アニメ映画の「聖☆おにいさん」でほのぼのした気分になったので実写版ドラマも観てみました。
実写版はコメディ要素に絞り込んできた作りになってますね。
ほのぼの、心ほっこりっていうのは少なくなってます。
実写版キャストはブッダが染谷将太、イエス役が松山ケンイチです。
ブッダの頭はさすがにかぶり物(カツラ)感あふれてますが、まあしょうがないというか狙ってやってるんでしょう。
長い耳たぶは「つけてます」っていう雰囲気にあふれてましたし。
イエスはすごい再現度高いですね。完璧じゃないでしょうか。
それでは実写ドラマ版「聖(セイント)おにいさん」の感想書いていくので観るかどうが参考にしてください。
ある程度ネタバレありなので注意してください。
ここはすごい笑いどころってとこはボカシて書いておきます。
アニメよりもほのぼの感はうすくてコメディ色が強い
ピッコマTVのアプリで2話まで観ました。
アニメ映画版も観ているんですが、アニメとはだいぶ違う作風になってますね。
アニメではかなりほのぼのとしててたまに「クスッ」と笑ってしまう雰囲気だったんですが、実写ドラマ版では思いっきりシュールさに振り切って笑わせにきてます。
関連ページ アニメ聖おにいさん感想 ほのぼのと面白い映画 宗教ネタいっぱいのマンガが原作
実写ドラマ版は1話が10分とか6分とかそれぐらいです。
ですのでちょっと時間があるときにさっと1話分を観ることができます。
気分転換に笑いたいときに良き実写版ドラマです。
1つの部屋だけで展開されるシュールコメディ
テレビのコント番組で「もしブッダとイエスがアパートで一緒に暮らしていたら」
っていうタイトルでやってそうな雰囲気です。
テレビのコント番組よりはセットとか豪華ですが。
2話まで観たんですが、実写版ドラマ「聖☆おにいさん」は基本ブッダとイエスが暮らすアパートの一室だけでストーリーが展開されます。
それでは聖おにいさんの実写ドラマの感想や評価を書いていきます。
実写版ドラマ「聖おにいさん」各話の感想
ピッコマTVでちょっとずつ各話を観ていってます。
実写版ドラマ「聖おにいさん」は待てば0¥の作品なので待てば全話観れるんです。
一話分を観たら次の話のチャージがはじまってチャージが終わったら観れるっていうシステムになってます。
各話観おわったら感想を追加していってます。
1話「ブッダの休日」
1話は「ブッダの休日」っていうタイトルでアニメ版でもあったイエスがジョニデに似てる!っていうエピソードですね。
イエスが買ってきたモザイクかかった雑誌がおもしろかった(笑)
福田雄一監督ってモザイクで笑わすのがうまいような気がします。
銀魂でもモザイクシーンがあったような。
雑誌の表紙の芸能人写真は使えないからモザイクかけるっていうことなんだろうけれど、そのモザイクが面白いってなにげにすごいですね。
2話「ブッダのイエスのできるかな」
ブッダがマンガ描いてイエスが陶芸してるシーンで笑ってしまいました。
2話でなぜかイエスが「696」と書かれたろくろ(自動)をアマゾンで買ってしまいます。
ろくろって陶芸で使うやつです。
イエスが購入したのは自動でくるくる回るやつなので高い!
そんな高い買い物をするイエスにブッダが怒ってるところから始まるエピソードです。
そしてなんだかんだでイエスが部屋で陶芸を始めてブッダはマンガを描き始めます。
ずっと無言でイエスが陶芸してブッダがマンガ描いてるシーンがあるんですが、なんでか分からないけど笑ってしまいました。
なんで部屋で陶芸とマンガ描いてる二人がいるんだよ!ってのがまずありますが、イエスが陶芸してる様子が面白いんですよね。
まあこれは2話の最大の笑いどころかとおもうので観てのお楽しみにしておきます。
イエスがある状態になるためにイエスがまたもや怒りだすやらあきれるやらなんてことになるんです(笑)
3話「バカンスin立川以外」 シーサー・・・
ピッコマTVのチャージが終わったので3話も視聴しました。
3話のタイトルは「バカンスin立川以外」5分ぐらいと短かったです。
イエスが沖縄に行きたいってダダをこねて、ブッダがなんだかんだとツッコミを入れるっていう筋書です。
5分と短かったけど面白かった。
イエスがダダをこねてブッダがなだめすかしつつツッコミを入れるっていうパターンが面白いですね。
3話もほのぼの要素はなし。
「もしアパートの一室にブッダとイエスがいたら」っていうコント観てる気分です(笑)
のんびりとかパワースポットのくだりが笑えます。
あとシーサー・・・カッチカチだとダメみたいですね(笑)
ピッコマTVの「待てば0¥」のチャージが終わったら4話観ようと思います。
4話「出前のシステム」の感想 ブッダが激しく心配性
ピッコマTVのチャージが終わったので4話観てみました。
4話もアパートの部屋から出ませんでしたね。
どうやらこのまま最終話まで部屋の中のままなのかも。
4話はブッダとイエスが「だるいな~」と部屋で寝そべっている状態です。
最初は軽く宗教ネタを挟みつつ腹が減ったということでイエスが出前を頼もうとするんですがブッダは菜食主義者。
出前って適当に頼んでしまうと肉関係が入ってるかもしれないですよね。
それでブッダがなんやかんやと出前についての心配ごとを執拗に度がすぎて話しだします。
このパターンってdTVのオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」の眠れないアル篇の神楽と同じですね。
関連ページ 銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん- ネタバレなし感想 dtvの実写ドラマ 「眠れないアル篇」が一番おもしろかった
1つのことで執拗に激しく話し続けるというパターンです。
この笑いをとる手法は福田雄一監督のお気に入りなんでしょう。
ブッダが激しく話すっていうのだけですね4話は。
それほど面白くはなかったかな。クスッと笑えるぐらいでした。
5話「ホスピタル フィーバー」佐藤二朗が登場
ブッダが風邪をひいて寝込んでしまい病院に行くかどうかでひともんちゃくあるエピソード。
4話「出前のシステム」よりは面白かったです。
いつもどおり宗教ネタをはさみつつイエスが医者を呼んできます。
その医者役が佐藤二朗でした。
佐藤二朗ほとんどアドリブだったんじゃないでしょうか(笑)
イエス役の松山ケンイチが素で笑っているところがありました。
佐藤二朗医者役なんだけれど、ずっと医者っぽくないです。
奇妙な踊りをしはじめます。
佐藤二朗が登場してからは、のんびりした空気が一変して不思議な空間になってました(笑)
5話は佐藤二朗の回でしたね。
「実写版銀魂」でも佐藤二朗が出演していました。いつもの話し方で面白かったです。
佐藤二朗と同じ画面にいる人が実写版銀魂でも素で笑ってましたね。
聖おにいさん実写版の福田雄一監督は普通はNGになる素で笑ってしまうシーンをそのまま使うことがあります。
「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」のメイキングで、普通は撮影で普通はNGになるようなことを「おいしい」って思うことがあると福田雄一監督話してましたね。
関連ページ 実写版映画「銀魂」が視聴できる動画配信サービスサイト(レンタルなど)一覧
6話「福も来た!鬼も来た!」
この回は楽しかったです。
節分の豆まきでブッダとイエスがいろいろする話しですね。
イエスがボケ役でブッダがツッコミ役になってます。
あいかわらず宗教ネタが面白いですが、ラストの福の神?のとこが一番面白かったです。
あのかぶり物って微妙に福の神じゃなかったような・・・中国のなにかだったような気がするんですが気のせいでしょうか(笑)
なかなか帰ってこないイエスがなにをしていたかを想像すると笑えました。
宗教ネタだとブッダと違ってイエスが迫害された経験を話すところが、なるほどと思いました。
迫害ネタは宗教的に大丈夫?と心配になったりしましたが節分の豆まきでどうのこうのって話しですからね。
7話「白い聖人たち」
7話はホワイトデーネタでした。
イエスがバレンタインデーでチョコレートをもらったとのことで、ブッダがホワイトデーだよねってイエスに言うんですが・・・
イエスはホワイトデーを知らないので「え?・・・え?」って感じです(笑)
ミカエルと大家の松田さんが声だけで出演してました。
そして!
たぶん初めていつもの畳部屋から隣の部屋へのシーンが登場。
といってもあんまりなんにも変わらないんですが。
たぶんこのままアパートの部屋の中だけが舞台で完結かな。
最後は散歩したりしてほしいな~なんて思いつつ。
なんだかんだでブッダがクッキーを作ることになります。
それで出てきたクッキーなんだけど、なんか見たことあるクッキーなんです。
たぶん、そこらへんで買ってきたやつを使ったのかな(笑)
7話は大家さんとの奥深い対決もあったりして、なかなか面白かったですね。
8話「奇跡の物件」
ついに大家さんが登場しました!
実写ドラマでは初めて大家の松田さんは出てきたはずです。
7話では声だけでしたが8話では玄関に登場しました。
さて「奇跡の物件」というタイトルですが、なんでこういうタイトルなのかは8話見てもらえると分かります。
下界の人間からすれば奇跡というか近寄りたくないと思う理由なんです。
でもブッダやイエスからすれば、たしかに”奇跡”なのかも。
下界の人間からすれば、その”奇跡”は怖いものだし近寄りがたいですが、ブッダやイエスにとっては身近ってことですね。
なるほどと思いました。
これで8話観たので、あと2話です。
いまのところ「まあまあ面白い」っていうのが正直な感想です。
はたして最終話の10話はどうなるんでしょうか。
9話「天国よいとこ一度はおいで!」
9話はブッダとイエスが天国ツアーとか地獄ツアーとかを話しているだけで終了。
面白くない話しでした。
宗教ネタが私には分かりにくいところがあったからかも。
最後の晩餐でイエスがしたことについての宗教ネタなんですが、私は元ネタを知らないので「?」という状態でした(笑)
やっぱり聖おにいさんはある程度キリスト教とか仏教の知識があったほうが面白いのでしょう。
さていよいよ次は最終話10話です。
はたしてアパートの部屋からブッダとイエスは出るのでしょうか(笑)
まとめ
実写版ドラマ「聖☆おにいさん」どういうふうになるのかなって思いましたが、かなりコメディよりの作りになってましたね。
アニメだとすごい「ほのぼの感」があったんですが実写ドラマ版はほのぼの感は少なめ。
いわゆるワンシチュエーションコメディーっていう手法ですよね。
9話まで観ました。
これからあと10話までピッコマTVで観ていって感想を追加していきたいと思います。
アニメ版「聖☆おにいさん」を観た感想の記事も書いています。
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