
「セルラー」って面白いのかな?
という人のためにAmazonプライムビデオで映画「セルラー」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この映画「セルラー」の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、「セルラー」を観るかどうかこの記事を参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
本格的A級スリラー映画が見たい人や、考察がはかどる映画が見たい人にはおすすめしません。
それでは「セルラー」のあらすじ、監督・キャスト、ネタバレなしの感想をどうぞ!
あらすじ
セルラー(字幕版)(Amazonプライムビデオへ)
科学の教師をしているジェシカは、ある日突然男たちに自宅から誘拐されてしまう。
連れてこられた部屋にジェシカは閉じ込められてしまった。
部屋にあった電話は破壊されたのだが、ジェシカは粉々になった電話機の配線をつなぎ通話状態にすることに成功。
偶然つながったのは、まったくの他人の若者ライアンのケータイだった。
ライアンはジェシカからかかってきた電話に最初は真面目にとりあわなかったが、しだいにジェシカの緊迫した雰囲気から本当に誘拐されたのだと思い、助けることにするのだったが…。
監督・キャスト
監督デヴィッド・エリス
脚本クリス・モーガン
ジェシカ・マーティン(キム・ベイシンガー)
科学の教師。誘拐される。
ライアン(クリス・エヴァンス)
ジェシカからの電話が偶然つながった相手。
感想(ネタバレなし)
ストーリー部分には、ほぼ触れないようにレビューしています。
「期待せずに見たら面白かった!」が体験できる映画

映画「セルラー」いかにもB級くさい雰囲気が出ていたんですが、レビューが異様に高評価なんですよね。

なんでこんなに評価高いの?
と疑問に思い見てみたら納得。
これは好意的なレビューしたくなる映画だなと感じました。
できたらなにも見ずに読まずに映画「セルラー」ぜんぜん期待せずに

暇つぶしになればいいかな
というぐらいの気持ちで見てほしいです。
そうすれば映画「セルラー」のもつ魅力を全力で楽しむことができますよ。
多くの伏線があって「ここでこうくるのか!」という面白さがある

映画「セルラー」の面白さはいくつかありますが、すごくよくできてるなって思ったのが伏線の使い方。
けっこうたくさんの伏線が序盤から展開されてるんですが、かなり伏線と気づかないような形でうまく入れられているんですね。
序盤のなにげないシーンが終盤で活きてくるとか。
なのであんまり「ここは伏線なのかな」とか考えないようにして観たほうが、終盤になるほど面白くなってきますよ。
そういった意味でも”あまり期待せずに”見たほうがいい映画ですね。
映画タイトル「セルラー」つまり電話が小道具としてフル活用されててよい

映画タイトルの「セルラー」
セルラーの意味するところは、iPhoneなど高機能なスマホ登場以前に普及していたケータイ電話のことですね。
日本だとパカパカ閉じたり開いたりするガラパゴスケータイって言われてたやつです。
電話やメッセージのやりとり、あとは機器によっては高度なことができたりとか。
この「セルラー」が映画で仕掛けとして、

見事!
と思ってしまうほど、うまく活用されているとこも映画「セルラー」の見どころの1つです。
あんまりくわしく書くとネタバレになるので、いくつかヒントだけ書いとくと、
といったことが出てきます。
とくに着信音の活用の仕方は「おお!」と思ってしまいました。

なんでマナーモードにしてなかったんだ~
と悔やんでしまうほど(笑)
まあマナーモードでもダメだったかな。
どんなシーンかは、ぜひ映画「セルラー」見て確認してみてください。
すごくケータイが映画を盛り上げる小道具として活用されてて、感動できるぐらいのレベルですよ。
誘拐ものとシリアスな題材だけど徹底してエンタメしてて楽しく見れる

映画「セルラー」は誘拐されて、ある目的のために監禁されるという設定。
この設定だけ見ると、すごくシリアスですよね。
でも映画「セルラー」は、たしかにシリアスなんですが、あくまでエンタメとして作られていてすごく気軽に見れるようになっています。
推理小説もので殺人があって犯人捜しをしますよね。
あんなふうに事件がエンタメとして消費されているような状態。
映画「セルラー」のタイトルの画像でキム・ベイシンガーがすごく怖がってる感じで載ってるので、すごく怖い映画なのかと勘違いしてしまいますが、まったくそんなことはありません。
いったいこの状況をどうやって脱出するのか
このことをとことん楽しめるように作ってありますよ。
絶妙にダサかっこいい警官など、B級としての抜群のセンスの良さを感じる映画

映画「セルラー」いわゆるA級ではなくてB級作品な雰囲気なんですね。
B級だからいってつまらないわけではなく、ちゃんと面白いです。
絶妙などこか全体的にダサさがあるんだけど、あえてそういうダサい雰囲気を利用して楽しんで見れるエンタメとして昇華させている感じがする映画なんですね。
ダサかっこいい
そんな雰囲気もある映画です。
たとえば、どんなシーンが良かったかさわりだけ書いておきます。
ぜひこの2点注目して映画「セルラー」見てみてください。
警官の銃の撃ち方、これ2回あるんですが2回あることで絶妙な面白さを醸し出してるんですね。
いや~ほんとセンスあるな~なんて思ってしまいました(笑)
あと誘拐される女性の行動が、なんかけっこう突然で

え?こうくるのか
という驚きがあるとこも良いです。
シリアスなんだけど、ぜんぜんシリアスになってないあくまでエンタメとして楽しめる、なかなかめずらしい映画かなって思います。
どこかで見た役者がけっこう出演してる

映画やドラマをよく見る人だと、

あれ?この人見たことあるな
という役者がけっこう出演しています。
など。
キム・ベイシンガーは迫真の演技してるんですが、映画「セルラー」の絶妙なB級感のせいか微妙に浮いてるし、ジェイソン・ステイサムは、なんかちょっと安っぽくなってるし。
これだけ豪華な役者が出演してるんですが、B級なエンタメ感を楽しめるというのは、もしかしたら奇跡的なのかも(笑)
とくに警官役を演じるウィリアム・H・メイシーが、すごくいい味出してます。
もうあの2回の銃撃シーンがなんだかたまりません。
とりあえず映画「セルラー」見てもらって、この全体にただよう絶妙さを体験してほしいです。
映画「セルラー」ネタバレなし感想まとめ
ということで映画「セルラー」のネタバレなしのレビューでした。
まとめると、
といったところです。
映画「セルラー」すごくセンスの良さを感じるB級映画なんですが、
もしかしたらA級を真面目に狙って作ったけど、出来上がったら絶妙な感じに面白いB級作品に仕上がった
という意図していなかった面白さが備わってしまった稀有な映画なのかもしれません。
ぜひなんも期待せずに映画「セルラー」見てみてください。

あれ?なんか面白いぞ。
ってなると思います。
セルラーを見る方法
セルラーを見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ(2020年12月22日時点)
(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
ブルーレイ・DVDソフトを購入すれば、ずっといつでも繰り返し観れる
動画配信サイト(VOD)で配信されている映画やドラマなどは配信終了することもあります。
もう一度観ようと思っていたのに配信終了していたら悲しいですよね。
何度も繰り返し観たい作品の場合は、ブルーレイかDVDソフトを購入しておけば、ずっといつでもお気に入りの映画やドラマを観返すことができて安心です。
「セルラー」のブルーレイソフトは発売されてないようです。
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