TVアニメ「響け！ユーフォニアム」の1期って面白いのかな？
という人のためにDアニメストアでTVアニメ「響け！ユーフォニアム」1期を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「響け！ユーフォニアム」1期の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、「響け！ユーフォニアム」1期を観るかどうかこの記事を参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価（5点満点）
気楽に見れる日常系アニメや、異世界ものが見たい人にはオススメしません。
それでは「響け！ユーフォニアム」1期のあらすじ、監督・制作会社・声優、ネタバレなしの感想をどうぞ！
あらすじ
黄前久美子は北宇治高校吹奏楽部に入部した。
新しい顧問滝先生がやってきたことで、北宇治高校吹奏楽部は本気で全国大会を目指す部へと変化していく。
どこか冷めた性格だった黄前は、部活動をとおして変わっていくのだった。
監督・制作会社・声優
監督石原立也
制作会社京都アニメーション
黄前 久美子（おうまえ くみこ）/黒沢ともよ
主人公。ユーフォニアム担当。ユーフォニアムが好き。
高坂 麗奈（こうさか れいな）/安済知佳
トランペット担当。一年生ながら北宇治高校吹奏楽部のなかで一番トランペットがうまい。
感想（ネタバレなし）
ストーリー部分には、ほぼ触れないようにレビューしています。
本気になる良さ。吹奏楽部の熱い物語
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「全国大会を目指す」という部の目標が、ただのスローガンになっていた北宇治高校吹奏楽部。
誰も本気で全国大会に行こうなんて思ってないし、行けるなんて考えてもいなかった部の状況が変わっていく物語です。
新任の顧問滝先生がやってきて、最初に部員たちに問いかけます。
「全国大会を目指すのか」
「ただ楽しく部活動できればそれでいいのか」
いきなり滝先生に問いかけられて、部員たちは今までの流れで「全国大会を目指す」ことを部の目標に決めます。
部員たちは、
一応目標は全国大会だけど、まあ無理だよね
と最初からあきらめている、本気ではない空気になっているんですね。
しかし、部員たちの「目標、全国大会」の決定を了承した滝先生は、本気で全国大会を目指すための指導をはじめるんです。
いろいろありつつも北宇治高校吹奏楽部が変わっていくところがいいですね。
大人になって忘れてしまっていた”情熱”みたいなものを思いださせてくれる
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本気になって物事に取り組むと、
そういったことが、なんとなく冷めた態度でいるよりも濃いものとなっていきますよね。
つらいことあるけれど、うれしいこともあって日々に充実感が生まれます。
「響け！ユーフォニアム」という物語は、そんな”充実感”を思い出させてくれるとこがいいんですね。
あくまでスローガンでしかなく本気にしていなかった「全国大会出場を目指す」という目標。
滝先生が本気で部員たちの指導を始めたことで、部員たちはだんだんと本気になっていくんですね。
そんな北宇治高校吹奏楽部の部員たちの物語を見ていると、大人になって失ってしまったというか捨ててきた情熱を思いださせてくれるんです。
なんとなく、
このままこんな感じで人生過ぎていくのかな・・・
という、
を自分の人生に感じている人は「響け！ユーフォニアム」を見ると、
もっと自分の人生を充実させたい！
という気持ちになってきますよ。
映画「リズと青い鳥」で登場した人や場所が出てきて楽しい
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「響け！ユーフォニアム」はTVアニメや映画があるんですが、スピンオフの映画もあります。
それが「リズと青い鳥」というタイトルの映画。
僕はこの「リズと青い鳥」を先に見ていました。
なので「響け！ユーフォニアム」で「リズと青い鳥」で登場したキャラクターや場所があると、
といったことを知る楽しみがありましたね。
「リズと青い鳥」は「響け！ユーフォニアム」と違って非常に静かな抑制された雰囲気のなか繊細な物語が展開されます。
「響け！ユーフォニアム」の人間ドラマや細やかな演出部分が好きな人は、「リズと青い鳥」きっと楽しめるはずですのでオススメです。
「リズと青い鳥」はフルートの希美とオーボエのみぞれの2人が主人公ですよ。
12話（第十二回）「わたしのユーフォニアム」でボロ泣き
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「響け！ユーフォニアム」1期のなかで、一番感動したのが12話（第十二回）「わたしのユーフォニアム」上手くなりたい！のとこ
制作側もこのエピソードは、ものすごい力入れたんじゃないでしょうか。
主人公の黄前久美子が、ある理由ですごく悔しい思いをします。
黄前が悔しがるシーンがあるんですが、ここまで”くやしさ”を表現した作品って、なかなかないと思うほどのすごさがありました。
黄前自身のなかから、どうしようもなく湧き上がってくる、
くやしくて、くやしくて、くやしくて～～～～
ど～～～～～～しようもない気持ちが伝わってくるシーンなんです！
もうほんと涙なしには見られない名場面でした。
TVアニメ「響け！ユーフォニアム」1期これから見るっていう人は、この12話までぜひ楽しみにして見続けてください。
いきなり12話だけ見ても感動は薄いものになると思います。
1話から積み重ねられてきた、
こういったことが折り重なって12話で爆発します。
楽器やってる人だけでなく、なにかに一生懸命に取り組んでいる人はすごく共感できますよ。
細やかな演出の積み重ねとキャラの熱い気持ちが伝わってきて見応えあり
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「リズと青い鳥」での圧倒的繊細さをもった演出の数々。
この「リズと青い鳥」は山田尚子監督です。
山田尚子監督は「響け！ユーフォニアム」ではシリーズ演出として関わってるみたいです。
アニメ「響け！ユーフォニアム」のどの部分で山田尚子監督が演出したのか分かりませんが、多くの部分で演出してるんじゃないかなって思うんですね。
たとえば、あるエピソードで部活の資料を滝先生がプリントしてるんですが、部員全員と先生の分かな？65枚コピーしてるというシーンがあります。
その後部員にあることに参加してもらうという流れになるんですが、
部員に参加してもらう＝コピー枚数による気づきの表現
というふうな演出をしていると思うんですね。
こうしたセリフに頼らない演出って映画「リズと青い鳥」では、ものすごい量あるんです。
こういう、
が折り重なることでアニメ「響け！ユーフォニアム」は、すごく魅力的な物語となっていますよ。
シリーズ演出という役割がどういうことをするのか知らないんですが、山田尚子監督はアニメ「響け！ユーフォニアム」での経験を最大限に生かして「リズと青い鳥」を制作したのではないでしょうか。
アニメ「響け！ユーフォニアム」見てて、
という部分がとくに気に入った人は映画「リズと青い鳥」もぜひ見てみてくださいね。
物語そのものだけでなく、圧倒的物量で押し寄せてくる演出の数々に感動できますよ。
アニメ「響け!ユーフォニアム」1期ネタバレなし感想まとめ
ということでアニメ「響け!ユーフォニアム」1期のネタバレなしの感想でした。
まとめると、
といったところです。
「リズと青い鳥」を見て感動してから「響け！ユーフォニアム」気になってましたが、実際見てみてこんなに面白いとは思ってなかった！
「リズと青い鳥」とはキャラクターの作画がだいぶ違うので、見るかどうか迷ってた僕ですが見てほんと良かったと思います。
アニメ「響け！ユーフォニアム」1期を見る方法
アニメ「響け！ユーフォニアム」1期を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ（2021年1月21日時点）
（配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。）
ブルーレイ・ＤＶＤソフトを購入すれば、ずっといつでも繰り返し観れる
動画配信サイト（ＶＯＤ）で配信されている映画やドラマなどは配信終了することもあります。
もう一度観ようと思っていたのに配信終了していたら悲しいですよね。
何度も繰り返し観たい作品の場合は、ブルーレイかＤＶＤソフトを購入しておけば、ずっといつでもお気に入りの映画やドラマを観返すことができて安心です。
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