リズと青い鳥感想。面白い。すごい超名作映画。のぞみとみぞれの感情表現に圧倒される

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この記事は約10分で読めます。

「リズと青い鳥」って面白いのかな?

という人のためにAmazonプライムビデオで「リズと青い鳥」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。

この「リズと青い鳥」の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。

ですので、「リズと青い鳥」を観るかどうかこの記事を参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。

ひとこと感想&評価(5点満点)

「リズと青い鳥」おすすめの人
  • 「聲の形」で感動した人
  • 「響けユーフォニアム」観てた人
  • 山田尚子監督作品に注目している人

「聲の形」あんまり良いと思えなかった人や、今は分かりやすい気楽に観れる映画がいいという人にはオススメしません。

それでは「リズと青い鳥」の予告編動画・あらすじ、監督・登場人物(声優)、ネタバレなしの感想をどうぞ!

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予告編動画・あらすじ

『リズと青い鳥』ロングPV

「リズと青い鳥」という作品をテーマとした曲を、吹奏楽部で演奏することになった。

メインのフルートはのぞみ
オーボエはみぞれ

みぞれは昔ひとりぼっちだったが、のぞみが「吹奏楽部に入ろう」と声をかけたことで友達になった。

感情表現が苦手なみぞれは人間関係に無関心になりがちで、1人になることが多くみぞれにとってのぞみの存在は大きかった。

「リズと青い鳥」の練習が始まるが、のぞみのフルートとみぞれのオーボエの息が合っていないとの指摘を受ける。

のぞみとみぞれの関係が少しずつ変わっていくのだった。

監督・登場人物(声優)

監督山田尚子

傘木 希美(かさき のぞみ)/東山奈央
フルート担当。みぞれを吹奏楽部に誘った。明るく社交的な性格

鎧塚 みぞれ(よろいづか みぞれ)/種﨑敦美
オーボエ担当。感情表現が苦手で1人になりがちな性格

感想(ネタバレなし)

ストーリー部分には、ほぼ触れないようにレビューしています。

映画始まって数分で、細やかな表現に圧倒される。


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とくに吹奏楽に興味はなく、それほどでもないのかなと思ってた「リズと青い鳥」

しかし「聲の形」繰り返し見てたので、同じ山田尚子監督の「リズと青い鳥」は気になってました。

Amazonプライムビデオの見放題対象作品になったら見よう、早く対象作品にならないかな…と思ってたんですが、プライムビデオのdアニメチャンネルで配信開始されてたので待ちきれず有料でもいいので「リズと青い鳥」視聴。

もう開始数分で「これはすごい」と圧倒されました

のぞみが登校してくるのを待ちわびるみぞれ。

それだけのシーンのなかでのみぞれの目やしぐさなどなど、たくさんの感情が感じられるものがあって、むちゃくちゃ細やかな表現がされてるんですよね。

もうこれは名作間違いなしだなと思った瞬間でした。

間違いなく名作


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最後まで見終わって、しばらく放心状態でした

すごすぎてなにも考えられないというか、頭の中にいろんな感情がうずまいて整理しきれないというか。

「リズと青い鳥」間違いなく名作です。

もし山田尚子監督が、今よりももっと有名になれば「リズと青い鳥」も代表作の1つとしてより注目を集める作品になるのが当然というぐらいの良さがありました。

才能・嫉妬・依存・執着いろんな感情が穏やかな作風のなかにうずまいている


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のぞみとみぞれ。

この2人だけなのに、細やかなアニメーションの表現によって、ものすごくたくさんの感情が感じ取れて圧倒されます。

才能・嫉妬・依存・執着・喜び・悲しみ

静かな作風なのに、嵐のように2人の間で感情が揺れ動いていることが分かるんですね

しかも、「喜びと悲しみ」「嫉妬と執着」がそれぞれあるのではなく混ざり合っているところが、見ててたまらない気持ちになってきます。

みぞれは感情表現が苦手だからこそ、演奏に自分の思いのすべてをこめることができるのかな


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「リズと青い鳥」見てるとわかりますが、みぞれはのぞみに見捨てられないように必死にオーボエの練習をしていました

映画では才能が開花したみたいに感じられるかもしれませんが、のぞみの想像を超えるほどの練習量をこなしてきているのでしょう。

なぜみぞれはそんなにもオーボエの練習に励むことができたのか。

これは「リズと青い鳥」見てるとわかります。

みぞれは感情表現が苦手で自分のなかに閉じこもりがちな性格。

そんなみぞれにとってのぞみと一緒にいられることが、なによりも大切なことだったんですね。

のぞみと一緒にいるために、ただそのことだけのために必死でオーボエの練習をしてきたみぞれ。

みぞれは感情表現が苦手だからこそ、オーボエの演奏をうまくなって、そのことでのぞみとつながっていたいという強い思いがあったからこそ、ものすごい練習をしてきたんでしょう。

こういった考察みたいなことをしたくなるシーンが「リズと青い鳥」には、ものすごくたくさんありますよ。

見終わってすぐにもう一度見たいと思えるほど、濃密な表現が続く


映画『リズと青い鳥』ED主題歌「Songbirds」(Amazonへ)

「リズと青い鳥」一回目見終わったときはエンドロールが終わったあとも、しばらく放心状態でした。

登場人物たちのしぐさとかセリフとかにこめられた、あまりにも多くの濃密な感情表現があるので、物語のなかに入り込んですごく集中して見てしまうんですね

たぶん繰り返し「リズと青い鳥」見ているうちに、

あ、このシーンはこういうことを表しているんだな

という気づきがあって、ますます「リズと青い鳥」のすごさを知ることになる予感がします。

繊細で細やかなアニメーションによる表現は「聲の形」のときより、より深いものになっているんじゃないでしょうか。

追記

この記事の下書き書き終わったあとも「リズと青い鳥」繰り返し見てました(今、これ書いてる時点で3回目見終えました)

やはり繰り返し見ると新しい気づきがあって、ますますこの作品のすごさが分かるようになってます

音響がすごくいい。びっくりするほど。まるで映画館で観ているかのよう


映画『リズと青い鳥』オリジナルサウンドトラック「girls,dance,staircase」(Amazonへ)

映画がはじまってすぐすごく音がいいことに気づきました

セリフの響き方とか楽器を組み立てるときの音。

すべての音がまるで映画館のなかで聞いてるような、そんな感じがしました。

「リズと青い鳥」音響にもかなり力を入れているんじゃないでしょうか。

足音が多かったのは、のぞみとみぞれの関係性を表すために、わざと大きく鳴らしていたんだと思います。

テーマは「disjoin」本当のつながり

映画のはじめに「disjoin」と表示されます。

disjoinは「〜を分離させる」という意味。

のぞみとみぞれの関係性を表してる言葉ですね。

そしてラストで、また違う英単語が表示されるシーンがあります。

disjoinが動詞なとこも、なにか監督の意図がありそう。

のぞみとみぞれを分離させているものはなんなのか

このことを意識しながら「リズと青い鳥」を観ると、より理解が深まると思います。

「聲の形」はディスコミュニケーションがテーマの物語でした。

山田尚子監督はなんらかの失われていたつながりが、つながっていく過程を描く物語が好きなのかもしれませんね。

「響けユーフォニアム」見てなくても大丈夫


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「リズと青い鳥」はテレビアニメ「響け!ユーフォニアム」の一部のストーリーを映画化した作品らしいです。

ということは「響け!ユーフォニアム」見ていないと「リズと青い鳥」観てもよく分からない状態になるんじゃないの?

という心配はありますよね。

でも「響け!ユーフォニアム」観てなくても「リズと青い鳥」は楽しめます。大丈夫です。

僕も「響け!ユーフォニアム」まったく見たことないんですが「リズと青い鳥」ものすごく心動かされました。

のぞみとみぞれ、2人の関係性はすぐわかるようになっているので、ぜんぜん見れますね。

やっぱりここまでの細やかな心の動きを表現できるのは、アニメーションだからなんだと思う


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「リズと青い鳥」はキャラクターのしぐさとか表情によって、さまざまな感情を感じ取ることができるようになっています。

ものすごく細やかな表現がずっと続くんですね。

その丁寧なアニメーションの表現に圧倒されてしまいます

たぶん実写だとここまでの細かい表現を描くことは、かなり難しいんじゃないでしょうか。

実写だと役者の演技があるし、役者の意思もあるので監督の思い描いたことをすべて表現しきるというよりは、役者の演技と監督の意図するところとのコラボレーションみたいになりやすいのかも。

アニメーションのほうが、おそらく一つのシーンに監督の意思が反映されやすいんじゃないかと思います。

さらに、このシーンをどうするかということにかけることができる時間もアニメーションのほうがありそうですよね。

京都アニメーションの優れたスタッフたちによるハイレベルなアニメーションによって、山田尚子監督の意図するところが、ほとんどすべて反映されてるのかなって思います。

「リズと青い鳥」ネタバレなし感想まとめ

ということで「リズと青い鳥」ネタバレなしのレビューでした。

まとめると、

  • 映画始まって数分で、細やかな表現に圧倒される
  • 間違いなく名作
  • いろんな感情が穏やかな作風のなかにうずまいている
  • みぞれは感情表現が苦手だからこそ、演奏に自分の思いのすべてをこめることができるのかな
  • 見終わってすぐにもう一度見たいと思えるほど、濃密な表現が続く
  • 音響がすごくいい
  • テーマは「disjoinからjoinへの変化」本当のつながり
  • 「響けユーフォニアム」見てなくても大丈夫
  • ここまでの細やかな心の動きを表現できるのは、アニメーションだからなんだと思う

といったところです。

「リズと青い鳥」ここまですごいとは思ってませんでした。

名作です

もし「リズと青い鳥」観て良かったっていう人は、ぜひ同じ山田尚子監督の「聲の形」も観てみてください

「リズと青い鳥」は、あまりにも繊細な感情表現に圧倒されますが、泣ける度は「聲の形」のほうが上かなと思います。

山田尚子監督の次回作が、すごく楽しみです。

「リズと青い鳥」でこれだけの名作を作り上げる監督ですから、次の作品はいったいどんな境地にいたるのか期待せざるをえません

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