鬼滅の刃って面白いのかな?コミックとかアニメを見た後に「つまらない…」と後悔したくないので、実際に読んだ人の評価とか感想を知りたい。
という人のために鬼滅の刃が面白いポイント5つを解説します。
この記事を読んでいただくと鬼滅の刃のどういうところが面白いのか具体的にわかるので、自分の好みに合うマンガかどうかが分かりますよ。
僕は鬼滅の刃14巻まで読んでいるので、どういうところが面白いのか実際にマンガを読んでいる人の評価となっています。
ネタバレありです。
王道バトルマンガなんだけれどシュールギャグが面白い。
鬼滅の刃、バトルマンガなんですがギャグシーンも多くて笑えるんです。ずっとシリアスなバトルシーンが続くんじゃなくて、いろんな場面で笑わせてくれるので楽しく読めるんですね。
とくに面白いのは遊郭編です。
音柱の宇髄天元が炭治郎・善逸・伊之助ともに遊郭に潜む鬼を探すために潜入します。
出発前に天元が「俺は神だ!」と炭治郎たちに言うんです。これだけで、かなりぶっとんだ性格だと分かる天元ですが、さらに上をいくのが炭治郎。
「俺は神だ」と言った天元に対して「具体的には何を司る神ですか?」と聞くんですね(笑)このシーンは大笑いしました。他にもいろいろと面白いシーンがたくさんあります。
「具体的には何を司る神ですか?」がとくに面白くないっていう人が、なかにはいるかもしれません。
たしかに鬼滅の刃作者の吾峠呼世晴先生と笑いのツボが違うと面白くないってなることもあるでしょう。でも笑いどころはたくさん用意されているので、いくつかの場面は笑えるところがあると思います。
笑えなくても感動できるシーンもたくさんあるので、感動ものとして楽しめるでしょう。
あと鬼滅の刃作者の吾峠呼世晴先生が笑わせようとして描いたのか、それとも真面目に描いたのか分からない天然ボケみたいな炭治郎のセリフがあるんです。
「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」
「俺は長男だ・・・長男だ!!」
この2つのセリフですね。
笑わせようとしているのか微妙なところがすごいです(笑)
くわしくはこちらの記事で書いています。

こちらの記事で鬼滅の刃でとくに面白いと思ったシーンをまとめています。

炭治郎の素直で真面目でぶれない心に感動する。
炭治郎は正統派主人公です。素直で真面目、みんなに応援されるキャラですね。炭治郎は情け深くもあります。急に豹変したりしません。覚醒して強くなることはありますが。
常にまっすぐで”くもりなきまなこ”をしているので、疑い深い人の心を動かすこともできるんですね。
このあたりの性格は約束のネバーランドのエマと同じです。

炭治郎はとことん情が深いので味方だけでなく鬼にも情けをかけます。
蜘蛛の鬼のエピソードでは母親役の鬼が炭治郎に斬られることを受け入れた姿を炭治郎が見たとき、炭治郎は苦しまずに消滅させる斬り方に変えました。
妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)の時は、兄である妓夫太郎が堕姫に「お前なんか生まれてこなければよかった…」と言いかけるんですが、炭治郎は妓夫太郎の口を手で塞ぎ「本当はそんなこと思ってないよ。」と堕姫に言うんですね。
こんなにも情け深いのは炭治郎は心の底から優しいからだと思います。表面上だけ優しいのではなく心の底からの優しさがあり、そして心は強いです。
そんな炭治郎だからこそ出会った人の心を動かすことができるのでしょう。
とくに印象深かったのがカナヲに「表が出たら、カナヲは心のままに生きる」と炭治郎が言った場面です。この場面、すごい好きですね。
カナヲがかわいいっていうのもあるんですが、炭治郎が素直な心でカナヲに自分の心の声を聞いてほしいなと優しく伝えたところが素敵ですね。
「表が出たら、カナヲは心のままに生きる」というセリフとこの炭治郎とカナヲのエピソードについて、こちらの記事でくわしく感想とか考察を書いています。

あと炭治郎は素直な性格なので人から応援されやすいです。なのでしのぶ屋敷での修行のときは全集中の呼吸についてヒントをもらったりしてますよね。
味方側だけでなく敵の鬼にも悲しい過去があるので感動する。
(炭治郎がそんな鬼に同情するところに感動。泣ける記事で解説)
鬼滅の刃は人間VS鬼の戦いを描いています。正義の味方と悪者が戦うという構図ですね。
ただ鬼にも悲しい過去があることが多いんです。だいたいは人間のときにうまくいかないことがあって悲しい過去になってますね。たとえ人間を喰っていたとしても、心の底から悪の鬼ってじつは少ないのかもしれません。
たとえば鼓を打つ鬼、響凱(きょうがい)の場合は人間のとき自分が書いた書き物をゴミと言われ踏みつけにされたという過去がありました。
あと下弦の鬼の累は人間だったとき体が弱く歩くこともままならないほどでした。
累の過去エピソードでの累の母親のセリフ「丈夫な体に産んであげられなくて…ごめんね…」は泣けるシーンでしたね。

ただ悪者をやっつけるのではなく敵にも悲しい過去があると物語に深みが生まれます。
それぞれキャラクターが個性的で興味が持てる。
(とくに柱が個性的、かんろじ、無惨のパワハラ)
炭治郎、善逸、伊之助それぞれ特徴があって個性的です。
炭治郎は素直で真面目でちょっと天然ポケ。
善逸は泣き虫だけど寝てしまうと強くなる。
伊之助は超負けず嫌い。
この3人が鬼滅の刃の主要キャラですが、それ以外のキャラも個性的です。とくに鬼殺隊を支える柱と呼ばれる強い剣士たちはかなり特徴あります。
恋柱の甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は、すぐにキュンとする恋多き女性なんだけど、むちゃくちゃ強いです。
僕は鬼滅の刃のキャラクターで甘露寺蜜璃が1番好きですね。
蛇柱の伊黒小芭内(いぐろおばない)は疑り深く蛇と共にいます。「信じない」が口癖ですね。ネチネチした性格です。
炎柱の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)は快活です。とにかく元気!蛇柱の伊黒小芭内とは真反対の性格です。面倒見が良く炭治郎にとって兄みたいな存在でしたね。
あとは鬼と仲良くできたらと言っていながら、炭治郎の妹のねずこを容赦なく斬ろうとするしのぶとか、ひたすらあわれとかかわいそうにと言っているやたらとでかい柱など特徴あるキャラクターがいます。
鬼のボスの鬼舞辻無惨はパワハラ気質で下弦の鬼たちをかわいそうになるほど痛めつけてしまいます。痛めつけるというか消滅させてしまうというひどさ。

そんな個性的なキャラクターたちがどういう戦いをするのかとか、炭治郎と話すと面白い展開になるんじゃないかとかマンガを読み進める楽しさがあります。
鬼舞辻無惨や産屋敷家、珠世、日の呼吸の剣士など謎が多くて飽きない。
鬼滅の刃は王道バトルマンガでギャグシーンも多いですが謎もたくさん用意されています。
どんな謎があるかというと、
- 鬼殺隊当主産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)と鬼のボスの鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が同じ一族
- 鬼の珠世が鬼舞辻無惨と対立していて炭治郎の味方
- 炭治郎の先祖が会っていた剣士が炭治郎の夢に出てくる
- 時透が謎の剣士の子孫っぽい。髪型が鬼の上弦の壱の黒死牟(こくしぼう)と似てる。
- などなど、けっこう謎があります。
物語のポイントになりそうなのが謎の剣士の正体です。
- おそらく日の呼吸の使い手
- 戦国時代の人
- もしかしたら上弦の壱の黒死牟と同じ人物
といったことが言われています。
約束のネバーランドほど謎だらけというわけではありませんが、笑わせてくれてさらにこれだけ興味深い謎があると飽きずに読み進めることができます。

まとめ
ということで鬼滅の刃が面白い理由5つでした。
まとめると、
- 王道バトルマンガなんだけれどシュールギャグが面白い。
- 炭治郎の素直で真面目でぶれない心に感動する。
- 味方側だけでなく敵の鬼にも悲しい過去があるので感動する。
- それぞれキャラクターが個性的で興味が持てる。
- 謎が多くて飽きない
といったところです。
鬼滅の刃、連載が始まったころはギャグシーンはなくシリアスモードのみでした。
シリアスな雰囲気でしかも大正時代っていうのも良かったんですが、だんだんと笑える場面が増えてきてさらに面白くなったのではないでしょうか。
ずっとシリアスな雰囲気だと、ここまで人気マンガにはならなかったんだと思います。
他にも鬼滅の刃のこういうところが面白いよっていうところがあればコメントで教えていただけるとうれしいです!
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