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「チリ33人希望の軌跡」ネタバレ感想。実話で結果は分かってるけどヒヤヒヤした。

実話もの

(※本ページはプロモーションが含まれています)

「チリ33人 希望の軌跡」見てみました!

そこそこ面白かったですね。

実話をもとにしてるので、あんまりドラマ的な盛り上がりがなくても、

「こういうことがあったのか」

といったふうに見れました。

「チリ33人 希望の軌跡」見てみようか、どうしようか…

と迷ってる人は参考にしてください。

視聴直後の感想はこんな感じ

ネタバレあり

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実話なので結果が分かってるけど最後まで見入った

2010年に発生した「コピアポ鉱山落盤事故」を元に映画化されてます。

なんとなく昔そういう事故のニュースがあったな~

って覚えている人多いんじゃないでしょうか。

けっこう世界で話題になってたと思います。

実際にあった落盤事故ですから、全員助かったことを覚えてる人いるでしょう。

それに調べればすぐに分かります。

助かるまでの過程を体験する映画

なので「チリ33人 希望の軌跡」は、

全員助かるのかな…

とドキドキしながら見るのではなく、

  • いったいどんな方法で助けたんだろう
  • 地下に閉じ込められていた33人は、どんな状況だったんだろう

などなど、助かるまでの過程を体験する映画と思って観たほうがいいですね。

シエン
シエン

僕は全員助かると分かりつつも、ラストまでけっこう引き込まれて観れた

出版の話が来て契約金のことを黙ってるなど、リアルな人間くささが描かれるとこも良い


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「お、なんかリアルっぽいの入れてきてるな」

って思ったのが、リーダー各のマリオに脱出成功前の段階で本を出版しないかというお誘いがあったエピソード。

その提示された契約金がかなりの額だったみたいで、マリオは周りのみんなに、出版契約のオファーがあったこと黙ってるんですね。

脱出成功する前に出版契約をオファーする会社もすごいですが。

商魂たくましいっていうやつでしょう。

この契約話しがどうなるのかは映画見ていただくとして、なかなか生々しい話でした

落盤事故があって全員生還!ってなれば、即映画化に動くところがあるんじゃないかって思うのが当たり前になっている今の世の中。

おそらく脱出前に出版の話が来ていたことは事実なのかな。

ラストで脱出後も33人の結束は固いことが描かれるが、その後は微妙な状況らしい

映画のラストで今も33人は結束していて仲間のままであることが描かれてました。

たぶん本人たちが出演してて、みんなで円陣組んでるシーンとかあるんですね。

「チリ33人」公開は2015年。

2015年は、まだ33人結束してたのかも。

近年は33人の環境や関係は良くない傾向になってるらしい

しかし「チリ33人 その後」などでググってみると、どうやら近年は33人全員の結束が固いとは言えない状態。

2020年のAFPBB Newsのこの記事を読むと、事故から10年経過した33人のその後が分かりますよ。

33人の周辺の者たちが、いろいろ画策したのも分裂の原因の1つとなってるみたいです。

この記事を読んでると、

これがまあ現実なのかな…

と、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。

映画では、ちょっと脚色もあるっぽい

あと映画「チリ33人」で地下に閉じ込められた33人のリーダーとなったのはマリオになってますが、

「コピアポ鉱山落盤事故」のWikipedia見ると、どうやら実際の地下での役割はちょっと違うようです。

このあたりは脚色が入ってそう。

感動ものであるが、劇的な盛り上がりはなく控え目


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たしか生存確率や救出成功確率が2〜3%とか映画のなかで言われてたので、33人全員助かったのは奇跡的なことなんですね。

そんな奇跡的な出来事を描くわけなんですが、映画はそこまで派手な演出がありません。

家族と政府との話しなどが、どちらかというと演劇的に演出されてるシーンが多かったです。

よくテレビ番組で本当にあった出来事の再現VTRというのがありますが、あれが映画よりになった感じ。

そのせいか実話を元にした感動ものなんだけど、そこまで評価高くないんですよね。

事故が起きたのは安全を軽視した結果っぽい。多くの方が亡くなられているのも現実

たしかに地下に閉じ込められた33人全員助かったのは、すごく感動的なこと。

しかし、映画の冒頭でも描かれてたとおり事故前に何度も安全対策をしてくれと言っても、どうやら会社側はまともに安全対策をしてなかったみたいなんですね。

そして事故が起こってしまったわけです。

映画化された事故が起こる前から、鉱山で亡くなられた方かなりいたことがWikipedia読んでると書いてあったりします。

エンタメとして消費するだけでなく、「チリ33人 希望の軌跡」という映画によって、多くの人が世界の現実を知るきっかけになるといいかもと思ったりしました。

「チリ33人 ~ 生存と救出、知られざる記録」っていうジャーナリストが書いた本がある

原作本あるのかなと探してみると、

「チリ33人 ~ 生存と救出、知られざる記録」というジャーナリストの方が書かれた本がありました。

映画観て興味持って、

本当のところはどんな感じだったんだろう

と知りたくなった人は、この本読んでみるとくわしく当時の状況を知ることができそうですね。

まとめ 33人全員助かったのは感動的だが、その後はハッピーとは言えないのが現実みたいです

ということで「チリ33人 希望の軌跡」のネタバレありの感想でした。

ほんと奇跡的な救出劇だったんですよね。

だからこそ当時は世界中で注目されたのでしょう。

ただ「感動した!」で終わりではなく、鉱山労働の実態や、33人のその後があまりいい状況になっていないことも知っておきたいところですね。

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