
「ミュージック・オブ・ハート」って面白いのかな。
という人のために「ミュージック・オブ・ハート」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「ミュージック・オブ・ハート」の感想記事を読んでいただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
ハートフル感動もの映画は今はいいかなという人や、スパルタな教え方はあんまり好きじゃないっていう人にはオススメしません。
それではドキュメンタリー映画「ミュージックオブハート」のあらすじ、キャスト、ネタバレありの感想をどうぞ!
あらすじ
ミュージック・オブ・ハート(Amazonビデオへ)
ロベルタは夫に出て行かれて落ち込んでいた。
そんなとき学校でヴァイオリンを教える仕事を紹介される。
そして子どもたちにヴァイオリンを教えることになるのだが…。
監督・キャスト
監督ウェス・クレイヴン
ロベルタ・ガスパーリ(メリル・ストリープ)
主人公。ヴァイオリンを教える先生。離婚したので生活費を稼ぐために、学校のヴァイオリンの先生の仕事を始める。
メリル・ストリープは「ペンタゴンペーパーズ」など多くの作品に出演しています。
ジャネット・ウィリアムズ校長(アンジェラ・バセット)
ロベルタが仕事をする学校の校長。
イザベル・ヴァスケス(グロリア・エステファン)
学校の先生。ロベルタと仲良くなる。
感想(ネタバレあり)
ストーリー関連はネタバレなしですが、どういう人物が出演するかのネタバレはあります。
一味違う感動ものヒューマンドラマ系映画

ミュージックオブハートのパッケージ画像を観ていて、
なんとなくいろんな困難がありながら生徒たちを良い方向へ導いて感動
というストーリーかと思っていました。
最初のあたりはそういう感動系ストーリーなんですが、途中から「あれ?なんか違うぞ」というふうになってくるんです。
もちろん生徒たちを、ヴァイオリンを教えることを通して導いていきます。
ですがミュージックオブハートは生徒たちの成長がメインではなく、ロベルタとヴァイオリン教室を中心に描いています。
このあたりのことが、よくある先生と生徒たちの感動もの映画とは違うところですね。
実話を元にしている。ベルタ・ガスパーリは実在の人物

ミュージックオブハートの主人公ロベルタ・ガスパーリは実在の人物。
映画はある程度の脚色はあるのでしょうけれど、だいたいは事実通りのようです。
学校の授業で小学生にヴァイオリンを教えるって、けっこうめずらしいような気がするんですがどうなんでしょうか。
映画のなかでは小学生にヴァイオリンを教えるって、そんなにめずらしいことじゃない感じでした。
ヴァイオリンを教えた生徒のなかにはプロになる人もいるみたいで、すごいことです。
プロにならなかったとしても、ヴァイオリンが特技の人って世の中にそこまでいないでしょう。
ヴァイオリンが弾けるというだけで、かなり人生にプラスになるのかなって思います。
ハートフル映画っぽいのに、スパルタ教育な先生

意外だったのが先生がけっこうスパルタなこと。
そして遅刻してくる生徒には、

もうこなくていい
授業中に騒いでいたら、

教室から出て行っていい
って言うんですよね。
ただ生徒たちにはいろいろと家庭の事情なんかがあったりするので、ロベルタ先生はそのあたりは事情を聞いたりして親身になってました。
実在のロベルタ先生は厳しくも優しい人だったのでしょう。
ヴァイオリンの魅力に気づかせて生徒全員を導くことはしない
あくまでバイオリンをしたいという子供たちに教えるという姿勢です。
なので、ヴァイオリンに興味を持てない生徒は無理に教えないという方針。
よくある感動もの映画みたいにヴァイオリンに興味が持てない生徒みんなに、この楽器の魅力を気づかせて、

「先生!すごい!ぼくこんなに弾けるなんて…。ヴァイオリンってたのしい!」
っていうふうに生徒を導くのではなくて、
「練習してきたの?ダメじゃないの!」
という感じの指導なんですよね。
親から指導が厳しすぎるという苦情があったんですが、その後の子供たちの反応が面白かったです。
有名ミュージシャンが出ている

映画の後半あたりでクラシックや他のジャンルの有名ミュージシャンが登場します。
何人か出演しています。
クラシック音楽で有名な人が多いですね。
有名なアーティストはやはり雰囲気が違います。
オーラがありますね。
僕はクラシック音楽や演奏家に詳しくないんですが、どういうアーティストなのか知らなくても「なんかこの人”雰囲気”持ってるな〜」と思いました。
ドキュメンタリー作品があります

ミュージックオブハートは実話を元にした映画です。
実はロベルタ先生とヴァイオリン教室のドキュメンタリーがあるんです。
「ハーレムのヴァイオリン教室~ロベルタ先生と50人の子供たちの奇跡~ 」というタイトルです。
ミュージックオブハートを観てロベルタ先生やヴァイオリン教室、教えを受けていた子どもたちに興味が出てきたら、ドキュメンタリーのほうも視聴してみてはいかがでしょうか?
ヴァイオリン教室が実際にはどういう雰囲気だったのかや、ロベルタ先生のことなどがより理解できるようになるでしょう。
「ハーレムのヴァイオリン教室~ロベルタ先生と50人の子供たちの奇跡~ 」DVDがありますね。
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされていたので、このドキュメンタリーだけでも見応えあるでしょう。
映画ミュージックオブハートはドキュメンタリー「ハーレムのヴァイオリン教室~ロベルタ先生と50人の子供たちの奇跡~ 」が原作になっています。
「ミュージック・オブ・ハート」感想まとめ
ということでミュージックオブハートのレビューでした。
まとめると、
といったところです。
ロベルタさん、映画の最初は夫に出て行かれたりして大変でしたが、子どもたちにヴァイオリンを教えることが生きがいになっていったのでしょう。
こういう生きがいを見つけることができるっていいことだなと思います。
クラシック音楽に興味がなくても十分面白い映画になっています。
それでは「ミュージックオブハート」視聴することにした人は楽しんでください。
「ミュージック・オブ・ハート」を見る方法
「ミュージック・オブ・ハート」を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ(2020年4月26日時点)
(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
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