銃で撃たれたときにスマホの部品が脳に入り込み、あらゆる電子機器を考えるだけで操作するようにできるようになった少年の恋物語です。
ゲームオブスローンズのアリア役の女優メイジー・ウィリアムズが出演しています。
特殊能力系の映画ですが、派手なアクションがあるわけではなく全体的に静かな雰囲気の映画です。
スマホの部品と人間の脳が融合したら、もしかしたらこういうふうになるのかもっていうリアルさが少しあります。
SF+淡い恋の物語となっていて、爽やかに楽しめる映画です。
「iBOY」は、こういう人におすすめ
- 人間の脳と電子デバイスの融合という設定のSFが好きな人
- メイジー・ウィリアムズが好きな人
- 攻殻機動隊の電脳の設定が好きな人
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=FbEWtpSmJXg
あらすじ
ある夜ルーシーが何者かに襲われる。ちょうど、ルーシーの家に訪れたトムは襲撃者たちに追いかけられる。襲撃者たちは逃げるトムに銃を撃った。弾はトムのスマホに命中。スマホの部品がトムの脳に入り込んでしまった。それから、トムは変わり始めた。
主要キャスト
トム(ビル・ミルナー)
事件に巻き込まれスマホの部品が頭の中に残ってしまう。
それから考えるだけで電子機器を操れるという特殊能力が備わった。
ルーシーに惚れている。
ルーシー(メイジー・ウィリアムズ)
トムの同級生の少女。事件に遭遇してしまい学校に行けないようになる。トムと仲がいい。
感想と評価
なるべくネタバレなし
爽やかさが漂う現代劇+SF
スマホの部品と脳が融合して主人公が特殊能力を発揮するというストーリーだと、派手なCG処理されたシーンが満載の映画だと思いがちですが、iBoyは、そんなに派手な演出はありません。
リアルに人間の脳とネットとスマホが直接繋がると、こんなふうになるんじゃないかというCG処理になっています。
人間の脳では電気信号が行き交っていますから、スマホの部品が、人間の脳の電気信号の電力で動くのでしょう。
主人公の少年が悪者を退治する動機は、あくまで恋する女の子のためっていうところがいいです。
iBoyっていうのは主人公の少年が恋する女の子を、自分の正体を隠して助けるためのハンドルネーム(ニックネーム)です。
主人公の少年は恋する女の子のために正体を隠したヒーローになるんですよね。
そんな少年がけなげで透明感のある役者なので、映像から漂う雰囲気が爽やかさで、iBoyを見終わったあとは、ちょっとした清涼感(さっぱりとした気分)を味わえます。
メイジー・ウィリアムズは、やっぱりアリアが似合う
主人公の少年トムが惚れている少女ルーシー役は、ゲームオブスローンズのアリアやくで有名なメイジー・ウィリアムズです。
可憐でかわいいルーシー役を好演していますが、やはりどうしてもアリア役のほうが似合ってるなっていうことを思ってしまいます。
どうしても太い眉毛に目がいってしまう…
アリア役のときは眉毛のことは気にならないんですが。
眉毛のことはさておき、やはりアリア役のメイジー・ウィリアムズを見慣れてしまっているからなんでしょう。
iBoyのメイジー・ウィリアムズ、ゲームオブスローンズよりも小さく見えましたが身長何センチなんだろうと思って調べたら155cm!
やっぱり、かなり身長低いほうなんですね。
年齢は2018年現在20歳だそうです。
20歳でゲームオブスローンズや映画のメインキャストを演じるってすごいですね。
街が光であふれている様子はマトリックス
街が電子機器の光であふれているシーンは、どうしてもマトリックスの3作目のレボルーションを思い浮かべてしまいます。
iBoyが面白かったという人で、まだマトリックス3部作を観たことがない人は、ぜひ観てみてください。
とくにマトリックス第1作目は傑作です。
ラストの愛の表現のシーンは仮想世界の設定がうまく使われていて感動します。
iBoyを観ていると、現代社会がいかに電子機器やネットによって成り立っているのかということがわかります。
トムに備わった能力は現代社会では最強クラスですよね。
一見ひ弱そうなトムが特殊能力で活躍するのって面白いです。
もしかしたら続編製作されたりするのかな?
Netflixで日本語吹き替えで視聴できます。
iboyはネットフリックスで2018年1月現在配信中です。
字幕でも日本語吹き替えでも視聴可能です。
日本語吹き替えで観るには設定をする必要があります。
パソコン・PCでの設定方法を解説します。
まずはネットフリックスでiBoyのページにアクセスして再生開始します。
そして右下にある四角い吹き出しのようなマークにカーソルを持っていきます。
すると音声と字幕の設定画面が出てきます。
そこで音声を「日本語」にして字幕を「オフ」にすれば日本語吹き替えでの視聴ができます。
android端末やiPhoneなどのスマホやChromecast、Apple TVでの「音声」と「字幕」の設定方法はこちらのNetflixの公式ヘルプページにあります。
https://help.netflix.com/ja/node/372
まとめ(恋+SFの映画)
iBoyは、さらっと楽しめる恋物語とSF、サイバーパンク的映画でした。
原作の本があります。
といってもペーパーバックの洋書ですが。
ケビン・ブルックスという作家が書いている小説です。
映画は、全体的にさらっと描かれていますが、小説ではもっと細かく設定のあたりが書かれているのかも。
脳に電子デバイスみたいなのを入れたりということはすでに実験みたいなことが行われているようです。
iBoyみたいに、あらゆるハッキングをしたりとかっていうのは無理でしょうけれど、手を触れないで目的のものを動かすとかはできそうですよね。
考えただけでテレビのスイッチを入れたりとか消したりとか。
そのうち魔法みたいなことが現実でも可能になっていきそうですね。
iBoy、爽やかに楽しめた映画でした。
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※2018年7月29日時点での配信情報です。配信または見放題が終了している場合がございます。最新の配信状況については各サービス公式サイト・アプリにてご確認ください。
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