天気の子の映画観てきた!小説も読んだほうがいいかな?
と思っている人のために劇場で天気の子観てきて小説も読んだ僕が天気の子の小説は買うべきか、読むべきかについて書いています。
小説 天気の子 (角川文庫)
それでは、もっとくわしく天気の子の小説を買うべき理由や買わなくてもいい理由について解説していきます。
天気の子の小説を買うべき人、買わなくていい人
- 映画の雰囲気をもう一度思い出したい
- 劇場に何回も観に行く時間がない
- 新海監督のあとがきとRADWIMPS野田洋次郎の解説を読みたい
- 少しでもいいから登場人物の心情を知りたい
- 映画版とは違うストーリー部分があれば読んでみたい
- 登場人物の心情描写がたくさんあることを期待している
- 映画天気の子1回観ただけで十分満足
という感じですね。
以下で、天気の子の小説を買うべき人と買わなくてもいい人の理由をくわしく解説していきます。
天気の子の小説を買うべき・読むべき人
映画の雰囲気をもう一度思い出したい
天気の子の小説のストーリーは映画版とほぼ同じなので、映画の天気の子の雰囲気をもう一度味わうことができます。
僕は映画を観てから小説を読んだんですが、小説を読んでいる間ずっと映画のシーンが頭の中で再現されてました。
ですので、映画天気の子をもう一度思い出したいときは小説版を読むといいですよ。
劇場に何回も観に行く時間がない
天気の子の映画を観て感動した!また観たい。繰り返し観たいって思っても仕事とか予定とかで、なかなかもう一度観に行く時間が作れないっていう人は、小説版を読むことをオススメします。
映画と違って小説にはメリットもあります。
スキマ時間を使って読める。
っていうメリットですね。
映画版は2019年9月現在だと劇場でしか観れないので、どうしても2時間ほどは時間を空けないといけません。
でも小説なら通勤・通学途中とか、ちょっとした空き時間にサッと続きを読んでいくことができますよね。
新海監督のあとがきとRADWIMPS野田洋次郎の解説を読みたい
小説版には新海誠監督の「あとがき」とRADWIMPS野田洋次郎の「解説」があります。
新海監督のあとがきでは「天気の子」をどういう思いで作ったのか、ラストシーンがどうできあがったのかのエピソードなどが書かれています。
すごく興味深く読むことができました。
たとえば天気の子で風俗関連やああいうホテルまで出てくる理由の1つとか、ラストシーンを完成させるときに、RADWIMPSのある曲が大きな役割を果たしていたことなどが書かれています。
RADWIMPS野田洋次郎の「解説」では野田洋次郎さんの「天気の子」制作への関わり方や新海監督の人となり、エンドロールの時に流れる曲について、歌詞について考えていたことなどが分かります。
観客に歌詞がどう届くかを、ここまで考えているんだという驚きがありました。
とくにラストシーンをどうするかのエピソードは良かったです。
少しでもいいから登場人物の心情を知りたい
小説天気の子は映画よりも帆高、陽菜、須賀、夏美の内面が書かれています。
映画のあのシーンでこういうことを感じていたんだということがちょっと分かりますよ。
ただこうした登場人物の心情、心の声などが盛りだくさんで書かれているのかというと、そこまでじゃないんですね。
帆高、陽菜、須賀、夏美など天気の子の登場人物たちのことが映画よりももっと掘り下げられて書かれているというのを期待してると、ちょっと期待はずれとなってしまうかもしれません。
ただ帆高が警察署から逃げたことを聞いた須賀が自分で気づかずに泣いていた理由が小説版では詳しめに書かれています。
僕はこの須賀の場面を読んだときに「なるほど、それで須賀は涙を流したんだ。」と納得でした。
映画だと須賀が自分で気づかずに泣いていたのはなぜなのかいまひとつ理由が分からなかったです。
天気の子の小説を買わなくてもいい人
映画版とは違うストーリー部分があれば読んでみたい人
天気の子小説版は映画版とそこまでストーリーは変わらないので、映画版とは違うストーリーがあるといいかなと思っている人は小説版は読まなくていいと思います。
たとえば、映画版にないエピソードが挟まれているってことがないですね。
「言の葉の庭」の小説は映画版にないエピソードが盛りだくさんで書かれているんです。
もし映画版言の葉の庭が好きな人で小説版を読んでいない人がいれば、ぜひ言の葉の庭の小説版を読んでみてください。
小説「言の葉の庭」の感想記事も書いています。
登場人物の心理描写がたくさんあることを期待している
小説版天気の子は映画版よりは登場人物の内面が書かれていますが、そんなにガッツリとは書かれていません。
心理描写は補足的な感じなんですが、映画では分からなかった心理が分かる部分もあるので満足できる人はいるかと思います。
ただ個人的には期待してたほど心理描写がありませんでした。
サイドストーリー的な小説やマンガが発売されれば、もっと天気の子を深く知ることができそうですね。
映画天気の子1回観ただけで十分満足してる
映画天気の子を1回観て、もうそれで満足している人は小説版は読まなくてもいいと思います。
なぜかというと映画版と小説版はストーリーに大きな違いはないからです。
小説版はもう一度天気の子を観たいけれどなかなか観に行けない人が読むのが最適ですね。
天気の子の小説を買うべきか、読むべきかのまとめ
ということで天気の子の小説を買うといいのはどんな人か、逆に買わなくてもいい人はどんな人かについてでした。
まとめると、
- 映画を思いだしたい。
- もう一度映画観たいけど観に行く時間がない。
- 新海監督のあとがきやRADWIMPS野田洋次郎の解説が読みたい。
- 帆高が警察署から逃げたことを聞いた須賀が泣いた理由を知りたい。
- 映画とは違うストーリー(サイドストーリーとか)あれば読んでみたい。
- 登場人物の心理描写をたくさん読みたい。
- 天気の子の映画を1回観て充分満足した。
といったところです。
個人的には映画版天気の子で十分満足できた人に小説も絶対オススメとは言えないかなって思います。ほぼ映画と一緒なので。
ただ映画を繰り返し観たいけれど、なかなか観に行けないっていう人には天気の子の小説はオススメです。
天気の子の小説を読んでいると映画のシーンが頭の中で展開されるので楽しむことができます。
小説 天気の子 (角川文庫)
おまけ(裏表紙のサインで見れる動画を観てみた)
角川文庫の小説「天気の子」の初回分には本のカバーを外した裏側(表紙裏)に印字された新海誠監督のサインがあります。
このサインをKADOKAWAアプリの「ARであそぶ」にあるスペシャルメッセージ動画を視聴で起動するカメラで読み取ると、そのまま特典の動画が始まります。
KADOKAWAアプリ
株式会社KADOKAWA無料posted withアプリーチ
KADOKAWAアプリを初めて使うとき「誕生日を入力してください。」と出てきますが、誕生日を入力しなくても天気の子のスペシャルメッセージ動画を観ることはできます。
小説天気の子初回限定特典スペシャルメッセージ動画の感想
ということでKADOKAWAアプリで小説天気の子初回限定特典スペシャルメッセージ動画を観てました。
感想は正直「これはスペシャルだ!」っていう動画ではなかったです。
「へぇ~そうなんだ。」ぐらいの感想しかもてませんでした。
スペシャルメッセージ動画の内容は、
- 新海誠監督
- 醍醐虎汰朗
- 森七菜
の3人が出演して、
醍醐虎汰朗と森七菜が新海監督に天気の子の小説について質問するという内容です。
新海監督が映画と小説の創作方法の違いなどを答えていましたね。
新海監督・醍醐虎汰朗・森七菜の3人が一緒に映ってる動画が観たいっていう人にはいい映像だと思います。
当ブログの「天気の子」関連の記事を「新海誠監督アニメ映画天気の子ブログ管理人の感想・考察・曲・小説・話題・批判まとめ」にてまとめています。読んでいただくと、より「天気の子」の世界を楽しむことができるようになりますよ。
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