「ブレックファストクラブ」って面白いのかな?
という人のためにAmazonプライムビデオで「ブレックファストクラブ」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「ブレックファストクラブ」の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、「ブレックファストクラブ」を観るかどうかこの記事を参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
野暮ったい感じの昔の映画や、イキッた若者がじつはいいヤツ系のキャラクターが苦手な人にはおすすめしません。
それでは「ブレックファスト・クラブ」のあらすじ、監督・キャスト、ネタバレなしの感想をどうぞ!
あらすじ
ブレックファスト・クラブ (字幕版)(Amazonプライムビデオへ)
補習で学校に呼ばれた生徒たちは、渋々図書室に集まってきた。
先生が出した課題は「自分とはなにか」というテーマで作文を書くこと。
生徒たちは作文を書こうとはせず、1人が周りの生徒にからみはじめるのだった。
監督・キャスト
監督ジョン・ヒューズ
アンドリュー・クラーク(エミリオ・エステベス)
レスリングをやっている。優等生タイプ。
クレア・スタンディッシュ(モリー・リングウォルド)
裕福な家庭の女性。お嬢様・人気者タイプ。
ブライアン・ジョンソン(アンソニー・マイケル・ホール)
少しでも成績が悪いと落ち込む。ガリ勉タイプ。
ジョン・ベンダー(ジャド・ネルソン)
他の生徒にからんだり、からかったりし始める。不良タイプ。
アリソン・レイノルズ(アリー・シーディ)
奇妙なことばかりする。不思議ちゃんタイプ。
感想(ネタバレなし)
ストーリー部分には、ほぼ触れないようにレビューしています。
若者たちが悩み打ち解けていくワンシチュエーション群像劇
「ブレックファスト・クラブ」有名な映画らしいんですが知りませんでした。
観る前は若者たちが、恋愛とかいろいろ騒いだりしてなんだかんだある映画かと思ったんですが予想してたのとは違いましたね。
若者らしい、自分が見えて感じているのが世界のすべてなんだという考えだからこその悩みが痛々しいほどに描かれています。
同年代の人が観ると、登場人物の誰かがまるで自分のことのように感じられるのではないでしょうか。
と、まったくタイプの異なる若者が、一つの室内で数時間過ごすことになったらどうなるのかが見どころになっています。
後半まるで一緒に心通じあったような空間にいるような気分になれるかも
もう大人になっている人は、自分の学生時代思い出してみてください。
なんとも思ってなかった人と、たとえば修学旅行とかで同室になり夜なんとなく話してたら、だんだん意気投合してきて仲良くなったとか親友になったとか、そのような思い出ないでしょうか。
ブレックファスト・クラブの後半の展開はそれと似たような、あの「心通じ合った」と感じる空間が再現されているんですね。
ブレックファストクラブが有名な作品で好きな人が多いのは後半の展開があるからでしょう。
後半のあの展開がなければ有名な作品とはなっていなかったかも。
僕は最初、
ずっとこんな調子なのかな
と前半は思ってましたが後半のあるシチュエーションのシーンになって
なるほど、だから好きな人が多い映画なんだな
と納得しました。
見る人によっては痛すぎる演出に感じるけど、80年代の映画と思って観ればOK
1980年代の映画ということで演出がやはり昔風です。
チンピラっぽい学生が登場したとたんに、その”痛さ”をバシバシとかましてきます(笑)
そんなに反抗したいなら最初から補習のために学校に来なければいいんですが、そこはちゃんと出席してちゃんと先生に反抗するわけです。
前半のやたらと先生や他の生徒にからむチンピラがウザく感じてしまって、映画観るのを止める人いそうですね。
しかし、ちょっとでも「まだ見てみようかな」という気持ちがあるなら最後まで観ることをオススメします。
若いころの「心が通じ合った友達とのあの空間」の雰囲気を体験することができますよ。
先生大変だな
先生、生徒たちの補習のために数時間も学校にいないといけなかったのと、ややこしい生徒たちの相手しないといけなくて「大変だな」と思いました(笑)
夏休みの時期なのか補習に来た生徒以外は学校にいないんですね。
それか土曜日だったので学校が休みだったのかも。
映画には先生と生徒が心通じあって…という感動ものの作品かたくさんあります。
しかし「ブレックファスト・クラブ」は、まったくそんなことはなく、
思春期の生徒っていうのは、だいたいは先生への態度悪いよね
という程度の先生と生徒の交流を描く程度。
あと生徒たちの間で分かりやすい感動シーンがあるわけでもありません。
なので「感動もの」は期待しないほうがいいですね。
感動というよりは、じんわりと心の奥で理解できるみたいな感情が後半湧き出てくる映画になってます。
この作品気に入ったら、この時代のハリウッド青春もの映画を見ていくのがよさそう
「ブレックファスト・クラブ」は1980年代のハリウッドの青春映画の代表的な作品だそうです。
そして80年代にこうした青春映画がたくさん制作されたそうで流行していたんでしょう。
それらの作品に出演している俳優たちを「ブラット・パック」と言っていたとのこと。
ブラット・パック(Brat Pack)は、1980年代のハリウッド青春映画に出演した若手俳優の一団に付けられたあだ名。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF
Wkipediaより引用
「ブレックファースト・クラブ」観て気に入った人は、ブラット・パックと呼ばれた役者たちが出演していた80年代の作品を見ていくと楽しいかも。
以下、Wikipediaからブラット・パック出演の映画タイトルを書いときます。
- 「アウトサイダー」1983年
- 「恋のスクランブル」1983年
- 「すてきな片想い」1984年
- 「オックスフォード・ブルース」1984年
- 「ブレックファスト・クラブ」1985年
- 「セント・エルモス・ファイアー」1985年
- 「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」1986年
- 「ブルー・シティ/非情の街」1986年
- 「きのうの夜は…」1986年
- 「ウィズダム/夢のかけら」1986年
- 「想い出のジュエル」1988年
- 「ワイルドボーイズ」1994年
「ブレックファスト・クラブ」ネタバレなし感想まとめ
ということで「ブレックファスト・クラブ」のネタバレなしのレビューでした。
まとめると、
といったところです。
1980年代にハリウッド青春映画の流行みたいなものがあるなんて知らなかったですね。
「ブレックファスト・クラブ」前半は見てるとイライラしてくる人いるかもしれないですが、後半になってくるといつのまにか見入っている状態になる人いると思います。
そんな映画かなと思います。
「ブレックファスト・クラブ」を見る方法
「ブレックファスト・クラブ」を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ(2020年11月3日時点)
(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
ブルーレイ・DVDソフトを購入すれば、ずっといつでも繰り返し観れる
動画配信サイト(VOD)で配信されている映画やドラマなどは配信終了することもあります。
もう一度観ようと思っていたのに配信終了していたら悲しいですよね。
何度も繰り返し観たい作品の場合は、ブルーレイかDVDソフトを購入しておけば、ずっといつでもお気に入りの映画やドラマを観返すことができて安心です。
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