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ベイビーステップ感想 テニス好き以外の人でも面白い おすすめのアニメです。

テニスラケット アニメ

(※本ページはプロモーションが含まれています)

あるブログを読んでいたら、ベイビーステップっていうマンガが面白いと書いてあり興味を持ちました。

それで、もしかしたらアニメ化されていてnetflixにないかなって探してみるとあったので見てみることにしました。

観始めたら止まらなくなりましたね。かなり面白いです。ベイビーステップ。

テニス好きな人だけでなく、なにか好きなことに取り組んでいる人が観ると、いい刺激をもらえるアニメです。

ベイビーステップ シーズン1をレビューしていきます。

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「ベイビーステップ」をオススメしたい人

  • 主人公が成長していくストーリーが好き
  • テニス好き
  • 好きなことに夢中になってみたい人
  • 現実ではありえない必殺技とか登場しないのを見たい人

あらすじ

丸尾栄一郎。あだ名は「えいちゃん」

彼は勉強熱心で常に学年トップクラスの成績であった。授業のノートは、驚くほどきれいに整理されて書かれており、他の生徒に貸してほしいと頼まれるのがいつもの風景だった。

丸尾は体力をつけるためという理由でテニスに興味をもちSCPというテニスクラブの体験レッスンに行ってみた。

そこには、同じ高校の鷹崎奈津がいた。

鷹崎奈津(なっちゃん)に、えいちゃんは勉強が好きなんだねと言われて戸惑う。

丸尾は「好きな事」に熱中した経験はなかったのだ。

テニスを始めてみた丸尾は、どんどんとテニスが好きになっていき生活が一変していくのだった。

原作者 声優

原作者 勝木光
丸尾栄一郎(声 村田太志)
鷹崎奈津(声 寿美菜子)
江川逞(声 浪川大輔)
三浦優作(声 楠大典)
池爽児(声 細谷佳正)

感想・評価

テニスという夢中になれることを見つけた丸尾栄一郎(えいちゃん)

テニスの練習中
丸尾がなっちゃんに「勉強好きなんだ」って言われたときの丸尾の反応が良かったですね。

そこらあたりから、ベイビーステップって面白いって思うようになりました。

丸尾はテニスを始めたきっかけが「運動しようと思って」っていう、若者らしくないじじくさい動機だったわけですが、だんだんとテニスにはまっていくのがいいですよね。

子供のころは夢中になってやっていたことがあったのに、大人になって仕事とかでいつの間にか「夢中になれるもの」を失っている人が、たくさんいると思います。

そういう人はベイビーステップを見ると、なにかしら感じるところがあるのではないでしょうか。

中学生や高校生ぐらいの年代でも、どこか冷めてしまった感じになっている人はいるでしょう。

もしかしたら、そうした学生がベイビーステップを読んだり見たりして、なにかをやってみたりテニスをやり始めたりっていうことがありそうです。

夢中になってテニスにのめりこむ丸尾を見て、俺も私もなにかやってみたいなってなるんじゃないでしょうか。

夢中になれるものがあると困難を乗り越えることもできますよね。

「ソウルサーファー」という映画ではサメに片腕をくわれるという困難に立ち向かった女性べサミーのことが描かれます。

片腕を失っても、それでもサーフィンを続けるべサミーに心動かされる映画でしょう。

関連ページ ソウルサーファーを動画配信で観た感想 片腕のサーファーの実話映画 べサニーがすごすぎる

考え抜く・素直にやってみる・簡単にあきらめない

ノート
丸尾の性格は、とにかく真面目で、しかも好きな事じゃなくてもやり抜くことができる精神力があること。

学校の勉強ができる優等生タイプの人は、おそらく与えられた課題を、あまり疑問を持たずにすんなりと受け入れてやり続けることができる性格なんだと思います。

優等生のなかには、勉強が好きとか、たとえば数学って面白いなって思っている場合もあるでしょうけれど。

丸尾の場合は、勉強に面白味を感じているわけではなく、ただ与えられた課題をこなしているだけで、課題をきっちりとすることに快感を覚えるタイプなんでしょう。

丸尾の特徴であるノートがそれを表していますよね。

こういう勉強が無駄だったわけではなく、テニスが上手くなるための役に立っています。

勉強することで培った考え抜くことやあきらめずに問題を解くことがテニス分析ノートに役立っているわけです。

あと丸尾はテニスのコーチに言われたことを素直にやってみるんです。

そして、ただ素直にやるだけでなくて、丸尾は、きっちりとなぜこの練習をするのかという分析までするんです。

そこがすごいところです。

丸尾っていう主人公がやっていることって現実世界でも十分に役立つ考え方ですよね。

いわゆる「感覚派」でない人は丸尾みたいな徹底した「理論派」を目指してみると、あんがい面白い生き方ができるかも。

丸尾は、ただの「理論派」ってだけでなく実行力もあるわけです。

「感覚派」だろうと「理論派」だろうと、やってみないと結果が分からないですから実行力って大切ですよね。

それにしても、テニスノート40冊超えているわけですが、ラケット入れる鞄に全部入っているんでしょうか。ドラえもんのポケットみたいになってるななんて思いました。

最初のころのノートは家に置いてきてるんでしょうね。

ゾーンへと至る道が描かれた

試合中のテニスプレイヤー
ベイビーステップはテニスの試合中、選手の心の声のセリフがすごく多いです。

丸尾が理論派なので、よけいそうなるのでしょう。

考えて考え抜いて「そうだ!」って思いつくところがいいなって思いました。

丸尾は相手のコートにピンポイントに打ち分けるという技術を磨くんですが、そのときに学校でしていた勉強が役立つんですよね。

学校の勉強って、まったく役立たないわけではなくて、こういうときには役立つことがあるんでしょう。

コートを100分割して、しかも自分のコートからどう打てばいいかをすぐにノートに図で書ける丸尾は、さすが優等生というかここまでできるなんて凄すぎです笑

丸尾の心の声のセリフを聞いていると、こんなふうに考えてばっかりだと、たいていの人は混乱して頭がボーッとしてくるんじゃないでしょうか。

しかし丸尾は勉強で鍛えた集中力で考え抜くんですよね。

さらに、いわゆる「ゾーン」に入るみたいなシーンがシーズン1でちらっと出てきます。

理論を打ち立てまくった後に訪れる極度の集中状態。

まさしく「ゾーン」っていうやつなんだろうなって思いました。

理性と本能について語られるシーンがありますが、その理性と本能のバランスがうまくいって、さらにその先に「ゾーン」と呼ばれる精神と肉体の状態があるんでしょう。

「ゾーン」に自然に入ることができるような人は、いわゆる天才肌の人なんでしょうね。

なぜこんなにもテニスのことを詳しく描けるのか

取材メモ
マンガを描いている勝木光はテニス経験者で、マンガを描くために丁寧に取材をしているみたいです。

だから、こんなにもテニスの理論とか試合中の心理などを詳細に描写できるってことみたいですね。

派手な必殺技とか、現実ではありえないようなことが起こったりする作品も、それはそれで面白いわけですが、ベイビーステップみたいに地味だけれど骨太の作品も面白いですよね。

テニスをしている人からすれば技術面やメンタル面で参考になることがあるんじゃないでしょうか。

テニスをしていなくても、仕事とか自分のやりたいことに役立つ考え方とかで参考になると思います。

テニス以外のことでもベイビーステップの物語は役立つってところが、この作品のいいところじゃないでしょうか。

天才と努力 Baby steps to Giant stridesの意味

テニスプレイヤー
池爽児(いけ そうじ)っていうキャラクターが登場します。

池爽児はスポーツが得意で天才タイプです。あっという間にプロになったという人物設定になっています。

池爽児のモデルは錦織圭みたいですね。

池爽児は天才タイプですが丸尾は天才ではなく努力タイプ。

丸尾にも目の良さという能力がありますが、それだけではテニスは勝てないというところから丸尾の成長が始まります。

タイトルの「ベイビーステップ」とは、小さな目標でもいいから実行していき、それを積み重ねて大きな目標を達成していくみたいな意味みたいです。

シーズン2のオープニング曲の最後に「Baby steps to Giant strides」という言葉が出てきます。

意味は、「赤ちゃんの歩みは小さいが、その歩みは後に大きな力となっていく」みたいな感じです。

まさに丸尾のための言葉ですよね。

そしてベイビーステップを見ている、読んでいる人にも役立つ言葉です。

決意するだけとか心を入れ替えるだけじゃなくて、丸尾みたいに着実に実行していくっていうことが、とっても大事なんだということは忘れないようにしたいです。

天才タイプは努力しなくても、なんでもできるっていうわけではなくて、元々持っている才能に加えて、凡人をはるかに超える努力を平然と行い続けることができるタイプっていうことでもあるのかもしれません。

丸尾が必死の努力で歩んでいるところを、池爽児は努力の素振りも見せず軽々と超えていってしまうってことなのでしょう。

丸尾が「Baby steps to Giant strides」で、どこまで池爽児に食いついていけるのかっていうのが楽しみですね。

丸尾がテニスに打ち込んでいく様子を自分に重ね合わせて見てしまうところがあると思います。

テニスというスポーツに詳しい人が作り出すストーリー

テニスの練習をする人
派手さはないけれど、テニスに関してものすごく詳しいんだろうなっていう人が作っている作品だと思います。

作者のマンガ家勝木光はテニス経験者なんだそうです。

作中で語られる選手の心理面での描写は、テニスを経験していないと、なかなか分からないことなんだろうと思います。

それに取材も徹底してされているのでしょう。

丸尾の技術面の解説なんかすごいですよね。

テニスをしたことがある人が、試合中の丸尾のセリフを聞くと勉強になったりするのかもしれません。

一つだけ、これは創作色が強いのかなって思ったのが、岩佐の絵を描くテニスをするということ。

実際に、テニスコートにボールで絵を描くために試合をするっていう選手は、たぶんいないですよね。

説教くさいオープニング曲の歌詞に最初は唖然とした。

歌手
シーズン1のオープニング曲「Believe in your self」を初めて聴いたときは、なんて直球な歌詞なんだ!と驚きました。

ある意味すごい歌詞だなって最初は思ったんですが、何回か聞いているうちに、こういう直球の歌詞もいいかななんて思うようになりました。

考えてみれば、歌の歌詞って、いろんな言葉を使って比喩的に表現していることが多く、歌詞がそのまますぐに理解できて頭に入ってくるなんてことは少ないですよね。

意識して歌詞を聞いてみて、こういうことをこの曲で伝えたいのかなって想像することが楽しかったりするわけです。

ところが「Believe in your self」は、もうそのまんま。

こんなにも歌詞がそのまま頭の中に入ってきてすぐに理解できるって、なかなかすごいです。

潔い歌詞です。

でも、どんな回りくどい歌詞を書くとしても聞いている人に伝えないことは「Believe in your self」みたいな根本的なことなわけですから、こういう直球な歌詞もありだと思うようになりました。

「風」とか「光」とか「影」とか、いろんな言葉を使っても、結局伝えたいことは、くじけるなとか、がんばれよとか、愛とか恋っていいよねみたいなことですよね。

ってことで、ベイビーステップ シーズン1のop「Believe in your self」の歌詞はありだと思います。

聞いた人のなかには説教くさいって感じる人もいるみたいですが。

作詞・作曲と歌は、阿部真央。

アニメ「ベイビーステップ」感想まとめ

シーズン1とっても面白かったです。

シーズン2もネットフリックスで観ています。

エーちゃんとなっちゃんの恋の行方がどうなるかとか、はたしてエーちゃんは優勝できるのかなど、シーズン2がどうなるのか楽しみですね。

ベイビーステップって、こんなにも堅実な描き方をした作品だとは思っていませんでした。

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)とかドラゴン桜や砂の栄冠、インベスターZの漫画家三田紀房が好きな人はベイビーステップも面白いと思えるんじゃないでしょうか。

ベイビーステップは実写ドラマ化されてます。観たことないですが興味はあります。

やっぱり試合中に、ものすごい心の中の声がセリフであるんでしょうか。

丸尾の髪型は普通になってるみたいです。

アニメで丸尾の鶏のとさかみたいになってるヘアスタイルを見たときは、主人公に、なにか特徴をつけたかったのかななんて思いました。

実写ドラマでは、とさかをつけるまでの再現はしなかったみたいです。

ベイビーステップ1期を見る方法

アニメ「ベイビーステップ1期」を実質見る方法があります。

もちろん違法視聴ではありません。

ちゃんと正しく安全安心に観れる方法です。

くわしくはアニメ「ベイビーステップ1期」の動画を視聴で見る方法の記事にてどうぞ。

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