
映画「レスラー」っておもしろいのかな。
という人のためにミッキー・ローク主演の映画「レスラー」をAmazonプライムビデオで観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この映画「レスラー」の感想記事を読んでいただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかがわかります。
ですので、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりませよ。
ひとこと感想&評価(5点満点)
- 安易な感動もの映画じゃないのを観たい人
- ミッキー・ロックのファン
- プロレス好きな人
ハートフル・ヒューマンドラマを観たい人や、痛いのが嫌いな人にはオススメしません。
それでは映画「レスラー」あらすじ・キャスト・ネタバレあり感想をどうぞ!
映画「レスラー」あらすじ
レスラー(Amazonプライムビデオへ)
ランディはベテランの人気レスラー。
今でもファンは多い。
しかしプロレスラーとしての収入だけでは暮らせないようになっておりスーパーでバイトもしていた。
そんなある日、ランディの体に異変が起きる。
映画「レスラー」キャスト
監督ダーレン・アロノフスキー
ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー・ローク)
ベテランの人気レスラー。体にガタが来始めている。
キャシディ(マリサ・トメイ)
ランディが通っているバーのお気に入りのストリッパー。
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」にも出演してますね。
ステファニー・ラムジンスキー(エヴァン・レイチェル・ウッド)
ランディの娘。子どものころは父親のランディはプロレスばかりで放っておかれたため、父娘の仲は良くない。
海外ドラマ「ウエストワールド」にも出演。
映画「レスラー」ネタバレあり感想
ラストシーン部分は少しボカして書いています。
渋すぎる男の哀愁映画。合う人合わない人いそう。
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作風がドキュメンタリー風です。
荒い画面で手持ちカメラで人物を追うというふうな映像が多くなっていますね。
ミッキー・ローク演じる主人公ランディの生き様を描いているんですが、この生き様に共感できるかできないかで評価が分かれる映画かなと思います。
映画「レスラー」はずっとドキュメンタリー風な映像と雰囲気なので、あまり物語に動きがない映画前半は正直退屈でした。
しかし、ストリッパーの女性キャシディとの交流が深くなっていくとこらへんから興味深く観ることができましたね。
ただとことんダメ男クズ男として描かれるので、ハートウォーミングなヒューマンドラマを期待しないほうがいいです。
娘との関係とかストリッパーの女性キャシディとの恋など、ヒューマンドラマ的な盛り上がりがあればといいなと思ってしまうんですが、そういうストーリーだと、最大限に男の哀愁を描くことができなかったのでしょう。
もうとにかく渋い映画ですね。
ミッキー・ロークのことを知らないと魅力が少なくなる映画かな。
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映画レスラーの口コミでよくあるのが、
あのミッキー・ロークが復活
みたいな感想です。
でも僕はミッキー・ローク名前は聞いたことあるけど、どういう人なのか知らないんですね。
なので”あの”となっててもピンとこないわけです。
そんなミッキー・ロークのネームバリューに影響を受けない状態の僕が観た感想としては、そこまで男のロマン的なものは感じないけど悲哀は分かるといった感じです。
もしミッキー・ロークのことを知っていたりファンだったりしたら、ミッキー・ロック本人の生き様とかのカッコよさを感じることができて、すごく男のロマンある名作という評価になるのかも。
プロレスしかできないというよりは、プロレスラーにしか生きがいを感じられないというふうに見える。
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ミッキー・ロック演じるランディは、
- 集客できる人気がある
- 他のレスラーや若手のレスラー、関係者らに尊敬されている
となっていて、プロレスラーとしてそこまで落ちぶれているわけではないんですね。
ただいつまでプロレスラーとして活動できるかという身体面での悲哀はあるかと思います。
あといくら人気があるといっても、十分に暮らしていけるほどのギャラ(というのでしょうか)をもらえるほどの試合には出れないということなのかも。
これだけ人気があるなら、プロレスラー以外にもなにかできそうと思えてしまうんですがどうでしょうか。
まあそういうのは置いといて、主人公のランディはプロレスラーしかできないというよりは、プロレスラーとしてしか生きがいを感じることができないということなのかもしれないですね。
流血や痛い場面もあり、痛いの苦手な人は見ていられないかも。

映画レスラー途中で観るのを止めてしまった人の多くは、痛い場面があるからだと思います。
どんな痛いシーンがあるかというと、自分で肌を切って流血させたり、でかいホッチキスを体に打ったりなどです。
あとは鉄条網の上に飛び込んだりとか。
ここまでしないといけないのかと思うほど痛々しいです。
痛いの苦手な人は、おそらく観ていられなくなってしまうのではないでしょうか。
ラストシーンが良い。結末もいい。

ラストシーン良かったですね。
変に感動的にしたりせずに「これしかないんだ!」という主人公ランディの心の声が聞こえてきそうな最後のシーンでした。
ランディがチラッとある場所を確認するシーンも良かった。
悲哀度の高いラストシーンでしたね。
ただ男のロマンなのかというと、どうなんでしょう。
男のロマンというよりは、ファンの歓声が忘れられない人気プロレスラーなのかなという印象を受けました。
映画で描かれたような多くの人から歓声を浴びることって、すごくうれしくて気持ちのいいことなんでしょう。
この歓声を失うなら死んでも構わないという覚悟を決めたラストってことっぽいですね。
でもランディはキャシディとうまくいってほしかったなと思ってしまいます。
そうした部分もバッサリ切ることで、より悲哀と切なさを出しているということなんでしょうね。
映画「レスラー」ネタバレあり感想まとめ
ということで映画「レスラー」ネタバレあり感想でした。
まとめると、
- 渋すぎる男の哀愁ストーリー
- 好き嫌い分かれそうな映画
- ミッキー・ロークのことをよく知ってる人なら、より魅力ある映画
- プロレスしかできないというよりは、プロレスにしか生きがいを感じられない男のストーリー
といったところです。
観る前はプロレスラーの再起復活物語かと思ってたんですが、見事にそうしたハートウォーミング・ヒューマンドラマ要素をぶった切ってましたね。
「レスラー」を見る方法
「レスラー」を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
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(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
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