
「ホビット 決戦のゆくえ」って面白いのかな。
という人のためにロードオブザリング三部作、ホビット三部作すべて観た僕が感想を書いています。
この「ホビット 決戦のゆくえ」の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合う映画なのか面白いのかが分かります。
なので、つまらない映画を観て時間を損したってことになりませんよ。
ひとこと感想「エルフの奥方ガラドリエルの活躍が見れて満足」
評価- ガラドリエルファンの人
- 大軍勢の戦闘シーンが観たい人
- 長い映画でもOKな人
ファンタジー世界が好みではない人や、やたらと長い映画は苦手な人にはおすすめしません。
それでは「ホビット 決戦のゆくえ」のあらすじとネタバレなし感想をどうぞ。
「ホビット 決戦のゆくえ」あらすじ
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エレボールの財宝を守っていたドラゴン スマウグは人間のバルドによって討ち取られた。
ドラゴンのいなくなった故郷エレボールにトーリンらドワーフたちは戻ることができた。
さっそくアーケン石を探すトーリンたち。
しかし、アーケン石は見つからない。
アーケン石はビルボが隠し持っていたのだ。
財宝に魅惑されたトーリンは以前とは様子が変わってしまっており、ビルボはそんなトーリンにアーケン石を渡すことができなかった。
そうこうしているうちにエルフ軍がやってきて、さらにドワーフ軍も到着。
エルフ軍とドワーフ軍の戦いが始まるがオークの大軍勢が突然現れた。
急遽エルフ軍とドワーフ軍は協力することになる。
一方ドル・グルドゥアではガラドリエルが出現したサウロンと対峙していた。
「ホビット 決戦のゆくえ」ネタバレなし感想
大きなネタバレなしです。
「ホビット決戦のゆくえ」見どころ

- サウロンVSガンダルフ・ガラドリエル・エルロンド・サルマン
- エルフ、人間、ドワーフ、オークら大軍勢での戦闘シーン
この2つが見どころです。
他にもあるとは思いますが、僕が「ホビット決戦のゆくえ」を観て印象に残った見どころは、この2つですね。
以下、この「ホビット決戦のゆくえ」の見どころ2つについて感想を書きます。
サウロンVSガンダルフ・ガラドリエル・エルロンド・サルマンの戦いが熱い!
「ホビット決戦のゆくえ」で僕が一番の見どころだと思うのが、サウロンとガンダルフやガラドリエルとの戦いのシーンです。
とくにケイト・ブランシェット演じるエルフの奥方ガラドリエルの活躍が見れて、うれしかったですね。
ロードオブザリングではガドリエルは指輪の誘惑に打ち勝つシーンがあるぐらいで戦うシーンはなかったです。
でも「ホビット決戦のゆくえ」ではガラドリエルがオークを一瞬で葬ったり、強敵サウロンを退けるほどの力を発揮していて、その力の凄さを見れて満足でした。
ガラドリエルがオークを一瞬で消滅させるシーンは、その力がどれほどのものかよくわかる表現がされてて新鮮でした。
まさに圧倒的な力をガラドリエルは持っているんだと、よくわかるシーンでしたね。
あとエルロンドや魔法使いのサルマンが戦うシーンも見れます。
ガンダルフもサルマンも杖でオークを倒したりしてて、けっこう肉弾戦をしますね。
指輪物語の魔法使いは、かなり肉体派なのかもしれません。
エルフ、人間、ドワーフ、オークらでいつもの大軍勢での戦闘シーンが見どころだが長く感じる。
指輪物語シリーズの見どころの1つ、大軍勢での戦闘シーン。
映画ホビットでも3作目「決戦のゆくえ」で、その大軍勢同士の戦いのシーンが見れます。
映画ホビットはロードオブザリングの戦闘シーンより、迫力不足かなという印象でした。
戦闘エリアが狭いのと、やたらと戦闘シーンが長いので正直ちょっと飽きてしまうかなという感じがじます。
なんかこうタメのシーンが多いんですよね。
そこにそんなに時間かけなくてもと思ってしまうこともちょっとありました。
オークをバッタバッタと倒したていくシーンが好きな人は、飽きずに観れる戦闘シーンかなと思います。
サルマンがサウロンに魅入られているっぽい様子が見れる。

映画ホビット3作目「決戦のゆくえ」でサウロンが登場します。
といってもまだ封じ込められているかなにかの状態で、全力が出せない状態です。
そのまだ全ての力を出しきれないサウロンと、白の魔法使いサルマンやガラドリエルたちが戦うシーンがあります。
ガラドリエルがサウロンを退けるんですが、この時サルマンがサウロンに魅入られたっぽいシーンがあるんですね。
ああこの時にサルマンはサウロンに囚われたんだな、それでロードオブザリングでは敵になってしまうのかと分かるわけです。
エルフの奥方ガラドリエルはサウロンとの戦いで、もっと力を欲するようになった?
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ガラドリエルはオークを一瞬で吹き飛ばすほど絶大な力を持っていますが、それでも全力を出せない状態のサウロンを追い返すので精一杯でした。
おそらくガラドリエルは己の力不足を感じたのではないでしょうか。
それでロードオブザリングのときにフロドが持っていた指輪の誘惑に囚われそうになったのかなって思います。
ロードオブザリングでガラドリエルが指輪の誘惑にに打ち勝つシーンは名場面だと思います。
映画ホビット三部作が気に入った人で、まだロードオブザリング観てない人は、ぜひ観てみてください。
ドワーフ王トーリンの欲望との戦い
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ドワーフ王のトーリンも誘惑に囚われます。
トーリンの場合は祖父が溜め込んだ大量の財宝とアーケン石という宝石の誘惑に囚われてしまうんですね。
映画のなかでドワーフの1人が王が財宝の誘惑にとらわれる様子を見て、
「執着、独占欲、猜疑心にとらわれている。」
というようなセリフがあり、なるほどと思いました。
財宝にとらわれて常に忘れられなくなり、誰にも渡さないと強く思い、誰かが自分の財宝を狙っていないかと思い続けてしまう。
そんな心理状態になってしまいます。
指輪物語シリーズは、ほんとこの欲望との戦いがよく描かれますね。
原作者のJ・R・R・トールキンは、かなり禁欲的な人だったのでしょうか。
エルフとかドワーフなどが出てくるファンタジーな物語なのに、こんなにも個人の内面を描くとこが指輪物語シリーズの面白さの1つでもありますね。
3作目「ホビット決戦のゆくえ」感想まとめ
ということで映画ホビット3作目決戦のゆくえのネタバレなし感想でした。
まとめると、
- 見どころはサウロンvsガラドリエルたちと戦闘シーンの2つ
- ガラドリエルの凄さが良かった。
- 誘惑との戦いが「決戦のゆくえ」でも描かれます。
といったところです。
これで映画ホビット三部作観終えました。
や〜長かったですね。
指輪物語の世界を十分に楽しめる映画でした。
まあちょっと長すぎるかなとは思いましたが。
映画ホビットは時間のあるときに見るか、スキマ時間に細切れに見ることをおすすめします。
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