鬼滅の刃ってなにげ名言が多いよね。どんなシーンで名言があったか整理されてるブログないかな。もう一度あの感動とか面白さを味わいたい。
という人のために竈門炭治郎語録ベスト9を書いてみました。
これはいいセリフ回しだっていう部分をセレクトしてるので、こういう名言あったなって楽しんでもらえます。
また、そのセリフがあるのがコミックス何巻の何ページか書いているので、すぐにもう一度マンガで名言のシーンを読むことができますよ。
僕はコミックス14巻まですべて読んでいるので、ちゃんと炭治郎のこのセリフがいいなっていうところをピックアップすることができていると思います。
そして一読者として自分なりの言葉で炭治郎のセリフについての感想とか、どういうシーンだったのかをまとめています。
それでは竈門炭治郎語録ベスト9お楽しみください!
- 竈門炭治郎語録 名言名シーンのセリフベスト9
- 「失っても失っても生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと。」
- 「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」
- 「俺は長男だ・・・長男だ!!」
- 「俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
- 「鬼は人間だったんだから。俺と同じ人間だったんだから。」
- 「表が出たら、カナヲは心のままに生きる」
- 「悔しいなぁ。なにか1つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。」
- 「今俺が自分の弱さにどれだけ打ちのめされてると思ってんだ」「この糞爺!!」
- 「足掻くしかない。今の自分ができる精一杯で前に進む。どんなに苦しくても、悔しくても。」
- 「どうしてそう思うんだ?」「先のことなんて誰にもわからないのに」
- まとめ
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竈門炭治郎語録 名言名シーンのセリフベスト9
「失っても失っても生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと。」
2巻113ページ第13話「お前が」の一コマ。
地面の下の”沼”に潜り込んで攻撃してくる特殊能力を持つ鬼を退治した後の炭治郎のセリフです。
この鬼によって被害者和巳さんは婚約者を亡くしてしまいました。落胆していた和巳さんに炭治郎が、
「失っても失っても生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと。」
と声をかけます。
炭治郎は鬼によってねずこ以外の家族を失っています。
ものすごく打ちのめされたはずです。それでも鬼殺隊の厳しい修行を乗り越え鬼殺隊となり鬼を打ち倒すまでに成長しました。
炭治郎は自分に生きていくしかないと言い聞かせて厳しい修行を乗り越えたのではないでしょうか。
もちろん鬼への怒りもあるでしょう。
それでもあんなに仲の良かった家族のほとんどを失ってしまったら、もしかしたら炭治郎は生きる気力を失っていたかもしれません。
ねずこが鬼化したとはいえ生き残ったこと、水柱の冨岡義勇(とみおか ぎゆう)にすぐに会ったことは不幸中の幸いといえそうです。
婚約者を失った和巳さんは落ち込んで生きる気力がなくなりそうでした。
そんな和巳さんに炭治郎は自分の経験からちょっとでも励まそうとしたのでしょう。
和巳さんは炭治郎の表情から炭治郎も親しい人を失っていることに気付きます。
和巳さんは鬼殺隊として自分を守ってくれた炭治郎が同じような経験をしたのだと知り、少しは生きていかなければいけないと思い直したのではないでしょうか。
次は長男シリーズ(笑)
「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」
3巻163ページ第24話「元十二鬼月」でのセリフです。
矢印で相手の動きをあやつる鬼と毬を強烈な強さで投げてくる鬼との戦いで負傷していた炭治郎。
珠世さんに手当してもらっていたが痛みが引かないまま次の戦いに突入しています。
痛いのを我慢しつつ鼓をあやつる鬼と戦っている炭治郎のセリフが、
「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」
です。
意味不明といえそうなセリフなんですが、でも炭治郎の言いたいことは分かります。面白いセリフです。
たしかに世間一般的に長男は我慢強いなんて言われることがありますよね。
まあいろんな長男がいるだろうから長男だから我慢強いってわけではないと思うんですが。
炭治郎は長男っていうイメージにピッタリの長男です。頼れる兄でやさしく我慢づよく…といった理想の長男像そのままのキャラクター。
理想的な長男である炭治郎だからこそのセリフですね。炭治郎は長男はこうあるべきっていう意識が強い性格なんでしょう。
炭治郎一家の次男はきっと我慢強くなかったんでしょうね。
「俺は長男だ・・・長男だ!!」
3巻180ページ第25話「己を鼓舞せよ」でのセリフです。
炭治郎が鼓を打つ鬼響凱を倒した後、着地した時に体が痛むんですが、
「俺は長男だ・・・長男だ!!」
と自分に言い聞かせて痛みを耐えるんです。
なんで「俺は長男だ・・・長男だ!!」と言い聞かせたら痛みを耐えることができるのか。
それは長男というものは我慢強いものとされているから。きっと炭治郎は親に「長男なんだから我慢しなさい。」と言われて育ってきたのでしょう。
「俺は長男だ・・・長男だ!!」って作者の吾峠呼世晴(読み方は、ごとうげ こよはる)がギャグのつもりで描いたのかが分からないとこが、なんとも微妙な線になっていて不思議です。
その理由は吾峠呼世晴先生が天然ボケらしいからなんでしょう(笑)

「俺は長男だ・・・長男だ!!」をギャグのつもりで描いたのか、それとも真面目なシーンのつもりで描いたのか作者の吾峠呼世晴先生のみぞ知るってことですね。
鬼との戦いのなか痛みを耐えるというシリアスな場面で画風もデフォルメされておらず、いたって真面目な絵のままで「俺は長男だ・・・長男だ!!」ですから、作者の吾峠呼世晴は真面目なシーンのつもりなのかも。
ただ鬼滅の刃物語が進むほど明らかに狙ったギャグシーンが多くなるので、「俺は長男だ・・・長男だ!!は読者に笑ってほしくて描いたのかもしれません。
う〜ん、この絶妙さが鬼滅の刃はセリフ回しがいいって言われる理由ではないでしょうか。
「俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
3巻166ページ第24話「元十二鬼月」でのセリフです。
鼓を打つ鬼響凱との戦いのなか怪我をしている炭治郎はなんとかして怪我を補う動きをすることを考えようとします。
怪我で骨が折れていて、さらに心も折れていると自分を分析した炭治郎はまず自分の心を励ますために、
- 「頑張れ炭治郎頑張れ!!」
- 「俺は今までよくよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
- 「そして今日も!!これからも!!折れていても!!」
- 「俺が挫けることは絶対に無い!!」
と口に出して言うんですね。
なんとしても自分を鼓舞して励まして自分の心を支えます。
「俺は今までよくよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
がとくにいいセリフだなって思います。
このセリフ鬼滅の刃の公式の「鬼滅の刃セリフ人気投票」で1位になってましたね。
学生でスポーツ系の部活動してる人は、炭治郎の「俺は今までよくよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」を真似してそうです。
炭治郎の素直な性格がよく出ているセリフです。印象に残りますね。
「鬼は人間だったんだから。俺と同じ人間だったんだから。」
5巻185ページ第43話「地獄へ」での炭治郎のセリフです。
鬼に対しても同情する炭治郎の優しさが出ているセリフですね。
蜘蛛の鬼の家族のなかで1番強い累がやられて滅びゆくなか、水柱の冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)が累の着物を踏みつけます。
冨岡は人を喰った鬼に情けをかけるなと炭治郎に言うんですが、炭治郎は「鬼は人間だったんだから。俺と同じ人間だったんだから。」と鬼に情けをかけることを止めることはありませんでした。
そして鬼の累の着物を踏みつけにしている冨岡の足をどけてくださいと頼むんですね。
冨岡は炭治郎よりも位の高い柱。かっこいいです。

柱であっても足をどけてくださいと言うことができることから、炭治郎の優しさは強い優しさなんだなと分かるエピソードです。
「鬼は人間だったんだから。俺と同じ人間だったんだから。」
と炭治郎が言った後さらに、
「(鬼は)醜い化け物なんかじゃない。鬼は虚しい生き物だ。悲しい生き物だ。」と続けます。
炭治郎は家族であるねずこが鬼になっているので、鬼へ同情する心が強いのかもしれません。
鬼滅の刃の泣けるシーンって鬼の悲しさが表現されてる場合が多いです。

「表が出たら、カナヲは心のままに生きる」
7巻23ページ第53話「君は」でのセリフです。
自分で物事を決めないカナヲに対して、炭治郎がカナヲはもっと自分の心の声を聞いたほうがいいよとアドバイスみたいなことをします。
このときカナヲは炭治郎に恋をしたっぽいですね。
だいたいどういったシーンだったか紹介しておきます。
炭治郎が柱のしのぶの屋敷で療養して修行を行った後屋敷を去ることになります。屋敷を去る炭治郎は屋敷のみんなにあいさつをしてまわります。
カナヲにもあいさつにきた炭治郎ですが、炭治郎が話しかけてもカナヲはニコニコして話そうとしません(このニコニコとするカナヲがかわいいです)
突然コインを投げるカナヲ。コインの表が出るから裏が出るかで炭治郎に話しかけるかどうか決めていました。
そんなカナヲの様子を見ていた炭治郎は、なんで自分で決めないの?とカナヲに問いかけます。
カナヲはいろいろとどうでもいいから自分で決めないでコインが表か裏でどうするか決めていました。過去に精神的につらいことがあって、こうなってしまったんでしょうね。
炭治郎は「この世にどうでもいいことなんてないと思うよ。」と伝えます。
それで炭治郎はカナヲに「ちゃんと自分で決めないといけない。」って言うのではなく炭治郎もコインを投げるんです。
そしてコインの表が出たらカナヲはこれから自分の声をよく聞くことと決めます。
パシッと手の甲に受け取ったコインは表でした。
炭治郎はカナヲに「頑張れ!!人は心が原動力だから」「心はどこまでも強くなれる!!」と告げます。
いや〜すごい爽やかです。炭治郎。かっこいいですよね!
直接こうしたほうがいいというんじゃなくて、カナヲがコインを投げるという方法を使って、炭治郎の心の声を聞いてほしいなという願いを届けます。
こういうふうに自分のやりかたに合わせてアドバイスされると、すっとアドバイスを受け入れやすくなるんだと思います。
この出来事があってからカナヲはコイン投げをせずに、自分の心の声を聞いて自分がどうするか決めて行動するようになっていきます。
カナヲのこういう変化すごくいいなって思います。カナヲが今後どういうふうに変わっていくのか、炭治郎との関係がどうなるのか楽しみです。

「悔しいなぁ。なにか1つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。」
8巻101ページ第66話「黎明に散る」での炭治郎のセリフです。
炎柱煉獄と猗窩座(あかざ)の激しい戦いがあり煉獄が敗北してしまいます。
炭治郎は煉獄とはちょっとの間しか一緒にいなかったのですが、すごい尊敬して慕う気持ちがあったみたいです。
煉獄が猗窩座(あかざ)にやられたことが悔しくて仕方がなかったのでしょう。
炭治郎は自分がもっと強ければ煉獄がやられてしまうことはなかったのにと思ったのではないでしょうか。
鬼殺隊の剣士として成長してきた炭治郎でしたが、まだまだ力不足だったことを思い知らされたのだと思います。
それで、
「悔しいなぁ。なにか1つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。」
という言葉が出てきたのでしょう。
そして炭治郎は「煉獄さんみたいになれるのかなぁ…」と落ち込みます。
炭治郎は柱たちのなかでも煉獄をかなり尊敬していたのではないでしょうか。煉獄の元で修行したかったのかなって思います。
煉獄は鬼滅の刃の登場キャラクターのなかでもかなりかっこいいですね。顔だけでなく心もかっこよかったです。

「今俺が自分の弱さにどれだけ打ちのめされてると思ってんだ」「この糞爺!!」
8巻143ページ第68話「使い手」での炭治郎のセリフです。
炭治郎が煉獄の父と弟がいる家を訪ねます。
すると煉獄の父親が出てきて炭治郎に突然つっかかります。炭治郎の耳飾りをみた煉獄の父は炭治郎が日の呼吸の使い手だと言い「調子に乗るなるなよ小僧!!」と言います。
煉獄の父によると日の呼吸は最強だそうで、その使い手である炭治郎に調子の乗るなと言ったわけです。
しかし炭治郎は自分の力の足りなさで煉獄がやられてしまったと思っています。
だから、
「今俺が自分の弱さにどれだけ打ちのめされてると思ってんだ」「この糞爺!!」
と言い返すんです。
やっぱり炭治郎は煉獄がやられてしまったことが、相当悔しかったんだなっていうことがこのセリフで分かりますね。
「足掻くしかない。今の自分ができる精一杯で前に進む。どんなに苦しくても、悔しくても。」
8巻156ページ第69話「前へ進もう少しずつでも構わないから」での炭治郎の
セリフです。
煉獄の弟と話しているなかで、煉獄を助けるために猗窩座(あかざ)との戦いのときに一気に強くなれる方法があればいいのにと思った炭治郎ですが、そんな方法はないと考えます。
ドラゴンボールでいうと界王拳なんてないよってことですね。
そして炭治郎は言います。
「近道なんてなかった。」
「足掻くしかない。今の自分ができる精一杯で前に進む。どんなに苦しくても、悔しくても。」
と。
この炭治郎の言葉って普遍的なものですよね。読者も自分のことに置き換えて炭治郎の言葉を受け止めたのではないでしょうか。
なにか成し遂げたいことがあったとして、一生懸命近道を探してばかりで地道な努力をしてなかったとしたら、成し遂げることって難しいのだと思います。
有名なスポーツ選手とか役者などの人たちは、それこそものすごい努力してきたはずです。
鬼滅の刃の作者吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さんの経験からの言葉なんじゃないかな~なんて思います。
吾峠呼世晴について女性漫画家っぽいなってことをこちらの記事で書いています。

「どうしてそう思うんだ?」「先のことなんて誰にもわからないのに」
14巻30ページ第117話「刀鍛冶」での炭治郎?のセリフです。
霞柱の時透無一郎が玉壺 (ぎょっこ)の血気術 水獄鉢で不思議な液体のなかに閉じ込められ窮地に陥っていたとき、時透の前に炭治郎の姿が現れます。
この炭治郎は時透が見ている幻ですね。
炭治郎の姿をしていますが、おそらく他の誰かの言葉なんでしょう。
窮地に陥ってもう終わりだと覚悟している時透に「どうしてそう思うんだ?」「先のことなんて誰にもわからないのに」と告げます。
炭治郎らしき人物はさらに自分の終わりを自分で決め手はだめだとも言います。
これらの炭治郎らしき人物の言葉重いですよね。
鬼滅の刃を読んでいる読者のなかで、したいことがあったとしても自分なんてこんなものでしょと諦めている人がいたら、この炭治郎らしき人物の言葉は自分に言われているように思えるんじゃないでしょうか。
自分の終わりっていうのは、なにも亡くなるっていうわけではなくて、したいことがあったとしてもあきらめてしまうっていう意味としてとってもいいんじゃないかと思います。
まとめ
ということで竈門炭治郎語録ベスト9でした。
まとめると、
- 「失っても失っても生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと。」
- 「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」
- 「俺は長男だ・・・長男だ!!」
- 「俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!」
- 「鬼は人間だったんだから。俺と同じ人間だったんだから。」
- 「表が出たら、カナヲは心のままに生きる」
- 「悔しいなぁ。なにか1つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。」
- 「今俺が自分の弱さにどれだけ打ちのめされてると思ってんだ」「この糞爺!!」
- 「足掻くしかない。今の自分ができる精一杯で前に進む。どんなに苦しくても、悔しくても。」
- 「どうしてそう思うんだ?」「先のことなんて誰にもわからないのに」
でした。
最後のセリフは炭治郎本人ではなさそうですが、いい言葉だったので入れました。
バトル漫画なんだけれど読んでいると炭治郎のセリフに励まされることがあります。
あと鬼にも悲しい過去があったりして、鬼滅の刃は奥の深いマンガだなって思います。

今後のストーリーで炭治郎のこれは名言だな~っていうセリフがあれば追加していきます。
もし炭治郎のこういうセリフも良かったよっていうのがあれば、コメントで教えていただけるとうれしいです!
素直で真面目な炭治郎のセリフに感動する人は多いと思います。感動だけでなく炭治郎は天然でもあるので面白いセリフなどもあるんですよね。
こちらの記事で炭治郎含めた鬼滅の刃の面白いシーンをまとめた記事を書いています。

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