
登場人物が心開いていく癒される映画で感動できるのないかな?
という人のために多くの映画を観てきたブログ管理人シエン(@tetete437)が、実際に観た映画のなかから、登場人物が心開いていく感動作品を紹介。
ランキング形式でお送りします。
この「登場人物が心を開く映画おすすめランキング5選・洋画編」の記事を見ていただくと、
「やっぱり人と人が打ち解けあっていくストーリーって感動する」
「なんだか明日からやさしい気持ちになれそう」
ってなる映画を見つけることができますよ。
それでは、「登場人物が心を開く映画おすすめランキング5選・洋画編」どうぞ!
※この記事で紹介している配信情報は2020年10月23日時点のものです。配信終了、配信状況が変更されている場合がございます。最新の配信状況については各サービスにてご確認ください。
【6位】善き人のためのソナタ
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おすすめ理由
1980年代の東ドイツ側の監視役が主人公の映画です。
その監視役が劇作家や役者の芸術性に触れるうちに、だんだんと心を開き芸術を守ろうと動くようになる変化が見どころ。
東ドイツがあった時代を知ってから見たほうがいい

東ドイツってなに?
という方に簡単に説明すると、ドイツは昔2つの国に分かれていたんですね。
東ドイツと西ドイツです。
西ドイツはアメリカっぽい国。東ドイツはソ連(今のロシアの前にあった国)っぽい国。
(正確な説明じゃないですが、だいたいのイメージです。東西ドイツの詳しい経緯はベルリンの壁(Wikipedia)を読んでください)
西ドイツのほうが豊かだったので東ドイツから西ドイツに行く人が増えたため、壁を作って国民監視して西ドイツ風な考えをする者を東ドイツ社会から排除してたわけですね。
このあたりの当時の社会情勢を知ってから「善き人のためのソナタ」を観たほうが、より感動します。
要注意人物を監視するうちに監視役が変わり始めるとこが見どころです
その東ドイツの役人だった主人公の監視役は、要注意人物を監視し始めます。
主人公は生真面目で東ドイツの理想を半ば本気で信じていました。
それほど純粋な人物であり、また感受性豊かで芸術にも関心があったんです。
監視対象だった人物とその恋人を盗聴するうちに、主人公は危険な行為をし始めます。
ラストシーンが見事
そしてラスト。
すごく爽やかで、なんとも言えない良さを感じるシーンでした。
地味なんだけど秀作となっていて、主人公の行動が変わっていく様子とラストシーンには心打たれるものがあります。
作品情報
監督と主なキャストデータ紹介
監督
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
主要キャスト
ウルリッヒ・ミューエ
マルティナ・ゲデック
セバスチャン・コッホ
ウルリッヒ・トゥクール
トマス・ティーマ
(2023年5月17日時点の情報です。最新情報はU-NEXTにてご確認ください。)
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【5位】なんちゃって家族
とある理由で父や母を演じていた他人どうしが、本物の家族のようになっていく
「なんちゃって家族」は、ヤクをばれずに運ぶためにまったくの他人である人たちを集めて、ニセの家族の設定でキャンピングカーで旅行するロードムービー。
ヤクを運んでいることがバレないように、しぶしぶ母親役や娘役、息子役をすることになるんですね。
いやいや母親役とか娘役を演じていたのに、いろいろな出来事がありだんだんとみんな心を開いていくんです。
はじめは他人同士だったのが旅するうちに、だんだんと打ち解けあって本物の家族のようになっていくとこが癒されます。
基本コメディ映画なので癒されつつも笑いながら気楽に見れますよ。
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(2021年3月23日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「なんちゃって家族 ネタバレなし感想 完成度高いコメディ映画 面白くて心温まる」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【4位】ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ネコのボブのおかげで他人との普通の交流を取り戻していく主人公
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」はヤクの中毒になっていた主人公が一匹のネコと出会って人生が好転していく映画
実話です。
主人公は猫のボブを介して、さまざまな人と交流できるようになり他人に対して心を開いていくんですね。
ヤクをやめるときの禁断症状もボブが近くにいてくれたおかげで乗り越えることができるんです。
ただのヤク中毒の男だと誰も見向きもしないんですが、猫がいるだけで
などなど猫をきっかけにして他人と交流できるようになっていく様子が描かれています。
いつでも主人公の近くに寄り添うボブを見ていると、なんだかネコ好きの人の気持ちが分かるななんて思ったりしました。
心癒されるよい映画です。
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(2021年3月23日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「映画ボブという名の猫 幸せのハイタッチネタバレ感想。猫好きなら感動の実話で面白い。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【3位】フリーダム・ライターズ
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先生のアプローチで対立していた生徒たちがお互い心を開いていく
「フリーダム・ライターズ」は先生が生徒一人ひとりにノートを渡して、そのノートをきっかけにクラスの全員がお互いの心を開いていくストーリー。
「フリーダム・ライターズ」も実話をもとにした映画です。
「フリーダム・ライターズ」で登場する学校は周りにギャングがうようよいるような治安の悪い場所。
友達など身近な人が殺されてしまった経験がある生徒が多いんですね。
そんな過酷な環境のなかで生徒たちは希望が持てず、クラスのなかでグループを作っていがみあっているような状況でした。
しかし先生はそんな生徒たちにノートを渡します。
そしてそのノートにはなにを書いてもいい、先生に伝えたいこととか書いてほしいと生徒たちに伝えるんですね。
心のうちをノートに書き綴る生徒も出始め、先生はしだいにクラスのみんながお互い心を開いて打ち解けあえるように導いていきます。
実話だし、お互い対立していた者たちが先生の授業で少しずつ打ち解けあっていく様子は感動的ですよ。
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(2021年3月23日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「フリーダムライターズ感想。面白い。感動した。実話を元にした教師もの。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【2位】コーチ・カーター
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スポーツだけでなく人生を切り開くことも教えてくれた先生と生徒の絆
「コーチ・カーター」は学校の部活もの。
新コーチであるカーターが赴任してきて、だらだらと希望もなく暮らしていたチームメンバーたちを鍛えてバスケを強くし、さらにはチームメンバーたちの将来を切り開く手助けもするというストーリーになっています。
最初はコーチ・カーターに反発していた部活のメンバーたち。
しかし、バスケの試合で勝つこと、強くなっていくことの喜びを知りコーチを慕うようになり心を開くようになっていきます。
「コーチ・カーター」が見ごたえあるのは、最初のころに離脱した生徒のことも描いているところ。
カーターはきびしい指導をしたので、反発して部活を去った生徒もいたんですね。
その生徒が映画後半である登場の仕方をします。
その生徒とコーチカーターの交流も見どころとなっていますよ。
くわしい感想を「名作「コーチカーター」感想。面白い。伝えたいことは本気の大切さ」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
【1位】マグノリア
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様々な状況に巻き込まれていく登場人物たちが、お互い打ち解けていく物語
「マグノリア」は群像劇となっています。
1人だけが主役ではなくて、数人の人々が主人公みたいになっている映画ですね。
喧嘩したりいがみあったり、うまく交流できていなかった人々が、あることがきっかけとなり変化していくとこが見ごたえあります。
すごくカタルシスを感じる映画ですよ。
あることっていうのはかなり変わったことなので、ぜひ実際に映画「マグノリア」を見てどんなことなのか体験してほしいです。
群像劇のメインキャストたち、それぞれがなんらかの形で心を開いていくことになるんですね。
最近こういう「マグノリア」みたいな映画はなかなかないと思うので、昔の名作で癒されるのないかなと探している人は「マグノリア」をオススメします。
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(2021年3月9日時点。最新配信状況はU-NEXTにて要確認)くわしい感想を「映画マグノリア感想と考察。面白い。感動できてラストの出来事に泣けるストーリー。」にて書いていますので、観るかどうか参考にしてください。
登場人物たちが心を開く映画おすすめランキング5選【洋画編】まとめ
ということで登場人物たちが心を開く映画おすすめランキング5選でした。
まとめると、
でした。
どの作品も登場人物たちが、だんだんと周りの人たちと打ち解けあい、心開いていく様子が見れる映画となっています。
とくに「マグノリア」は最近の映画で興味あるのはほとんど観たので、過去の作品でなにか名作ないかな~と探している人にオススメしたい作品ですね。
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