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マルコポーロ シーズン1を動画配信で観た感想 S2で打ち切りでも面白い

モンゴルの平原 アドベンチャー

(※本ページはプロモーションが含まれています)

ドラマ マルコ・ポーロ

巨額の製作費がかけられたにもかかわらず、シーズン2で打ち切りということで、つまらないんじゃないかと思って観るかどうか迷っている人いるんじゃないでしょうか。

そんな人は、ぜひドラマ マルコ・ポーロを視聴してください。

面白いです。

莫大な費用がかけられただけあって、重厚な雰囲気のドラマになっています。

カンフーシーンが豊富にあって中国武術好きな人には、さらに見応えがあるでしょう。

シーズン2で打ち切りなのが残念なぐらいです。

それではドラマ マルコ・ポーロ、レビューしていくので視聴するかどうか参考にしてください。

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こういう人におすすめ

  • 大歴史スペクタクルドラマが観たい
  • カンフーの格闘シーンが観たい
  • 大帝国を築いたモンゴル帝国の雰囲気を味わいたい

予告編

予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=yyCjionGamk

予告を観るだけでも壮大な世界観と豪華なセットやロケ地で製作されたことが分かります。

ネットフリックスは、ドラマ「マルコ・ポーロ」製作にかなり力を入れたのでしょう。

あらすじ

マルコ・ポーロは冒険を夢見ていた。父がアジアへ旅へ出ると知り無理矢理ついていく。モンゴル帝国のフビライ・ハーンと面会したとき父親がマルコ・ポーロを差し出してしまった。それからマルコ・ポーロの運命が大きく変わっていく。

主要キャスト(登場人物)

マルコ・ポーロ(ロレンツォ・リケルミ)
フビライの統治するモンゴル帝国に父に連れられて訪れる。ところが父は息子であるマルコポーロをモンゴル皇帝フビライ・ハーンに差しだしてしまう。そこからマルコポーロの運命が大きく変わる

フビライ・ハーン(ベネディクト・ウォン)
強大なモンゴル帝国を治める。悩みの種は祖父チンギス以来の念願、襄陽(じょうよう)の壁を崩せるかどうかだった。

賈似道(チン・ハン)
宋を実質的に支配する官僚。モンゴル帝国を悩ませる存在となる。

感想・評価

なるべくネタバレなし

史実とは違うが歴史ifものとして面白い

大筋のストーリーは史実をなぞったストーリーになっていますが、あくまでフィクションとしてのドラマになっています。

マルコ・ポーロがカンフーしたりハーンの政治にドラマのように大きく関わったりということはなかったのでしょう。

モンゴル帝国と宋の争いと、それぞれの国での政治闘争がメインのため、世界を支配していくモンゴル帝国の壮大さはないですが、マルコ・ポーロの活躍が面白いです。

アジア系の美人女優が何人か出演しています。

マルコ・ポーロの切ない恋愛もあるので、アクションもラブストーリーも楽しいドラマです。

みんな当然のようにカンフーするのが面白い

カンフー
中国が舞台のためか、え?この人も?という人が格闘シーンになると急に拳法の構えをしだすのが、ちょっと面白かったです。

宮廷に仕えている女性であっても、華麗な動きでカンフーで戦い始めます。

丈の長い服で格闘していると、服の裾がきれいに動くので美しいシーンになりますね。

実際は政府の文官がすごいカンフーの達人だったりということはほぼないのでしょう。

ドラマなので、カンフーで戦うシーンが多いほうがもりあがりますよね。

大軍団が広い戦場で戦うというシーンがもっとあると、もっとドラマが盛り上がると思うんですが、そこまで大軍団同士の戦闘シーンはありません。

これから両軍の戦いが始まるというところでバッサリとカットになっていて、こういう戦いでしたというナレーションがあるだけという部分もありました。

大軍団同士の激しい戦闘シーンがあると、さらに製作費がふくらんでしまっていたのでしょう。

一対一の格闘や政治模様のシーンだけでも十分面白いですが、映画みたいな大軍団同士の戦いでマルコ・ポーロやフビライ・ハーンが奮闘する様子も見たかったです。

シーズン1で描かれるのはモンゴル帝国と宋の戦い

フビライ・ハーンのモンゴル帝国がどんどんと領土を拡大していき中国の王朝である宋が追い詰められているというアジア情勢のなか物語は進みます。

宋は何十年もモンゴル帝国の脅威を防いできていました。

なぜ強力なモンゴル帝国の軍隊を宋が防ぐことができていたのかというと、宋の襄陽(じょうよう)には巨大な壁があったためです。

防衛のための城壁ですね。

この襄陽(じょうよう)の巨大な城壁がモンゴル軍を長年阻んでいました。

この襄陽(じょうよう)の壁をモンゴル軍がどのように攻略するのかがドラマ「マルコ・ポーロ」の見どころの一つです。

こういう戦場での戦い以外にも、暗躍するものがいるなど、いろいろとモンゴルと宋が争います。

戦場シーンはそんなにない。カンフーが見どころ

意外だったのが戦場で戦うシーンが少なかったこと。

モンゴル帝国を描くドラマだと、馬に乗った大軍団が縦横無尽に駆け巡ったり大量の矢が降り注いだりといったシーンがあるのかと思っていました。

しかし、そうした戦場でのシーンは控えめです。

戦場シーンよりも戦闘が始まる前の夜のモンゴル陣営や宋陣営の宮廷でのシーンが多いぐらいです。

海外ドラママルコポーロは、戦場シーンよりもカンフーシーンのほうが見どころになっています。

格闘シーンで他のドラマや映画と違うのは、相手を強制的に弛緩(身体の力が抜けてしまう)させる急所をつくなど特殊な技を繰り出すところです。

相手の身体のある一点を押さえるだけで脱力させるなんてことができるのかと思われるかもしれませんが、どうやら本当にこうした技みたいなものはあるみたいですね。

他にも関節技なんかが繰り出されたり格闘シーンの演出により力が入れられている感じです。

宋の賈似道役の人のくせ者ぶりがいい!

賈似道(かじどう)のくせ者ぶりが良かったです。

子どもの頃、王族とか貴族でもない貧しい子どもでしたが、叩き上げでのし上がって出世してきたのが賈似道(かじどう)です。

図太さとか狡猾な雰囲気などがよく出ていました。

マルコ・ポーロがモテモテの誠実な男として描かれているのと対照的です。

賈似道は歴史上の実在の人物です。

実在の人物の賈似道も庶民から出世した人で宋の改革を厳しく行ったとのこと。

賈似道のような癖のあるキャラクターがいることで、モンゴル勢やマルコ・ポーロの清い面が強調されています。

戦略面とかで、もうちょっと活躍するところが見たかったですね。

後半のストーリーが無理矢理感あるけどシーズン2に期待

シーズン1後半、モンゴル帝国のフビライ・ハーンの臣下がある行動に出ます。

その行動が、ちょっと謎なんですよね。

フビライ・ハーンのための行動であり、そのことでマルコ・ポーロによい影響があります。

突然の臣下の行動だったんですが、史実でこういうことがあったのでしょうか。

モンゴル人以外の異民族からもフビライ・ハーンは絶大な信頼を得ていたのでしょう。

シーズン1後半は、ちょっと駆け足ぎみのストーリー展開だななんて思ってしまいました。

モンゴル帝国の重臣は多国籍だった

史実でも、アジア系だけでなくイスラム教徒が配下にいるなど、フビライ・ハーンの臣下には異民族もたくさんいたそうです。

フビライ・ハーンのモンゴル帝国が中国から中東にまでと広大な領土を持つことができたのも、たぶん異民族であっても積極的に登用したからというのもあるんでしょう。

ドラマを観る前は、フビライ・ハーンが統治したモンゴル帝国の領土がむちゃくちゃ広かったということぐらいしか覚えてなかったです。

ドラマでモンゴル政府の重要な役職に異民族がたくさん居てびっくりしました。

ドラマでは、フビライ・ハーンが異民族を召抱えることに不満をもつモンゴル人がいることが描かれていました。

おそらく実際のモンゴル帝国でも、異民族を登用するフビライ・ハーンに反発を感じていたモンゴル人はいたのでしょう。

莫大な製作日がかかったドラマ

1話9億円〜10億円という途方もない製作費がかかっているドラマです。

たくさんのゲル(モンゴル人の伝統的移動式住居 頑丈なテントみたいなの)が並んでいるシーンがあり、CGではなく全部本物っぽいので、これはかなりお金かかっていると、そのシーンで感じました。

建物などセットが全部本格的なんですよね。

もしかしたら城壁の一部も実際に作ったのではないでしょうか。

ロケ地はカザフスタンやイタリアなど世界各地のいろんな場所になっているとのこと。

世界中がロケ地となっていて、さらに建物や庭園などを一から作っているとなると、そりゃ1話9億円〜10億円かかるのでしょう。

これだけの莫大な製作費を使うことができるネットフリックスはスゴイです。

さらにこれだけ莫大な製作費を投入しながら、シーズン2でスパッと打ち切りにするネットフリックスの判断力もすごいですね。

シーズン1はそれなりに面白いドラマでしたが、まだシーズン2を見ていないので、シーズン2が面白いのかつまらないのかわからない状態です。

シーズン2観る予定なので視聴し終わったらシーズン2の感想を書きます。

マルコ・ポーロはハーンの臣下になっていたのか

ドラマみたいに達人からカンフーを習ったり、ハーンの宋攻めに深く関わったりといったことは実際にはなかったでしょう。

フビライ・ハーンがマルコ・ポーロのことをいたく気に入っていたのは事実みたいですね。

しかし、先日、マルコ・ポーロはいなかったっていう情報をちらっと見てしまいました。

マルコ・ポーロは、まあ実在しなかったのではと疑うこともできる人物なのでしょう。

あの聖徳太子ですら、ほんとうは聖徳太子という人はいなかったって言われているぐらいですよね。

マルコ・ポーロについての情報を見ていると、フビライ・ハーンの使いで遠方に行ったとか、日本が黄金の国だとフビライ・ハーンに教えたとか、どこまでが本当なのか分からないようなことが書かれていました。

ドラマでは誠実な人物っぽく描かれていますが、マルコ・ポーロが実在していたとしたら、おそらくうまく立ち回るために多少の嘘というか誇張はしていたのでしょう。

あの時代に、危険を顧みずにヨーロッパから中国方面まで旅をするなんて想像を絶する困難があったのではないでしょうか。

ただただ誠実なだけで、あんな大冒険を乗り越えるなんてできないですよね。

シーズン3はなし。シーズン2で打ち切りだけどつまらないことはない

ドラマ マルコ・ポーロは巨額の製作費がかけられたんですが残念ながらシーズン2にて打ち切りとなりました。

視聴数がネットフリックスが期待したほど多くなかったのかな。

たしかにシーズン1後半は、ちょっと無理矢理感があったように思えました。

それにある程度の視聴者が期待しただろう戦場での大迫力シーンが、そんなになかったことも打ち切りの要因の一つかもしれません。

しかし、すぐに打ち切りになるぐらいつまらないドラマだったのかというとそんなことはありませんでした。

マルコ・ポーロ シーズン1そこそこ面白いと思えたしシーズン2以降どういうストーリー展開になるのかとか、日本攻めのことも描かれるのかとか、そういう期待がありました。

製作費が膨らみすぎて続けられなくなってしまったのでしょうか。

いずれにしろドラマ マルコ・ポーロ シーズン2で打ち切りは残念ですね。

まとめ

ドラマ マルコ・ポーロで、久々に壮大な歴史スペクタクルを観ることができました。

正直、シーズン2で打ち切りではなくて、もうちょっと続けてほしかったな〜なんて思います。

ただ続けるとしてもクオリティが下がってしまっていたのでしょう。

ドラマ マルコ・ポーロはカンフーシーンが好きな人にもオススメです。

今、シーズン2のエピソード2観てますが、アジア系女優の有名な人が出てきて、爽快なカンフーアクションを披露していました。

実は、ドラマ マルコ・ポーロには前日譚ドラマがあります。

百の目(マルコ・ポーロを鍛えた盲目のカンフーの達人)が主人公のドラマです。

「マルコ・ポーロ 百の眼」
https://www.netflix.com/title/80083594
シーズン2まで観て、もっとドラマ マルコ・ポーロの世界を味わいたい人は百の眼が主人公のスピンオフドラマも観てみましょう。

30分ほどのドラマとなっています。

視聴可能な動画配信サービス(定額制or動画レンタルor動画購入)

Netflix

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