「この世界の片隅に」を観てからというもの、コトリンゴの「悲しくてやりきれない」を毎日繰り返し聴いています。
コトリンゴがリアレンジした「悲しくてやりきれない」は映画のオープニングっぽいところで使用されてます。
いいんですよね~。
「悲しくてやりきれない」を聴いていると、映画を観たときの不思議な感情がよみがえるようです。
そんな名曲「悲しくてやりきれない」について自分の思う感想とか、ちょっとした曲に関係する情報とかをご紹介します。
「悲しくてやりきれない」以外にもコトリンゴの歌う劇中歌について紹介していきます。
「この世界の片隅に」を観て歌がいいなって気になってる人が、さらにコトリンゴの歌を楽しめるために役立てればうれしいです!
それでは「悲しくてやりきれない」などをレビューしていきます。
この世界の片隅にのテーマ曲のコトリンゴの歌が最高に切ない
「この世界の片隅に」のオープニングタイトルが出るシーンの挿入歌コトリンゴの「悲しくてやりきれない」
このコトリンゴの曲が、ものすご????くよい!
「この世界の片隅に」を観終わってからというもの毎日毎日飽きもせずにコトリンゴの「悲しくてやりきれない」を聴き続けてます。
僕が愛用しているapple musicにコトリンゴの「悲しくてやりきれない」があったので、ちょうどよかったです。
悲しくてやりきれない
コトリンゴ
カテゴリ: J-Pop
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Amazon Music Unlimitedでも配信されています。(2018年5月現在)
ただしapple musicにあるコトリンゴのアルバム「picnic album 1」に収録された「悲しくてやりきれない」と映画で使われた「悲しくてやりきれない」はアレンジが違います。映画の曲はリアレンジされています。
映画用にリアレンジされた「悲しくてやりきれない」は「この世界の片隅に」のサウンドトラックで聴けます。
apple musicでは「この世界の片隅に オリジナルサウンドトラック」2018年5月時点では配信されてないですね。ぜひ配信開始してほしいものです。CD買っちゃおうかな。
iTunesでは販売されています。
ちなみにapple musicは月額980円の定額音楽配信サービスなのでコトリンゴの「悲しくてやりきれない」を新たに聴くために追加で1円も払ってません。
apple musicについてどんなところがオススメかなどについての記事も書いています。
https://tudukeru.net/flat-rate_music_distribution_service_review/
コトリンゴの「悲しくてやりきれない」を聴くためにすることはapple musicにあるコトリンゴの「悲しくてやりきれない」を自分のプレイリストに登録するだけという簡単さ。
「この世界の片隅に」を観たあとに「悲しくてやりきれない」への印象が大きく変わった
えっと、じつは「この世界の片隅に」を初めて観る前にコトリンゴの「悲しくてやりきれない」apple musicの自分のプレイリストに入れてました。
「この世界の片隅に」を観る前にコトリンゴの「悲しくてやりきれない」を、ある程度は聴いてたんですよね。
映画を観る前は、あ?なんだか悲しげな歌だな…ぐらいにしか思ってなかったんです。
ところが!「この世界の片隅に」を観た後だと、コトリンゴの「悲しくてやりきれない」なんと味わい深いことか。
今では「悲しくてやりきれない」を聴くと、「この世界の片隅に」を観たときの、あの不思議な感情がよみがえってきて、せつなさやはかなさになんともいえない気持ちに浸る自分がいます。
歌詞にまったく励ましの言葉がないのに聴くと元気がもらえる不思議
不思議なのは歌詞がすべて悲しさのみの内容になっているのに、曲を聴いて落ち込んでしまうどころか、どこか希望とか生きていこうとかって元気をもらえるところ。
がんばれ!とか負けるな!とか歌詞に一切ないんです。
曲のタイトルも「悲しくてやりきれない」です。
曲のタイトルだけ見た人は「暗そうな曲だな…」と思ってしまいますよね。
たしかに「悲しくてやりきれない」は、明るい雰囲気の曲じゃないです。
でも、聴いてたら余計落ち込んでしまうかっていうとそうでもないんですよね。
悲しい歌詞なのに、なぜか元気をもらえるというすごい曲。
歌詞をここに書くことができないのがもどかしいですが、僕の言っていることは曲を聴いていただけたら分かってもらえるはず…です!
コトリンゴの歌い方がいい!
コトリンゴの歌い方が、これまたすばらしいんですよね。
歌いあげるように歌うのではなく、ささやくように歌いながらも力強さもあるという歌い方が心に響きます。
この歌い方って曲の持つ雰囲気にぴったりです。
コトリンゴは簡単に歌っているように思えますが、ささやくように歌いながらも力強さを感じさせる歌いかたって難しいんじゃないかな?
「悲しくてやりきれない」はカバー曲です
「悲しくてやりきれない」じつは昔の曲のカバーなんです。
元はザ・フォーク・クルセダーズというバンドの曲です。
この元歌のザ・フォーク・クルセダーズの曲とコトリンゴのカヴァーは、だいぶ雰囲気が違います。
同じく明るい雰囲気ではありますが、ザ・フォーク・クルセダーズの曲は昔の曲だな~っていう感じですね。
コードも一部違うみたいです。
コトリンゴの「悲しくてやりきれない」は、たぶんコトリンゴ自身がアレンジしたんだと思いますが、すごくいいアレンジです。
正直ザ・フォーク・クルセダーズとコトリンゴの「悲しくてやりきれない」は、まったく別物だな?っておもいました。
ザ・フォーク・クルセダーズの悲しくてやりきれないはこんな感じ
悲しくてやりきれない
ザ・フォーク・クルセダーズ
カテゴリ: シンガーソングライター
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コトリンゴ以外にも矢野顕子や松本伊代、奥田民生など、たくさんのアーティスト・ミュージシャンが「悲しくてやりきれない」をカヴァーしています。
松本伊代バージョンはこちら
悲しくてやりきれない
松本伊代
カテゴリ: J-Pop
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奥田民生バージョンはこちら
悲しくてやりきれない
奥田 民生
カテゴリ: ロック
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「悲しくてやりきれない」は多くのミュージシャンにカヴァーされるぐらいの名曲ってことですね!
作詞のサトウハチローってすごいんだな
作曲は加藤和彦、作詞はサトウハチロー
いろいろ邦楽を聴いている人だと一度は見たことある名前ではないでしょうか。
僕が感銘を受けたのはサトウハチローの歌詞。
コトリンゴのカヴァーした悲しくてやりきれないを何回も聴いているうちに、これはすごい歌詞なんじゃないか…と思うようになってきました。
今、リアルがいろいろとつらい人は、ぜひ「悲しくてやりきれない」のサトウハチローの歌詞をじっくりと一字一句噛み締めて聴いてみてください。
きっと涙があふれてきて、ちょっと気分が楽になっていますよ。
歌詞で一度もがんばれとか負けるなとか励ましの言葉がないのに、そこらへんの応援ソングっぽい歌より、よほど励まされるな?なんて思うんですよね。
いや?ほんと不思議な歌詞です。
歌詞は始めから終わりまで、ただ悲しいなって言ってるだけなんだけれど、曲の雰囲気に明るさがあるのがいいんだと思います。
たとえば「上を向いて歩こう」みたいな雰囲気。
「上を向いて歩こう」は思いっきり励ましソングですけどね。
劇中歌は他に「みぎてのうた」「隣組」「たんぽぽ」などがあります
「この世界の片隅に」にはコトリンゴの曲が「悲しくてやりきれない」以外にもあります。
「この世界の片隅に」の主題歌となっている「みぎてのうた」
あと隣組っていうタイトルの曲。
エンドロールで流れてた「たんぽぽ」
「この世界の片隅に」観ていない人は「みぎてのうた」のみぎてってなに?なんで右手って思われるでしょう。
なんで右手なのかは映画観てもらえると分かります。
「隣組」はなんとあのドリフ大爆笑っていう昔のバラエティテレビ番組のオープニングテーマの元歌なんだそう。
ドリフ大爆笑?なにそれ?っていう人は、「志村うしろ!うしろ!」っていうので、ちょっと分かる人いるかも。
ドリフ大爆笑は、ある程度の年代以上の人ならよく知っている番組ですね。
そんな番組のオープニングテーマと「この世界の片隅に」の挿入歌が同じっすごいななんて思いました。
大爆笑と「この世界の片隅に」…ぜんぜん雰囲気違いますから。
ところで「隣組」っていう曲なんですが、昭和始めの流行歌なんだそう。
隣組っていのは、そもそも戦時体制のなか作られた制度なんです。
それで戦争末期の時代を描く「この世界の片隅に」で流行歌だった隣組が使われたのでしょう。
ドリフ大爆笑のと「この世界の片隅に」のとでは、だいぶ曲のアレンジが違いますけどね。
「たんぽぽ」もいいですよね。
イントロが始まったとたんに目がじんわりとうれしい気分とともに涙ぐみます。
コトリンゴの弾き語りライブの映像があったので貼っときます。
「たんぽぽ」の弾き語りはとくにおすすめ。ピアノでここまで表現できるってことに驚きました!
コトリンゴのピアノの表現力高い!
「たんぽぽ」
「みぎてのうた」
「こどものせかい」
コトリンゴの歌い方好きだな~
コトリンゴ、いわゆる癒し系女性アーティストと言えますよね。
僕は癒し系の女性ボーカルの音楽はすごい好きです。
「この世界の片隅に」のサウンドトラックで映画を追体験
「この世界の片隅に」のサウンドトラックがあります。
形式はCDやMP3ダウンロードといったデータ販売がありますね。
僕はもうCDはまったく購入せずに音楽は、ほぼapple musicだけを使っています。
でも「この世界の片隅に」のサウンドトラックはCDが欲しいなって思ってます。
なんでかっていうと、まずジャケットの北條一家が音を奏でている様子のイラストがいいし、それにもしかしたらCDのなかにブックレットがあって、なんらかの情報が掲載されているかもって期待しているからです。
CDにブックレットがあるのかどうか調べてみたけれど、どこにもそういう情報ないんですよね。
CD購入してもジャケット部分だけ薄い紙があるだけだったらMP3とかのデータ販売のをダウンロード購入するだけでもいいかな~なんて思っています。
オリジナルサウンドトラックの曲順は映画で流れた順番になっています。
ということは、オリジナルサウンドトラックを一曲目から順番に聴いていくと、必ず映画のいろいろなシーンを思い浮かんできて感動しますよね!
まとめ
ということで「この世界の片隅に」の主にコトリンゴの曲についてのレビューでした。
「この世界の片隅に」でコトリンゴっていいな~って思うようになってファンになった人いるでしょう。
僕も今コトリンゴのファンになりかけています。
コトリンゴのライブ観に行ってみたいですね。
できたらコトリンゴ+カタスミカルテットだったかな?そういう編成で聴いてみたいです。
どうやら過去に「この世界の片隅に」の上映とコトリンゴのライブがセットになったイベントがあったみたいですね。
「この世界の片隅に」公開からだいぶたってますから、もうそういうライブはしないかな・・・
もし「この世界の片隅に」の上映とコトリンゴのライブがセットになったイベントがあったら行ってみたいです。
そのライブの曲が「この世界の片隅に」の劇中歌メインだったらうれしいですね。
コトリンゴの公式サイト
http://kotringo.net/ktrng/index.html
コトリンゴの公式サイトをたまにチェックしてると、自分が住んでいる近くでコトリンゴのライブがあるかどうか分かりますね。
コトリンゴのツイッター@kotringoフォローしとくっていうのもいいんじゃないでしょうか。
「この世界の片隅に」の感想記事書いてます。

apple musicやAmazon Music Unlimitedなど定額制音楽配信サービスは楽しい!
apple musicやAmazon Music Unlimited、spotify、AWA、LINE MUSICなどの定額制音楽配信サービスに登録していると、気に入った曲が配信中であればすぐに自分のプレイリストに加えて一曲丸ごと聴いて楽しむことができます。
定額制音楽配信サービスは気軽に気になる音楽を聴くことができるので、どんどんとお気に入りの曲が増えていってすごく楽しいです!
apple musicについてはくわしくはこちらの記事で僕が利用している経験を元にレビューしています。
https://tudukeru.net/2017/07/30/flat-rate_music_distribution_service_review/
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