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雲のように風のように ネタバレなしレビュー 酒見賢一原作の面白いアニメです

草原 アニメ

(※本ページはプロモーションが含まれています)

「雲のように風のように」は20年以上前のアニメですが、今見ても面白いです。

中国風の都が舞台になっていますが学園ものみたいな面白さもあります。

ラストシーンはすごく切なくなります。

それでは「雲のように風のように」の感想や評価のレビューをしていくので見るかどうか参考にしてください。

名作です。

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こういう人におすすめ

  • 中国の歴史ものストーリーが好き
  • ジブリ作品が好きな人
  • 酒見賢一ファン

あらすじ(だいたいのストーリー)

「雲のように風のように」の内容はこんな感じです。

素乾国の皇帝が崩御した。

皇太子の双槐樹(コリューン)が皇帝に即位。

妃探しが全国で開始された。

銀河が住む村でも妃候補の募集が開始された。

銀河は皇帝の妃というものがどういうものか知らないまま三食昼寝付きに惹かれて応募する。

無事都へとたどり着いた銀河。

しかし都の外では反乱軍が迫っていたのだった。

監督・キャスト(登場人物)

監督
鳥海永行

役名(声優)
銀河(佐野量子)
三食昼寝付きに興味があって皇帝の妃候補に応募した。

江葉(井上瑤)
妃候補として都に来た。銀河と同室となる。非常に物静かな人物

渾沌(小林昭二)
書をたくさん読んでおり知識が豊富。暇だからという理由で反乱を起こす。

感想・評価

なるべくネタバレなし

評価 ★★★★★★★★☆☆ 8/10

ラストシーンがものすごく切ない

最初のシーンは都の映像から始まります。

そしてラスト、鳥が数羽飛ぶシーンがあるんですがこの結末のシーンがものすごく切ないです。

「雲のように風のように」で登場したキャラクターたちが気に入っている人ほど切なくなるラストシーンですね。

物語のなかのことなんですが面白い映画やドラマほど終わるときって、もっと続いてほしいなって思うものです。

その切ない感情が「雲のように風のように」にもあります。

銀河・紅葉などすべてのキャラクターがいい

皇帝の妃候補として都に集まってくる銀河や紅葉、世沙明(セシャーミン)そして角人先生(カクート先生)や渾沌(コントン)などなど、たくさんの魅力的なキャラクターが登場します。

それぞれキャラが立っていて、登場人物たちが話すところなどが楽しいです。

主人公の銀河(ギンガ)は天真爛漫な性格。

邪気のない心の底から明るいキャラクターをしています。

紅葉(こうよう)は物静かだけれど思慮深く頭が良くてカクート先生をも驚かすほどの才能の持ち主。

ただアニメーション版では紅葉とカクート先生の見応えあるやりとりの場面が省かれています。

あと面白いのが渾沌(コントン)という登場人物。

反乱軍の参謀みたいな役割なんですが本人は退屈しのぎなんですよね。

まさにその名のとおり混沌とした状況を作り出してしまう人物なのでしょう。

渾沌(コントン)はたぶん人生そのものを死ぬまでの暇つぶしみたいに思っているっぽいです。

暇で仕方がないから反乱を起こしてみたっていうとんでもない考えの持ち主なんですね。

こんな感じで、それぞれのキャラクターがみんな面白いので見応えありますよ。

私が1番好きなキャラクターは紅葉です。

気にいったら原作小説は必ずよんでほしい

「雲のように風のように」を見て気に入ったら、ぜひ原作小説も読んでください。

原作小説のほうがもっと面白いです。

アニメ版で省かれていたシーンがあるし後宮での出来事ももっとくわしく描かれています。

原作小説の著者は酒見賢一。

酒見賢一はとっても面白い小説を書く人です。

原作小説のタイトルは「後宮小説」となっています。

原作本の「後宮小説」はその後の銀河などについてちょっと書かれています。

「後宮小説」が酒見賢一のデビュー作なんですよね。すごいな。

「後宮小説」以外にもいろいろと長編や短編小説を書いています。

私はだいたい読みましたがオススメなのは「陋巷に在り」ですね。

「陋巷に在り」は長編小説になっています。

アニメ化とか漫画化しても必ず面白いものになるでしょう。

マンガ化はされたんですが絵柄がなんか私はダメでした。

近藤勝也の絵で陋巷に在りのマンガ読んでみたいな~なんて思います。

酒見賢一と近藤勝也は一回「D’arc~ジャンヌ・ダルク伝」で組んでるんですよね。

酒見賢一はもっと売れてもいい小説家だと思います。

今一つ注目されないのが残念ですね。

最近は泣き虫諸葛孔明っていうのを書いていました。

泣き虫諸葛孔明はマンガ化されてます。

【見る方法】DVDと海外版でブルーレイが発売中です

「雲のように風のように」は長年愛されているアニメです。

映画館で上映されたわけではなく民放のテレビで放送されました。

放送されたのは1990年。

かなり昔のアニメですが今見ても十分に面白いです。

見る方法としてはDVDかブルーレイを買うことですね。

各動画配信サービスで探してみましたが残念ながらラインナップにはありませんでした。

【追記(2021年8月31日)】

U-NEXTにて「雲のように風のように」の見放題配信が始まりました!

U-NEXTは初めての登録なら月額料金無料おためし期間があります。

ですので、気軽に観やすいのでぜひこれを機会に「雲のように風のように」を観てほしいですね。

1990年とかなり昔に放送されたのに10年以上経った2002年にDVD化されていて、まだ販売されています。

そしてブルーレイなんですが「Like The Clouds Like The Wind」というタイトルで最近発売されました。北米版です。

「雲のように風のように」は海外の人気も高くてブルーレイ化してほしいという声があったのでしょう。

北米版ですがAmazonで買えます。

PS4では再生できたみたいですね。

くわしくはアマゾンのカスタマーレビューを読んでみてください。

北米版の「雲のように風のように」のブルーレイどのプレイヤーで再生できるのか調べてみました。

リージョン:A (北米・日本) PS3や日本のBD再生機(国コードを「北米」に指定できる機種)で視聴可能。
「輸入アニメ専門店 えいびーす」より引用

とのことです。

ただしブルーレイだからといって高画質ではないみたいです。

もう20年以上前の作品ですからね。

アマゾンのカスタマーレビュー読んでみると、とくにブルーレイ化するにあたって画質を向上させたわけではないみたいです。

「雲のように風のように」の感想まとめ

ということで「雲のように風のように」の感想でした。

まとめると、

  • ラストシーンがものすごく切ない
  • すべてのキャラクターがいい
  • 原作小説のほうがもっと面白い
  • DVDかブルーレイソフトを買うと見れる

といったところです。

「雲のように風のように」はかなり昔の作品なんですが、かなり面白いです。

絵柄はジブリ作品と似ています。

ジブリ作品にも関わっていた近藤勝也という人が「雲のように風のように」の作画監督をしているからですね。

ジブリ作品が好きな人は「雲のように風のように」見やすいでしょう。

それでは「雲のように風のように」見ることにした人は楽しんでください!

主題歌・サントラCD

主人公銀河の声優をした佐野量子が主題歌「雲のように風のように」を歌っています。

切なくなるいい曲です。

「雲のように風のように」みたいな似てる映画を探すなら「まとめ記事」からどうぞ

「雲のように風のように」と似た映画や関連作品お探しの人に、まとめorランキング記事紹介します。

「感動」とか「泣ける」「落ち込んだ時」「監督別」など映画のタイプ別にまとめている記事から、似ている映画や関連作品を見つけやすくなりますよ。

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