先日「この世界の片隅に」を観に京都にある出町座というミニシアター+ブックカフェetcなカルチャー施設みたいなところに行ってきました。
大手の映画館では上映してないような映画が上映されていたり、イベントが行われていることもありますね。
という人のために出町座の中の雰囲気とかお伝えしていきます。
と言っても一回しか行ってないので、あくまで雰囲気だけのレビューになります。
出町座って気になっててまだ行ったことないっていう人の参考になればうれしいです!
1Fは清潔で居心地のいい落ち着く空間のブックカフェ
出町座はまだできて新しいお店。
出町座店内に入ると、まだ新しいんだな〜ていう感じがしました。
「この世界の片隅に」の上映開始時間になるまで1Fのブックカフェのカウンター席でコーヒー飲みながら待ってました。
たしかカウンター席しかなかったと思いますが、カウンター席でゆったりした気分でコーヒー飲むことができました。
カフェゾーンの後ろ側が一段高くなっていて、そこに本棚がありこだわりの本たちがずらっと並んでいましたね。
本がたくさんある場所って、なんとなく埃っぽくなる印象があるんですがカフェ出町座のソコは、そんなことはなく空気はきれいです。
出町座が車の通りにくい(通れない?)商店街の中ほどにあり、主要道路には面していないので空気がきれいなんでしょう。
映画とかイベントがあるから来たという人以外でも、普通にカフェでちょっと休憩したいというときにもオススメです。
「出町座のソコ」のコーヒーおいしかった
それでコーヒーはおいしかったのか?
落ち着ける空間だとしてもコーヒーがまずかったら嫌ですよね。
僕が飲んだのは普通のホットコーヒーでした。
「出町座のソコ」飲んでみると、なんだか久しぶりにおいしいコーヒー飲めたなって思いました。
僕はコーヒーに特にこだわりはないんですが、それでもおいしく飲むことができましたね。
あと味だけでなく、あのコーヒー独特の”きいてる”感がありました。
集中力高まるみたいな、そんな感じ。
コーヒー飲む楽しみって、この効く感じがして集中力が高くなる感じを味わいたいったいうところにもあるんですけど、僕だけでしょうか…
ちなみに食券制です。
普通のコーヒーの場合はコーヒーの食券を購入した後にホットかアイスかを店員さんに伝えます。
男性用と女性用のトイレあります
映画観る前ってトイレ行っときたいですよね!
映画館の座席に座って映画の上映が始まったら、なかなか途中で退席しにくいですから。
で、出町座にはちゃんとトイレあります。
小さい店にありがちな男女共同ということはなく、ちゃんと男用・女用に分かれてますので、ご安心ください。
トイレ内は男用は一つの部屋に2ヶ所ありました。
一ヶ所は便座タイプでした。もう一ヶ所は見てないのでわかりません。
女性用もわかりませんが、ちゃんと男用女用と分かれているのはgoodですよね。
トイレで僕が一つ失敗したのが、映画観賞中に尿意が出てきて、せっかくの「この世界の片隅に」の映画館での体験に集中しきれなかったこと(涙)
なぜ映画観賞中に尿意出てきたのかっていうと、上映開始待ちのときにコーヒー飲んでたからですね。
コーヒーって利尿作用っていうのがあるんです。
その利尿作用の影響で映画観てるときに尿意が出てきたというわけ。
みなさん映画観る前にコーヒー飲んだら、トイレには行っときましょう(笑)
出町座の映画館の音響良かった
映画館で観るときと家で観るときの一番の違いは音響です!
音がなんといっても違う。
自宅に映画観賞専用のシアタールームがあって防音もバッチリったいう人はそんなにいないでしょうから、やっぱり映画館と家で観るときの一番の違いは音響です!
出町座の音響設備は、
出町座についてより
スピーカーにくわしくないので、この出町座の音響設備がどれほどすごいのかわかりません。
でも、出町座の2階のシアターで「この世界の片隅に」を観たときは、いろんな音がリアルでやっぱりすごいな〜となりました。
海辺にすずさんと水原がいるシーンでは、海のさざ波と木々が風にこすれあう音などが、むちゃくちゃリアルで、目を閉じると自分が海辺にいるかのような錯覚を覚えるほどです。
あと、大砲とか機銃の音など、体がビクってするほどの迫力がありました。
動画配信サービスやブルーレイ、DVDを家で観る状態とは、まったく違う音の良さを味わえたのが良かったです!
僕は普段家ではパソコンのディスプレイで、スピーカーはタイムドメインminiっていうのを使って映画や海外ドラマを観ています。
音がいいと言われているタイムドメインメインminiですが、あくまで家庭用であり小型スピーカー。
そんな家庭用の小型スピーカーとは比べられないほどJBL シネマスピーカー(5.1chサラウンド)の音良かったです。
まあタイムドメインminiは、あくまで家庭用でありJBL シネマスピーカー(5.1chサラウンド)とは比べるものじゃないのかもしれません。
でも家でもJBL シネマスピーカー(5.1chサラウンド)で映画とか海外ドラマとか音楽とか聴きたいなあなんて思います。
防音設備が家にないとダメでしょうけれど。
そうそう出町座の映画館で聴いたコトリンゴの曲も味わい深かったですね〜
一音一音ハッキリと聞こえるし、まるで音楽のなかに入り込んだような感じでした。
あんまり音楽の音質にこだわりはないですが、いつも出町座みたいな音響設備で音楽聴きたいな〜なんて思いました。
先日、初めてIMAXで映画観ましたが、さらにド迫力な音響ですごかったですね。
大手の大型映画館に設備面ではおとるけれど、ミニシアターの良さがあります
出町座はミニシアター系の映画館なので、イオンシネマとか東宝シネマみたいな大手の映画館とは規模が違うのは仕方がないですよね。
規模が違うけれど、出町座では大手の映画館では上映していない作品を上映してたりします。
過去の名作なんかだと家でオンライン動画配信とかブルーレイで視聴はできますが、
やっぱり出町座のようなミニシアターの映像・音響設備で見たほうが格段に味わい深い体験になるでしょう。
2018年の5月26日からはラストワルツの上映やってましたね。
ラストワルツって伝説的なバンド「ザ・バンド」のライブドキュメンタリーの映像もあるんですね。
こういうライブドキュメンタリーみたいなのでも、家で観るのとミニシアターで観るのとでは体験のレベルが段違いだと思います。
ライブってことで5.1chの臨場感が、けっこうすごそうです。
出町座での映画チケットの買い方
出町座の映画鑑賞券(チケット)の買い方書いときます。
出町座の入り口入ると左側に券売機が2台置いてあります。
そのうちの1台が映画チケット用の券売機です。
券売機でまずはチケットを購入します。
そして次にすぐ後ろの受付で座席指定をします。
座席の図を受付の係りの人が提示するので、お客さんはその座席の図のなかから空いている好きな席を指定します。
あとは上映開始までどこにいようと自由です。
カフェ出町座のソコでコーヒーでも飲みながらくつろぐのもよし、出町桝形商店街をブラブラするのもよし、鴨川でのんびりするのもよしです。
会員になると安くなる
出町座には会員システムがあります。
入会金がいります。
会員特典で大人一般一人1800円のところ1000円に割引になったりします。
出町座が気に入って、映画を観によく通う人は会員になっておくとお得でしょう。
2018年4月現在の情報です。最新の情報は、出町座の会員制度についてのページにてご確認ください。
https://demachiza.com/membership
出町座の公式サイトを見る限りではレディースデイの割引っていうのはなさそうですね。
小規模カルチャー系な店は今後増えていきそう
大手の映画館などだけが、今後残るだけになってしまうのかというと、そうでもないように思います。
出町座のような、文化発信をしていく小規模な店って都会や若者が多い場所だと続いていくんじゃないでしょうか。
都会は人が多いし若者だと新しいことに興味持ちやすいですよね。
そういえば、出町座のある商店街の別の小さなブックストアっぽいとこに入る階段に「怪しくないです!」みたいなことが書かれてて笑ってしまいました。
出町座のある商店街は、たしかそんなに広くないと思います。
そういう商店街にカルチャー系とか趣味全開の店が2つぐらいありました。
商店街というとシャッター街になっているなど元気のないイメージがありす。
でも、出町座のある出町桝形商店街みたいに、けっこう活気のある商店街もあります。
出町座のようなカルチャー発信をしている施設のイベントだと、遠くからでもそのイベントに関心がある人が行きますよね。
出町座はクラウドファンディングの支援でできた施設
出町座はクラウドファンディングの支援によって完成した施設です。
こうしてクラウドファンディングによって実際に出町座のような施設が出来上がるんですから、いい時代になりましたよね。
昔も、たぶん同じような支援みたいなものはあったのでしょう。
しかし全国、いや全世界に資金を募ることができるというのがすごいです。
出町座の公式サイトにはクラウドファンディングで支援された方のお名前や会社名がずらっと掲載されています。
会社名があるのが新鮮でした。
クラウドファンディングというと個人が支援するものなのかなと思っていたので。
出町座みたいな施設だけでなく今は個人に対して支援するというシステムができてきていますよね。
polcaとかvaluとかが有名ではないでしょうか。
「この世界の片隅に」もクラウドファンディングの支援もあって完成していますよね。
ほんとすずさんが生きた戦争末期の時代と比べると、今はものすごく希望に溢れた時代になっているんだと、しみじみと思いました。
出町座へのアクセス・行き方。駐車場や駐輪場について
電車だと、出町座の最寄駅は京都市営地下鉄今出川駅か京阪の出町柳駅です。
僕は今出川駅で降りて10分ほど歩いて出町座に行きました。
今出川駅から出町座までの徒歩ルート地図を載せときます。
今出川駅だと同志社大学とか同志社女子大学の前の道路を通ることになります。
道はずっと平坦だし、googlemapなどを使えば迷うこともないでしょう。
ただ出町座は大通りではなくて商店街の中にあるので大通りのどこで曲がるかを、しっかり確認しとくと迷いにくいです。
出町座はこういう昔ながらの商店街の中ほどにあります。
車や自転車の場合は京都市出町駐車場を使ってくださいとのことです。
気をつけたいのは自転車で行く人。
出町座の外側に自転車停めたくなるかもしれませんが、止めたほうがいいでしょう。
京都市内ってかなり放置自転車には厳しいのではないでしょうか。
出町駐輪場は出町座から歩いて5分もかからないところにあるようなので面倒でも、ちゃんと駐輪場に停めたほうがいいですね。
ちゃんとしたとこに自転車や車を停めておけば、心置きなく出町座での映画鑑賞やイベントを楽しむことができますよね。
出町駐車場の料金や駐車場の空き状況などはこちらで確認できます。
タイムズ駐車場検索(京都市出町駐車場)
https://times-info.net/P26-kyoto/C102/park-detail-BUK0036044/
京都の駐車場や駐輪場を探すならここが便利です。
京都駐車場NAVI
https://www.kyotopublic.or.jp/
持ち込みはNG
映画館で気になるのは飲み物など持ち込んで上映中に飲んでもいいのかということです。
出町座の映画館は施設外で買ってきた飲み物持ち込んで上映中に飲むことはできません。
>場内でのご飲食はカフェ「出町座のソコ」メニューのみでお願い致します。
https://demachiza.com/about
となってますね。
カフェ出町座のソコには、たくさんドリンクの種類がありました。
映画鑑賞中に飲み物を飲みたいときは「出町座のソコ」で購入しましょう。
映画の予告が少ないときがあるので上映開始時刻には座席に座っておいたほうがいいです
大手の大きな映画館だと上映開始時刻になると、まず他の映画の予告が流れますよね。
この他の映画の予告の時間がけっこう長いです。
ですので、それが分かってる人は上映開始時刻になってもしばらくしてから館内に入るという人がいるでしょう。
出町座のミニシアターでは本番が始まる前の予告が一作品だけとかあるみたいです。
僕が「この世界の片隅に」を観に行ったときは、予告は一作品だけでした。
やっぱりミニシアターだから予告がそんなにないのかな〜なんて思ってました。
ですので出町座で映画を観るときは、上映開始時刻には座席に座っておくようにしましょう。
上映開始10分前になると、館長っぽい人が入場開始で〜すと1Fで知らせてくれます。
そしたらチケットの半券を見せて館内に入ります。
まとめ
出町座についてまとめると…
- きれいで落ち着く空間
- コーヒーおいしい
- 女性用、男性用のトイレがある
- 音響もいい
- 会員になると割引あり
- 自転車は駐輪場に停めよう
- 持ち込みNG
- 予告が少ないことがあるので上映開始時刻には座席に着いとく
…といったところですね。
出町座のような施設が街にあるって、うらやましいな〜って思いました。
こういう街に住んでみたいものですね。
いつも、どこかしらでなにかイベントやってるみたいな活気がある地域ってなんか憧れます。
出町座で観てみたい映画上映してたら、ぜひ行ってみてください。
落ち着くゆったりした空間です!
出町座の公式サイトはこちら
https://demachiza.com/
ツイッター(@demachiza)もされてます。
大画面(スクリーン)や高クオリティな音響にこだわりがないなら、動画配信サービスもオススメ
ミニシアターは大手の映画館で上映されていない作品を、大きな画面で高音質・高クオリティの音響で鑑賞できる良さがあります。
でも、画面の大きさや音響にそこまでこだわりがないなら自宅やスマホ、タブレットなどで動画配信サービスを利用して映画を見るのもオススメです。
たくさんの動画配信サービスがあるので、多くの動画配信サービス利用した僕が選び方のコツを、こちらの記事で書いています。
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