところがいいですね。
このいい意味での鈍感力みたいなものは見習いたいものだな~なんて思いました笑
ストーリーが二転三転して分かりにくくなっていくっていうことはなく、あくまで単純に話しが進んでいきます。
カナダとインドが舞台になっており、カナダのシーンとインドのシーンが頻繁に切り替わるので、そこでちょっと混乱してしまうことがあるかもしれません。
でも、カナダとインドって国土の雰囲気がまったく違うので、今インド?カナダ?どっちなの?ってことにはならないでしょう。
原題は「The Indian Detective」
googleの自動翻訳してみると、「インド探偵」って出てきました。たしかに探偵でしたね。
ひどい事件なのに、底抜けに明るい雰囲気が終止変わらないドラマ
ドラマの中で放火されたり人が亡くなったりといったシーンがあるんですが、そんなシーンでもどこか明るい陽気な雰囲気なんですよね笑
昼メロとか探偵物シリーズで毎回人が亡くなったところから始まるとか、そんなドラマならではの雰囲気。
インドでも刑事は全4話と短いわけですが、なんというか昔ながらのお決まりの刑事物の雰囲気がインド色に染まった感じです。
インドって格差社会でリアルでは大金持ちが住む地域とスラム街があるのでしょう。
それで過酷な暮らしをしている人々がけっこういたり、修行をしている僧侶みたいな人がいたり、そこらじゅうで牛が歩いているイメージがあります。
でも、IT系で優秀な人が世界で活躍していたりしますよね。
そんなまさに、いろんなものが混ざった状態のカオスな国なのかななんて勝手に思っているんですが、そこから発生する失うものがない陽気さがインドにはあるような気がしないでもないです。
そんなインドの雰囲気が「インドでも刑事」で登場するインドのシーンで出てきているように思います。
たぶんインドでも撮影したのでしょう。
スラム街の雑多な雰囲気には、ある種のパワーみたいなものを感じました。アジアならでなの雰囲気みたいなのでしょうか。
弁護士プリヤ役の女優が超美人
主要なキャストで、いろんなシーンで活躍します。
このプリヤ役の女優が、ものすごく美人なんですよね。
インドならでは(?)の目鼻立ちがはっきりとしていて、くりっと大きい目が輝いています。
ミシュカ・パーティパル(Mishqah Parthiephal)という人です。
南アフリカ出身みたいなんですが詳しいことは分かりません。
インド系なのかな。
インドのエンターテイメント界で有名なんでしょうか。
モデルでもあるみたいです。
アメリカの映画とかドラマには、あまり出演していなさそうですね。
「インドでも刑事」はインドではなくカナダの製作会社みたいなところが作ったみたいですから、これを機にカナダのドラマや映画にも出演していくのかな。
そのうちハリウッドでみたいなことになるのかも。
netflixのインドものでおすすめです
「インドでも刑事」はカナダで作られたわけですが印象に残るのはインドの風景ですね。
ネットフリックスのインドもの作品のなかでも「インドでも刑事」は軽くドラマを観たいときにオススメです。
カナダは、どこか閑散としいてよくある都会とその周辺の町という雰囲気ですが、インドは高級マンションがあったり露天商がいたり屋台があったりスラム街があったりなどなど、ほんとバラエティに富んだ街並みの風景が映し出されます。
カナダは移民を多く受け入れているらしく、いろんな系統の人々がカナダで暮らしているのでしょう。
そういえばnetflixのドラマ「トラベラーズ」もカナダでの製作でアメリカを舞台にしてはいるものの俳優はカナダ人が多いようです。
netflixをはじめとして、動画配信サービスが多く登場してきていて、ドラマじゃなくて映画でも映画館よりも先にネット上での動画配信が先行しているケースがありますよね。
こうした状況になってくると、なにもアメリカだけではなくて、カナダやオーストラリアやヨーロッパ・アジア方面の国で製作されたものでも動画配信サービスで全世界で配信開始されたものが、すごく面白いって評判になるっていうことが十分に考えられます。
今はまだ映画やドラマはアメリカ中心ですが、netflixなど世界展開しているサービスで、様々な国で製作された映画やドラマが手軽に視聴できるようになってくるのでしょう。
netflixオリジナルでは、すでにいろんな国のドラマが出てきていますよね。
そうなってくると「インドでも刑事」みたいに、アメリカ以外が舞台となるドラマで面白いのが増えてきそうです。
コメディとして突き抜けているわけではなくて、そこそこ笑わせてもらえる
インド映画というと唐突にみんなが一斉に踊りだすみたいなのが定番ですが「インドでも刑事」では、そういうダンスシーンはありません。
あっても面白そうですが。
一応コメディのジャンルに入るドラマみたいですが、そこまでおバカをしたりブラックジョークが出てきたりなどコメディばっかりっていうわけでもないです。
普通にちょっと明るい雰囲気で刑事物のストーリーが進んでいきます。
意外性みたいなものはなくて、「これでいいのかな・・・まあ、いいか!」って思わせてくれるような、いい意味での適当さのあるストーリーですね。
最後のあたりのダグの父親の種明かしでは、ああそうなんだ…う~ん、まあ良かった良かった一件落着したわけだし・・・なんて思ってしまいました笑
全体的に陽気な雰囲気が漂っているのは主人公ダグ役のラッセル・ピーターズがコメディアンだからなのかもしれないですね。
けっこう有名なコメディアンみたいです。
まとめ
ネットフリックスで軽くドラマを観てみたいっていう人にオススメですね。
全4話と短めだし、ライトな感じで観ることができます。
たぶん最初から4話構成で作るっていうドラマだったのでしょう。4話で打ち切りになったとか、そういうことではないと思います。
こういう短い話数でドラマを作るというのは、最近のnetflixの戦略の一つなんでしょうか。
ゴッドレスもそうでしたが、短めにドラマを作ってみて視聴者の反応を観ているみたいなことなのかな。
※2017年12月28日時点での配信情報です。配信または見放題が終了している場合がございます。最新の配信状況については各サービス公式サイト・アプリにてご確認ください。
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