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パンズラビリンスって面白いのかな〜
という人のために感想書きました。参考にしてください。
観終わったんですが感想としては「面白くない」でした。つまらなかったです。
観る前にパッケージ写真にあった主人公の女の子がファンタジー世界を大冒険するような映画かな~って期待してたのがいけなかったですね。パンズラビリンスは、そんなファンタジー大冒険映画ではなくてダークでいろいろと深い意味が込められてそうな雰囲気の映画でした。
パンズラビリンスをオススメしない人
虫が嫌いな人
気持ち悪いモンスターが出てくる映画が苦手な人
パンズラビリンスがオススメな人
考察好きな人
スペイン内戦の歴史を知っている人
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観る前に想像してたストーリーと違ってた。そこまで面白くない。
女の子(主人公オフェリア)が精霊といるという映画のパッケージ写真を観たときは、ジブリ映画のように女の子がファンタジー世界を大冒険するストーリーなのかと思ってました。
観始めてみると、まったく違って拍子抜けでした。半分ぐらいはスペイン内戦のシーンですね。
女の子がファンタジー世界を大冒険でもするのかな~なんて思ってたので期待外れ。「パンズラビリンス」はファンタジー一色の映画ではなくて、ファンタジーを使ってスペイン内戦の悲惨さを際立たせた映画なんだろうなって思います。
最後まで観ましたが、それほど面白くなかったです。つまらないと思ってしまいました。エンターテインメント作品というより文学作品と思ったほうがいい映画ですね。
パンズラビリンスは気持ち悪いとか怖いシーンが多い
虫・ネチョネチョが気持ち悪いので、苦手な人には耐えられない映画
映画の冒頭、主人公オフェリアをラビリンスに誘おうとする虫が登場します。「パンズラビリンス」を観る前にレビューをちらっと見たときトラウマとか書かれてたので「あ、これ虫とか出てきて気持ち悪い系かな…」と嫌な予感がしてしまいました。
案の定、虫が出てくるし巨大でネチョネチョなカエルも登場します。
あ~これは虫とか嫌いな人には耐えられない映画でしたね。僕はそこまで気持ち悪さは感じなかったですが気分よく観れたわけじゃなかったです。
パン(悪魔?)や精霊がやけにリアルでなじめない。
映画パンズラビリンスにはファンタジー系のキャラクターが、ちょっと登場します。
フェアリーっぽい小さい精霊。
手の平に目があるモンスター。
巨大なカエル。
ファンタジー系の映画で半身半獣とかフェアリーってなると、かっこいいとかカワイイっていうのを想像しますがパンズラビリンスはそういうのがないんですね。
とくにフェアリーは、なんだかやけにリアル指向でちょっと気持ち悪さもあるようなそんな作りになってます。
なるべくリアルっぽくした土人形といったキャラクターなんです。これがなんだかなじめなかったですね。
パンはちょっとかっこいいかなって思ったりしましたが、やはりどこかどす黒さがあって、あまり魅力を感じませんでした。
ファンタジー系のキャラは全体的にクレイアニメーションっぽいです。クレイアニメーションって人形をちょっとずつ動かして撮影していってアニメーションに仕上げる手法ですね。
パンや、やけにかわいげのないフェアリーといったキャラクター造形ってギレルモ・デル・トロ監督のセンスなんだろうなって思います。このセンスがいい!ってなれば、パンズラビリンスを楽しめるんじゃないでしょうか。
キモかわいいっていうやつかな。
昔からあるファンタジー系の物語って、現代ではどす黒い部分を取り除いていることが多いみたいです。
ですのでギレルモ・デル・トロ監督の作り出すキャラクターは、本来のファンタジー系キャラクターに近いと言えるのかもしれません。
手の目(手のひらに目)があるクリーチャーは子どもだと完全にトラウマになる。
オフェリアがパンから課せられる試練の1つのなかでクリーチャーが出てくるのがあります。そのクリーチャーには手のひらに目があるんですね。
オフェリアはパンに食べてはいけないと言われていたのにブドウを食べてしまい、その手に目があるクリーチャーに追いかけられてしまいます。
このときのシーンがトラウマ級です。怖いと思う人多いと思います。もし子どもがこのシーンを観たら怖くて怖くてトラウマになってしまうこと確実でしょう。それだけ気持ち悪さ全快の場面でした。
手のひらに目があるだけじゃなく動きが気持ち悪いんですよね(笑)怖いもの見たさで観てみてもいいんじゃないでしょうか。この手の平に目があるクリーチャー、元ネタのキャラクターいるのかな?よくこんな気持ち悪いの作ったな~なんて思いました。
具体的にどんなキャラクターかというとフィギュアが販売されてるので画像貼っときます。
パンズラビリンスのキャラのフィギュア
手のひらに目があるクリーチャー(怪物)
パンズラビリンスを子どものころに観た人は、このキャラがトラウマになったでしょう。姿だけでなく動きも怖いです。
パン
主人公の女の子オフェリアをラビリンスに導くキャラですね。ちょっとかっこいいかなと思います。ただ全面的にオフェリアの味方というわけではなく、怖い面もありましたね。
オフェリアと妖精
オフェリアと妖精です。フィギュアのオフェリアは、なんだかかわいくないですが演じたイバナ・バケロはすごくかわいい女の子です。
妖精はかわいいというかキモイですね。なんでこんなリアルよりの気持ち悪いキャラにしたのか謎です。でも、こういうなんともいえない気持ち悪さのあるキャラが監督ギレルモ・デル・トロの持ち味なのかな~って思います。趣味が合う人はギレルモ・デル・トロの作り出す世界がすごく好きになるのではないでしょうか。
あと、こんなディフォルメしてかわいくしたフィギュアもあります。
手のひらに目がある化け物が、すごくかわいくなってますね。
パンもかわいらしくなってます。
パンズラビリンスの感想・評価まとめ
ということで映画「パンズラビリンス」の感想や評価でした。
ファンタジー系の映画だからといって、華やかさとか楽しさを期待したらダメな映画ですね。
ダークファンタジー好きで、トラウマになりそうなモンスターが登場してもOK、さらにリアルとファンタジーとの関係を考察することが好きな人に向いている映画でしょう。
気軽に気分転換に観るファンタジー映画ではないです。
パンズラビリンスのラストシーンの考察記事も書いています。
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監督・キャスト
監督
ギレルモ・デル・トロ
キャスト
オフェリア – イバナ・バケロ
パン – ダグ・ジョーンズ
ヴィダル大尉 – セルジ・ロペス
カルメン(主人公オフェリアの母親 – アリアドナ・ヒル
メルセデス( ヴィダル大尉の使用人の女性)- マリベル・ベルドゥ
ブルーレイ
動画配信サービス(VOD)
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