超高層ビルを舞台にしたアクション映画「スカイスクレイパー」観てきました。
むちゃくちゃ高い場所でのドウェイン・ジョンソンの迫力あるアクションをとことん楽しむ映画です。
深い感動があるとか考えさせられるとかそういうストーリーではなくて、とにかく超高層ビルをかけめぐるドウェイン・ジョンソンのアクションを味わうことがメインになっています。
シンプルなアクション映画を観たいっていう人にオススメです。
それでは映画「スカイスクレイパー」の感想や評価をレビューしていくので見るかどうか参考にしてください。
感想・評価
なるべくネタバレなし
評価 ★★★★★★☆☆☆☆ 6/10
高所恐怖症の人は見てられない映画かも
超高層ビル「ザ・パール」で悪者たちが火災を発生させある狙いを達成しようとするのが映画「スカイスクレイパー」のメインストーリーです。
途方もない高さのビルが舞台になっているので、高い場所のシーンがたくさん登場します。
なので高所恐怖症の人は見ていられないかも。
私は何回も体の下半分がゾクゾクしてしまいました(笑)
映画のタイトル画像になってるビル建設用のクレーンからビルに飛び移るドウェイン・ジョンソンのシーンは、かなりゾクゾクします。
とくにクレーンのあそこの部分でのシーンはもうゾクゾク感が最高潮に達しました!
クレーンのあそこの部分にいるドウェイン・ジョンソンを上から映しているので、はるか下の地面が見えちゃうんですよね。
いろんな場所でドウェイン・ジョンソンが高い場所で離れた地点に飛び移るんですが、毎回落ちそうになります。
「もっとゾクゾクさせてくれ!」って思ってしまうぐらいドウェイン・ジョンソンが何回も落ちそうになってました。
再起動とダクトテープがポイント
洋画「スカイ スクレイパー 」は、ちょっとだけ伏線があります。
ドウェイン・ジョンソン演じるウィルは安全管理の仕事をしておりハードウェアのシステムについてもくわしいんです。
それで妻のサラのスマホの調子が悪くなったときに、ウィルはとりあえず再起動すればOKって言うシーンが最初のあたりであります。
これが伏線になってますね。
他にも伏線というか、後でこの仕掛けが活躍しますよ的なものが何か所かあります。
あと伏線ではなくてダクトテープが活躍します。
ダクトテープってどんなのかっていうとこんなのです。
この灰色のテープ、映画や海外ドラマ好きならいろんな作品で見たことがあるんじゃないでしょうか。
アメリカではこのダクトテープ、万能アイテムみたいな使われ方してますよね(笑)
そのダクトテープの万能アピールが面白かったです。
実際映画で登場した使い方したら役立ちそう。
超高層ビルであんな行動をリアルではしないと思いますが。
深みはないが迫力はある
「スカイスクレイパー」は考えさせる系とか号泣もの実話ものではなく、とにかく超高層ビルでのドウェイン・ジョンソンのアクションを楽しんで見てくれ!っていう映画です。
脚本に伏線が張り巡らされているわけではなく、人間心理を深く描くっていうのでもなくド派手なアクションを見てすごいなって思ってほしい作りになっています。
エンタメ体感系の映画といえるんじゃないでしょうか。
私は2D上映の普通の映画館で見ました。
すごいゾクゾクしたり迫力もありましたが、やっぱりなんだか物足りなさはありました。
ちょっとダイハードと似たとこはありますね。
もし映画館で見るなら4DX上映してるとこで「スカイスクレイパー」見たほうがいいかな。
4DXとは映画館なんだけれどアトラクションみたいになっている上映方法です。
座席が動く・香り・風・水など劇場がアトラクション施設みたいになっているんですね。
「スカイスクレイパー」は4DXと相性がいい映画です。
最後のあたりで重要な場所が人間が行くには危ない場所にあるっていう設定が映画「ギャラクシークエスト」を思い出しました。
なんでそんな場所にあるの?って思わず思ってしまうようなところに重要な部分があるんですよね。
まるで「さあ、この難所を超えられるか?」みたいな仕掛けになってます。
ギャラクシークエストは、この設定をコメディとして利用しています。
重要な場所に行くまでに、やたらと危ない仕掛けが用意されてるんですよね(笑)
これはドラマを無理やりにでも盛り上げるために昔からある手法なんでしょう。
架空の超高層ビル「ザ・パール」香港にホントにありそうに思える
映画で登場する超高層ビル「ザ・パール」
もしかして香港にほんとにあるのかな?
ビルで火災が起こる映画なのに、ビルの所有者はよくOKしたななんて思ってたんですが架空のビルでした。
「ザ・パール」はリアルでは香港にはありません。
でも香港だと本当にあんな変わった形の「ザ・パール」みたいな超高層ビルありそうって思ってしまうんですよね。
主演のドウェイン・ジョンソンのゴツい体格が動く動く!
映画「スカイスクレイパー」ではドウェイン・ジョンソンが動きまくります。
とにかく最初から最後までアクションの連続です。
ドウェイン・ジョンソンって巨体の持ち主ですよね。
身長は196cmで体重は100キロは超えているそうですから、ものすごい体してます。
100キロ超えてるっていうとデップリと太ってそうですが、まったくそんなことありません。
筋肉の塊です。
そんな巨体の持ち主ドウェイン・ジョンソンが飛んで跳ねてつかんで登ってと、もうすんごい動きまくります。
高い場所で何回も落ちそうになりながら、自分の力だけで体を持ち上げて助かるっていうシーンがこれでもかってあります。
よくあんな巨体(100キロ超え!)を自分の力だけで持ち上げることができるなってびっくりです。
実際は自分の力だけで体を持ち上げてるわけではないのかもしれませんが。
でもドウェイン・ジョンソンなら腕力だけで100キロ超える巨体を持ち上げてしまいそうです。
ドウェイン・ジョンソンはプロレスラーとしても有名みたいで日本ではロック様って呼ばれてるそうです。
なるほどプロレスラーならリングで飛ぶ・跳ねるってやってますから映画のアクションでも役立ちますよね。
敵の女性シア役ハンナ・クィンリヴァンがかわいくてかっこよかった
「スカイスクレイパー」見てて「あ、この人いいな」って思ったのが敵側で一人だけいる女性です。
なんかたまにCGに見えるぐらい整ったシャープな顔してます。
細い体なんだけど格闘ができて強くて銃の腕もいいっていう切れ者な女性です。
役名はシア。
演じたのは台湾の人気女優ハンナ・クィンリヴァンだそう。
「スカイスクレイパー」見てもらうと分かりますが、体のキレがすごくよくてすごい魅力的な女優だなって思いました。
ハンナ・クィンリヴァン、これからいろんな映画で見かけるになるんじゃないかと予感させる良さがありました。
そんなシア役ハンナ・クィンリヴァンを紹介したyoutubeの動画があったので貼っておきます。
『スカイスクレイパー』特別映像|最強の女暗殺者シア
https://www.youtube.com/watch?v=5NL6l0a4f3A
ネーヴ・キャンベル演じるウィルの妻サラが強い
意外だったのが主人公ウィルの妻サラが強いこと。
「ああサラ危ない!」って思ったら、訓練されたっぽい格闘技を繰り出して危機を脱出するんです。
なんてサラこんなに強いの?って思ったら、そういえば軍医なんですよね。
軍医ってある程度の格闘のための訓練もするんでしょうか。
それかウィルから格闘の手ほどきを受けていたとか。
なんにせよサラが強かったのが意外でした。
サラの紹介動画もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=7Dc-8MUji-s
「スカイスクレイパー」の感想まとめ
ということで「スカイスクレイパー」の感想でした。
まとめると、
- 高所恐怖症は失神するんじゃないかと思うレベルの高さでのアクション映画
- ダクトテープ万能説がちょっとした笑いどころ
- 純粋にアクションを楽しむ映画
- 「ザ・パール」は架空の超高層ビルだが香港ならホントにありそうって思ってしまう
- シア役ハンナ・クィンリヴァンがカッコよくてカワイイ
- 主人公ウィルの妻サラが強いのが意外だった
といったところです。
「スカイスクレイパー」はいろいろ考えずに見る、とにかく迫力満点のアクションを楽しむ映画です。
深く考えさせられる系の映画、たとえば最近だと「ウインドリバー」みたいな作品ばっかり見ていて、そろそろこういう考えさせる系の映画は疲れるなって思ってる人は「スカイスクレイパー」を素直な気持ちで楽しんでみるのがいいんじゃないでしょうか。
とにかくたか~い場所でのゾクゾク感マックスのアクション映画でした。
主演のドウェイン・ジョンソンは「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」にも出演してましたね。
「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」は予想以上に面白いコメディ映画でオススメです。
ツァオ役のチン・ハンは海外ドラマ マルコポーロで賈似道役でした。
ちなみに映画のタイトル「スカイスクレイパー」の意味は「摩天楼」です。
映画「スカイスクレイパー」は、こういう人におすすめ
- シンプルに大迫力のアクション映画を楽しみたい人
- 高い場所にいるときの、あの「ゾクゾク感」を味わいたい人
- ドウェイン・ジョンソンのファン
予告編
「スカイスクレイパー」の予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=QbaQU78r1GU
あらすじ(だいたいのストーリー)
映画「スカイスクレイパー」の内容はこんな感じです。
ウィルはFBIだったときに爆発に巻き込まれ大ケガをして片足の膝から下を失った。
そのときの大ケガの治療を担当した軍医サラと結婚して二人の子どもを授かった。
ウィルは大ケガをした後は安全審査を行う会社を経営するようになっていた。
香港の企業家ツァオは超高層ビル「ザ・パール」の安全審査をウィルのFBI時代の元同僚ベンの紹介でウィルに依頼する。
ウィルは家族とともに香港に訪れ「ザ・パール」のオープン前の住居エリアで宿泊していた。
ツァオは安全審査を行うウィルにビルのあらゆるシステムを操作できるタブレットを渡す。
安全審査で「ザ・パール」とは離れた場所にあるセンターに行く途中、何者かがウィルの持つタブレットを狙って後をつけてきた・・・。
超高層ビル「ザ・パール」では地下15階に怪しい人物たちが侵入し、ある異変が起ころうとしていた。
監督・キャスト(登場人物)
監督
ローソン・マーシャル・サーバー
役名(俳優)
ウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)
主人公。元FBI。FBIだったときの仕事で片足の膝から下を失っている。非常に頑丈な義足を使用している。今は安全管理の仕事をしている。
超高層ビルの上階の住居エリア部分のオープン前の安全審査の仕事をすることになった。
サラ・ソーヤー(ネーヴ・キャンベル)
ウィルの妻。ウィルがFBIだったときに負った大ケガの治療をサラが担当したことがきっかけとなって結婚する。2人の子どもを授かっている。
ツァオ・ロン・ジー(チン・ハン)
超高層ビルを建設した企業家。敵のリーダーのボスをある理由から知っている。超高層ビル「ザ・パール」の安全性に絶対の自信を持っている。
ボス(ローランド・ムーラー)
敵側のリーダー。超高層ビル「ザ・パール」を建設したツァオが持っているあるものを奪おうとしている。
ベン(パブロ・シュレイバー)
ウィルの元同僚。超高層ビル「ザ・パール」の安全審査の仕事をウィルに紹介してくれた人物。
ウー捜査官(バイロン・マン)
超高層ビル「ザ・パール」の騒動に駆けつけた香港警察のリーダー。最初はウィルを疑うが大きな危険があるにもかかわらずビルに入ろうとするのを見て疑いを解きはじめる。
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