「このサイテーな世界の終わり」って面白いのかな?
という人のためにNETFLIXで「このサイテーな世界の終わり」シーズン1を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「このサイテーな世界の終わり」シーズン1の感想記事を読んでいただくと、自分の好みに合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、「このサイテーな世界の終わり」シーズン1を観るかどうか参考にしていただければ、つまらない海外ドラマを観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
残虐なシーンがあるのは苦手な人や、すごい仕掛けとかどんでん返しがある凝ったストーリーのドラマを観たい人にはオススメしません。
それでは「このサイテーな世界の終わり」のあらすじ、キャスト、レビューをどうぞ!
「このサイテーな世界の終わり」シーズン1あらすじ
ジェームズはおとなしく孤独な少年。
しかし幼い時から動物を刺すなど残虐な面もあるサイコパスだった。
アリッサは母親が再婚し、やってきた新しい父親とうまくいっていなかった。
アリッサはクラスで浮いているジェームズに興味を持って話しかける。
それからアリッサとジェームズの逃避行が始まるのだった。
「このサイテーな世界の終わり」シーズン1キャスト
監督ジョナサン・エントウィッスル
ジェームズ(アレックス・ローサー)
アレックス・ローサー、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「イミテーションゲーム」で若い時代のチューリング演じています。
アリッサ(ジェシカ・バーデン)
「このサイテーな世界の終わり」シーズン1ネタバレなし感想
ストーリー部分のネタバレありません。
圧倒的に画面に引き込まれる。ブレイキングバッドと同じ雰囲気。
ブレイキング・バッド(Amazonプライムビデオへ)
どこかで観たことあるドラマの雰囲気だなと思ったんですが、ブレイキングバッドと似てるかなって感じました。
とくに派手な音楽とか演出みたいなのがなくて静かなんだけれど、ずっと観ていられる引力がすごいですね。
「このサイテーな世界の終わり」はブラックコメディなので、かなり残虐なシーンがあるんですが、不思議とそんな残虐なシーンかあるからと観るのを止めたくはなりません。
それよりも主人公の2人ジェームスとアリッサがどうなっていくのか、そのことが面白くなっていきます。
ストーリーはシンプルで追う者と追われる者がいるだけ。
しかし、ジェームスとアリッサのロードムービーにもなっているので、これからどういう展開になっていくのかストーリーの予想がしにくいとこがいいんですね。
思春期の投げやり感が極端に表現されてる。
主役の少年・少女ジェームスとアリッサはティーンエイジャー。
親に反抗したり思い悩んだりという思春期です。
さらにジェームズは大人しいけれど、動物を刺したりなどサイコパスなキャラクター。
そしてジェームズは最初はアリッサを友達と恋愛対象としてではなく、亡き者にしたいというかなり危ない考えを持っています。
いつもナイフを隠し持っていたりするんですね。
「このサイテーな世界の終わり」シーズン1の前半は、いつジェームズがアリッサを襲うんじゃないかというサスペンス感がちょっとあります。
まさか自分をナイフで刺そうとしているなんて思っていないアリッサが、突然のようにジェームズのことを好きになっていくんですね。
ジェームズはアリッサから好意を向けられることで困惑して、だんだんと様子が変わってくるとこも良いです。
アリッサはかなり気まぐれで、突拍子もないことを言い出したりしたりするアリッサにジェームズの心がかき乱されたりして翻弄されるパターンが続きます。
アリッサはサイコパスではないけれど、自分の家庭環境への不満もあってか、自分のことにかなり投げやりになってます。
そんなアリッサを観てるとハラハラしてしまいますね。
アリッサ役ジェシカ・バーデンがかわいい。
「このサイテーな世界の終わり」の魅力はその引き込まれるドラマの雰囲気だけではありません。
アリッサ役ジェシカ・バーデンのかわいさも「このサイテーな世界の終わり」の魅力の一つ。
- ジェームズに見せる笑顔
- 落ち込んだときの切ない表情
- ヤバい状況での妙に冷静な顔
など、アリッサはいろいな変化があって見応えあるものになってますね。
そんなアリッサを演じるジェシカ・バーデン自身が、キュートな女性ですごく魅力的なんです。
ジェシカ・バーデンの女優としての魅力もあって「このサイテーな世界の終わり」はさらに引き込まれるドラマになってますね。
大笑いできるわけでもなくサスペンスの凄みがあるわけでもないが、なぜかずっと観ていられるドラマ。
「このサイテーな世界の終わり」はジャンルはブラックコメディです。
コメディではあるけれど、そこまで笑えるっていうわけではなくドラマの雰囲気はあくまでシリアス。
ジェームズとアリッサが巻き起こす状況がおかしくて、思わず笑ってしまうというシーンがあったりします。
ガソリンスタンドのシーンは笑いましたね。
ゲラゲラと笑えい続けられるわけでもなく、シリアスな状況で凄みのあるサスペンスになるわけでもなく、なんとなくどこかずれた状況が永遠と続いてしまうという感じ。
- ジェームズとアリッサの恋と行く末
- 刑事たちがジェームズとアリッサをどうするのか
- シーズン1の最後はどうなるのか
こういったことが気になることもあり「このサイテーな世界の終わり」シーズン1を飽きずに最後まで観れたんじゃないかなと思ったりしました。
残虐なシーンがあるが、怖い感じはしない。
ある人物が刺されるというシーンがあります。
大量に出血したりするんですが、怖いというふうにはならなかったですね。
基本ブラックコメディなので、こういう不謹慎なシーンでも笑いにつながりそうと思ってしまうので怖さがあまりないのでしょう。
それに刺される人は自業自得なとこがあるっていうのもあるかと思います。
こんな感じで「このサイテーな世界の終わり」は、その刺されて大量出血した人以外は、えげつない悪人という人物は出てきません。
みんないろいろな状況になってはいるけれど、どこか優しさを残しているんですね。
サイコパスなジェームズもアリッサと一緒に行動するうちに、だんだんとサイコパスなところが消えていっています。
そんなどこか優しさを残した人々ばかりが出てくるので、残虐なシーンがあったとしても、それ以外のとこで癒しがあったりして最後まで観てしまう良さがあるんですね。
監督はジョナサン・エントウィッスル
「このサイテーな世界の終わり」の監督はジョナサン・エントウィッスル。
ジョナサン・エントウィッスル、調べてみたんですがあまり情報がないですね。
「このサイテーな世界の終わり」のような見応えあるドラマを作ることができる監督ですから、相当な実力者だと思います。
「I Am Not Okay With This」っていうドラマの監督もしてるみたいです。
「I Am Not Okay With This」NETFLIXで2020年2月26日 17:00から配信決定しました!
NETFLIXメディアセンターにて告知されています。
「I Am Not Okay With This」はストレンジャーシングスの製作総指揮ショーン・レヴィも関わってるそうで、面白そうです。
「このサイテーな世界の終わり」のあの雰囲気とストレンジャーシングスの80年代の雰囲気がミックスされたようなドラマになるのでしょうか。
楽しみですね!
原作コミックがあります。
ドラマ「このサイテーな世界の終わり」の原作は漫画です。
「The End of the Fucking World」っていうタイトルでペーパーバックがAmazonで販売されています。
ちらっと中身が見れるんですが絵柄がかなりシンプルですね。
サントラが歌など充実。音楽担当はブラーのグレアム・コクソン
The End Of The F***ing World (Original Songs and Score)(Amazonへ)
「このサイテーな世界の終わり」のサントラは2枚出てます。
音楽はブラーのグレアム・コクソンとのこと。
歌もいいし曲も好みで、さらに良いのが音の作りがすごく心地いいところ。
こういう音質のことなんていうんでしょうか。
乾いた感じではあるけれど暖かみがあるみたいな。アシッドっていうのかな。
たぶん主題歌なんだろうサントラ1曲目「Walking All Day」ポップでキャッチーな曲で聴いてて楽しくなりますね。
ドラマの内容はブラックですが。
ブラーのグレアム・コクソンって知らなかったんですが、今後チェックしていきたいです。
「このサイテーな世界の終わり」のサントラは、soptifyやapple music、Amazon Music Unlimitedなどのサブスクで配信中(2019年12月時点)
The End Of The F***ing Worldの2枚のサントラの試聴プレイヤー貼っときますので聞いてみてください。
サブスクはこうして気になった曲があると、すぐにフルで多くの曲が聴けるとこが良いです。
僕はapple music利用しています。
apple musicについては、「【apple musicは良い】聴き放題の定額音楽配信サービスは聴きたい曲をどんどん増やしたい人に超オススメ。」にて解説してるので興味ある方はご覧ください。
「このサイテーな世界の終わり シーズン1」ネタバレなし感想まとめ
ということで「このサイテーな世界の終わり シーズン1」ネタバレなし感想でした。
まとめると、
- 圧倒的に画面に引き込まれる。ブレイキングバッドと同じ雰囲気。
- 思春期の投げやり感が極端に表現されてる。
- アリッサ役ジェシカ・バーデンがかわいい。
- 大笑いできるわけでもなくサスペンスの凄みがあるわけでもないが、なぜかずっと観ていられるドラマ。
- 残虐なシーンがあるが、怖い感じはしない。
といったところです。
ドラマの持つ雰囲気が魅力的で、ずっと観ていられました。
すごいどんでん返しがあるストーリーっていうわけでもないんだけど、ジェームズとアリッサがどうなっていくのかが楽しみですね。
シーズン2も観てみます!
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