沖浦啓之監督・脚本 押井守のアニメ版「人狼」が韓国で実写化され映画になりました。
日本ではネットフリックスで配信されました。
韓国実写版リメイク「人狼」最後まで観たんですが途中退屈になってしまいましたね。
でもカン・ドンウォンの格闘がすごかったしカーチェイスなどアクションも本格的でした。
それでは韓国実写版「人狼」の感想や評価のレビューしていくので視聴するかどうか参考にしでください。
あらすじ(だいたいのストーリー)
韓国版実写「人狼」の内容はこんな感じです。
特機隊隊員イム・ジュンギョンは過去に誤った情報による任務で罪のない少女たちを殺害してしまっていた。
この事件は血の金曜日と呼ばれることになる。
イムは血の金曜日のことをずっと後悔していた。
ある日、反乱組織セクトの一員の少女をイムは追い詰めた。
しかしイムはなにもできないまま、少女は自ら爆死してしまう。
その少女には姉がいた。
かつての特機隊の仲間で今は公安のハン・サンウが爆死した少女に姉がいることを知らせたのだった。
公安のハンは少女の遺品をイムが姉に渡してくれと頼む。
そしてイムと少女の姉イ・ユンフィはたびたび会うようになるのだが…
監督・キャスト(登場人物)
監督
キム・ジウン
役名(俳優)
イム・ジュンギョン(カン・ドンウォン)
特機隊の隊員。主人公。
イ・ユンフィ(ハン・ヒョジュ)
セクト(反乱組織)の一員だった少女イ・ジェヒの姉。かつての特機隊の仲間だった公安のハン・サンウかイム・ジュンギョンにイ・ユンフィに会ってみることをすすめる。
チャン・ジンテ(チョン・ウソン)
特機隊隊長。イム・ジュンギョンの上司。
ハン・サンウ(キム・ムヨル)
公安部次長。かつては特機隊の隊員だった。
感想・評価
なるべくネタバレなし
評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆ 4/10
やたらと長く感じた
上映時間を知らずに観てました。
なんだかなかなか終わらないな…と上映時間を見てみると2時間19分もありました。
2時間越えの映画でも面白いとあっという間に観終わったとなりますが、韓国実写リメイク版「人狼」は残念ながら私はつまらないとなってしまいました。
「人狼」が具体的にどういう存在なのかとかが今ひとつわかりにくかったのも面白くないと思ってしまった原因かもしれません。
ストーリーは前知識なしだと、ちょっとややこしいです。
途中で退屈してしまったのはストーリーを理解しにくいことも理由の一つだと思います。
特機隊や公安がどういう狙いで何の目的で動いているのか事前に知っておいたほうがストーリーを把握しやすいでしょう。
格闘やカーチェイスなどアクションがすごい
韓国リメイク実写版「人狼」の1番すごいところはアクションです。
イム・ジュンギョン役のカン・ドンウォンのスピーディな格闘がすごいですね。
普通の適当な体の動きではなく、なにかの武術っぽい動きでした。
カン・ドンウォンか元から格闘術をマスターしているのか、韓国リメイク実写版「人狼」のために訓練したのかでしょう。
何の修練もなしにあんなにすごいアクションはできないと思います。
あと本格的だったのがカーチェイスシーン。
ハリウッドレベルのすごいカーチェイスでした。
車がひっくり返るし飛び上がるし燃えるしで、かなり派手でしたね。
主人公イム・ジュンギョンが丈夫すぎ
アクションとかカーチェイスシーンすごかったんですが、
ええ!
って思うほど主人公が丈夫すぎです。
いくらなんでも主人公イム・ジュンギョン丈夫すぎじゃないかっていうシーンがちらほらありました。
たとえばカン・ドンウォン演じるイム・ジュンギョンの車の横に他の車が猛スピードで追突するシーン。
映画見ていただけると分かりますが、あれだけ猛スピードでぶつかられたら気を失うかしばらく動けなくなるんじゃないかと思うんですが主人公ほぼダメージ受けてないように見えます。
主人公は特機隊の隊員のなかでも、とくに特殊な訓練でも受けたのかと思うほどです。
フィクションの映画だからツッコミ入れるなんてしなくてもいいのかもしれないんですが、韓国版人狼観た多くの人が主人公すごい丈夫だなと思ったんじゃないでしょうか。
押井守脚本のアニメより豪華だか退屈だった
日本のアニメ版人狼は監督は沖浦 啓之で脚本は押井守です。
昔アニメ版人狼を観たことがありますが、ひたすら暗い雰囲気で、そこまで派手なシーンはなかったように思います。
ですが韓国版人狼はすごい派手です。
街の風景とかがちょっとセットっぽかったりしますがハリウッド映画並みの凄さがあります。
これだけのクオリティの映画を製作できるということは韓国では映画製作をしやすいような環境が整備されてそうですね。
銃や格闘、カーチェイスなどなどアクション映画のほとんどのことが盛り込まれていました。
クオリティは高いんですが、私の場合は途中から退屈になってしまいました。
ストーリーが分かりづらい(私の理解力が足りないからかも)、それぞれの登場人物の行動の動機があまり伝わってこない、そして上映時間が長いので途中で飽きてきました。
初見でストーリーが分かりづらいのは押井守監督の映画も同じです。
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ですが押井守監督の有名な映画はストーリーが分かりづらくても観ているだけで画面に引き込まれる魅力があります。
韓国版人狼は重厚な雰囲気は一緒ですが画面に引き込まれる魅力がなかったです。
特機隊のパワードスーツがチート。無敵
特機隊が装着する黒いスーツが強すぎというか無敵です。
まず銃で撃たれても跳ね返すし壁の向こうにいる人間を探知できるという無敵ぶりでした。
そんな無敵の特機隊に軽装備で挑む公安が、なんかかわいそうでした。
公安が特機隊のスーツを着ていると予想できなかったのかもしれないですが、あまりにも主人公が無敵すぎて面白みがなかったように思います。
アニメ版人狼でも、こんなに特機隊のスーツって強かったのでしょうか。
韓国版人狼の感想まとめ
ということで韓国版人狼の感想でした。
アクションなど映画のクオリティは高いんですが、私の場合は途中で退屈になってしまいました。
アニメ版の人狼が好きな人だと実写版とアニメ版の違いを比べたりして楽しめると思います。
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