鬼滅の刃って面白いと評判だけど僕(私)は面白くない。他にも同じようなこと思っている人っているよね?どういう理由でつまらないとか嫌いってなってしまうんだろう。
という人のために鬼滅の刃がつまらないってなる人は、具体的にどういう部分が面白くないと思ってしまうのか考察してみました。
この記事を読んでいただくと、他の人が鬼滅の刃をどういう理由で面白くないって思っているのか分かるので、自分と同じように思う人がいることが分かり安心できます。
途中で鬼滅の刃を読むのを止めてしまった人は、この記事を読んでいただくともう一度読んでみようとなり、つまらないと思っていたけれど面白くなってきたってなるかもしれません。
僕は鬼滅の刃14巻まで読んでいるので、しっかりと漫画を読んだうえで鬼滅の刃のここが原因で嫌い・つまらないってなるんだろうという部分をちゃんと評価できていると思います。
炭治郎のセリフがくさすぎ・素直で真面目な性格が苦手で面白くない
炭治郎のセリフは、たくさん切ない感じのがあります。そして素直で真面目な性格という設定です。
ですので炭治郎の素直でまっすぐなひねくれていない性格が苦手な人には合わないでしょう。
炭治郎の悲しみのセリフが「クサすぎ」と感じてしまうのだと思います。
どんな悲しみのセリフがあるのかは、下記の記事を見てもらえると分かります。

たとえば別の漫画ですが約束のネバーランドのエマが嫌いっていう人もいます。
約束のネバーランドのエマも素直でまっすぐな性格。ひねくれてなくて自分の思いに素直で言葉にもそれが出ます。

約束のネバーランドのエマが嫌いな人は鬼滅の刃の炭治郎も嫌いなんじゃないでしょうか。
こういったいかにも主人公な純粋素直キャラを受け入れることができるかどうかで鬼滅の刃が面白いと思えるか、つまらないとなってしまうのかが決まる場合があるでしょう。
鬼の悲しい過去に同情できないので泣けない・感動できない
鬼のなかには人間だったころに悲しい過去がある場合があります。
そのような悲しい過去をもつ鬼を炭治郎がやっつけたとき、炭治郎は鬼であっても情けをかけるんですね。
でも鬼は人間を喰っています。だからそんな敵に悲しい過去があったとしても、なんだか白けてしまって感動できないっていう場合があるでしょう。
たとえ人間を喰っていたとしても鬼の悲しい過去に炭治郎が情けをかけるところが泣けるっていう人だと鬼滅の刃が面白いってなりますよね。
しかしそういう気持ちになれない人だと、残念ながら鬼滅の刃が面白くないってなります。

暗い雰囲気が苦手で読み進めていない
鬼滅の刃って連載開始した始めのころはギャグはなくてシリアスな暗い雰囲気なんです。
柱は出てくるんですが、柱のなかではもっとも地味で無個性に見える冨岡義勇です。このころは冨岡義勇はかっこいいだけの地味キャラでした。

初期のストーリーはひたすら炭治郎の修行ばっかり。
まあそんな感じなので鬼滅の刃を読み始めたのはいいけれど、ずっと暗い雰囲気だしつまらないって思ってしまって読むのを止めてしまう人が一定数いるでしょう。
だんだんとギャグとか感動する場面、鬼との激しい戦闘シーンとかが増えてきて面白くなってくるんですが、そこまで読み進めることができないと鬼滅の刃はつまらないという評価になってしまいます。

大正時代の雰囲気が好きな人だと読み進めやすいかな。
もしコミックス1巻を読んでみたけれど、いまひとつだなって思ったとしてももうちょっとだけ読み進めてみてください。
善逸とか伊之助が登場してしのぶやカナヲが出てくるころには面白くて感動もできるっていうふうになってくる人もいるはずです。
6巻の柱が勢ぞろいするあたりぐらいからグッと面白さが増してきます。
鬼とかグロい場面があって嫌い・苦手だからつまらない
鬼滅の刃、けっこうグロい場面が多いです。グロが苦手な人が鬼滅の刃が苦手ってなるのは仕方がないですね。
どういうグロい場面があるかっていうと、たとえば鬼が人間の切り取った足を抱えていたり、複数の人間でオブジェみたいのを作ったり人面蜘蛛が出てくるなどなど。
蜘蛛が苦手な人は蜘蛛鬼編は見てられないなんてことになってしまいそうです。
ただたしかにグロいんですが、全体的に上品さがあるのでなぜかそれほどグロいシーンが嫌いっていう気持ちにはなりません。
鬼滅の刃ってグロいシーンがけっこうあると聞いて、鬼滅の刃をまったく読んでいない人は一度読んでもらえると、けっこう大丈夫かもしれませんよ。
鬼滅の作者吾峠呼世晴先生と笑いのツボが合わないからギャグが面白くない
鬼滅の刃はだんだんとギャグシーンが増えてきます。けっこうシュールなギャグが多いです。
このギャグが笑えないっていう人の場合は鬼滅の刃を楽しめないでしょう。
笑いのツボみたいなのって人それぞれですから吾峠呼世晴先生の作り出す笑いに共感できないなら、それは仕方がないですよね。
どんなギャグがあるかっていうと僕がもっとも印象に残っているのは、炭治郎が「具体的には何を司る神ですか?」という場面。
くわしくはこちらの記事で解説しています。

炭治郎の天然ボケが炸裂したシーンです。かなり笑いました。
でもこのギャグシーン別に面白くないっていう人もいると思います。そういう人の場合鬼滅の刃はつまらないとなりやすいでしょう。
戦闘シーンが迫力不足、技を出したときにごちゃごちゃして見にくいからつまらない
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読者としてこの点だけは残念だな~って思います。
炭治郎が「水の型 打ち潮!!」っていうふうに技を出すんですが、なにをどういうふうに斬っているのかとか、どういう動きなのかってことが今一つ分かりにくいんですね。
おそらく動きを見せるというよりも、一枚ものの絵としてきれいかどうかを意識されているのかななんて勝手なことを思っています。
とくに水の型の技は波とか水の流れが強調される技なので、炭治郎が技を出したときの絵がちょっと浮世絵みたいな雰囲気なんですね。それはそれでいいかなって思います。
あと激しい戦闘になったときに絵が見づらくなることがあります。
いろんな動きとか線がちりばめられていて、誰がどこでなにをどうしているのかが分かりにくくなってしまうんです。
どこでなにをしているのか分かりやすいバトルマンガっていうとドラゴンボールです。
ドラゴンボールの技って基本エネルギー弾みたいなのが何種類があるだけで、すごくシンプルですよね。
あんなにシンプルにしているのに、ワクワクさせてくれる戦闘シーンを描けるって実はすごいのかななんて今思いました。
バトルマンガとして技を出す部分の絵の動きを重視するのか、それとも一枚ものの絵としてきれいに魅せることを重要視するのか、けっこう難しいのかな。
なんて素人が考えたりしました。
ただ恋柱の甘露寺蜜璃の刀がムチみたいだったりなど、これからも楽しみな戦闘シーンは増えていきそうなので期待したいです。
まとめ
ということで鬼滅の刃が嫌い・つまらない・面白くないってなる理由について6つ考察してみました。
まとめると、
- 炭治郎のセリフがくさすぎ・素直で真面目な性格が苦手で面白くない
- 鬼の悲しい過去に同情できないので泣けない・感動できない
- 暗い雰囲気が苦手で読み進めていない
- 鬼とかグロい場面があって嫌い・苦手だからつまらない
- 鬼滅の作者吾峠呼世晴先生と笑いのツボが合わないからギャグが面白くない
- 戦闘シーンが迫力不足・見にくい
といったところです。
鬼滅の刃、僕は面白いなって思って読んでいるんですが、つまらないってなる理由ってなにかなって思って検証してみました。
どんなマンガでも面白いって思う人とつまらないってなる人がいるものですよね。
はたしてアニメ化されたときに戦闘シーンがどのようになるのか期待したいです。

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さらに以下の記事にて、わかりやすく詳しく解説しています。
コメント
何と言うか、たんじろうさんの不気味さが怖いなと。個人的には設定や歴史観だけでなく感情やその移り変わりにも整合性という概念はあると思っていて、例えばかつて鬼に親を殺された男の子が復讐鬼となったにも拘らず、何の理由も無しに鬼に慈悲を掛けるわけなく。寧ろ怒りに目が眩んで冷静な判断が出来ないくらいが丁度いいなあと思ってしまったんですね。しかし考察動画を見て中々深いなと思わされたのは、たんじろうさんはなぜ不自然にも殺す直前鬼を憐れみの眼差しで見ていたのかについて、「匂いに生まれつき敏感だから悲しみを感じて何と無く儚く思った」というものでした。それでもやっぱり復讐の鬼に敵対対象を慮る精神的余裕なんて無いだろ!とは思ってしまうわけですが、確かにそう言われてみれば作り込まれているなあと感じました。ただ、いよりさんと同じようにギャグシーンだけは未だになぜ戦闘シーンの合間に挟んでしまったのかと首を傾げてはいます。
コメントありがとうございます。
炭次郎は、なぜ毎回鬼に憐れみを感じるのか。その原因が炭次郎は匂いで鬼から悲しみの感情を感じとるから。
という考察、なるほどと思いました。
個人的には、鬼に憐れみを感じ、そこから毎回鬼の過去が描かれるパターンに苦手意識は感じてしまいました。
たしかに、緊迫感ある戦闘シーンの合間にギャグがあると白けてしまう人はいるかもしれないですね。
鬼滅は好き嫌いハッキリ分かれる作品の一つ
私も主さんと同じ理由で鬼滅は嫌いでつまらないと思ってます
グロすぎるし作品のファンに自己中心的で性格悪い輩があまりに多すぎる
コメントありがとうございます。
たしかにグロいシーンは多いですよね。
ブームになるほど大人気になった理由は謎なとこありますよね。
今再放送されていますね。家族がずっと見てるのでしんどいです。
臭い台詞が多いっていう項目と少し被りますが、泣き顔とか表情の変化が大袈裟すぎて萎えます。特に善逸は顔芸キャラなんでしょうか?声も絵柄もうるさすぎます。
シリアスパートとギャグパートが短い間隔で目まぐるしく変わる点も気になります。さっきまで血みどろの殺し合いを繰り広げていたと思ったら急に差し込まれるギャグパート。どういうテンションで見ていいかわからず酔ってきます。サウナと水風呂を行ったり来たりしすぎて気持ち悪くなるのに似てますね。せっかくの殺伐とした雰囲気も上記の善逸の顔芸のせいで雰囲気が台無しになるせいで、「おい!キャラクター1人死んでるんやぞ!!」「こんなの逆に命を軽視してるやろ!」とついツッコんでしまいます。
あとキャラクターのモノローグによる心理描写や場面の解説が多過ぎてくどいも気になります。これのせいで視聴者側にある程度妄想する余地を奪われてしまっているのが苦手です。「ここの炭治郎はこういう風に思っているんだぞ」「今はこういう状況なんだぞ」「ほら、ここで泣けよ」みたい作品側からのメッセージのようなものをヒシヒシと感じ、強制されてしまっている感じがします。ジブリ作品などによくあるようなフワッとした抽象的な描写が好きな人にも合わないかもしれないですね。
長文失礼しました。
コメントありがとうございます。
書かれているとおり、たぶん分かりやすい物語にしてるっていうのもあるんでしょうね。
後半になるほど、お決まりのように回想シーンが挟み込まれ”泣き所”になってるのに、ちょっとついていけないとこはありました。
ただ、これも結局は好みの問題ということになるのかなって思ったりします。
グロいし、全体的に暗いかなって思った。子供も見るんだし、シリアスな感じのじゃなくて、なんとかなるさ系の漫画がが好き
たしかに、けっこうグロいですよね。
最初のころは、すごく暗くシリアスな雰囲気が強かったなって思います。
私はメディアのせいで嫌いになりました
昔は兄の漫画をよくかりて読んでいて好きでも嫌いでもなかったのですがニュースやネットでおすすめに出てくるようになりうっとうしく感じてしまいました。
しかも、鬼滅の刃は鬼の感情移入がうまくしにくい
それに戦いの動きが分かりにくい。主人公の妹は都合よくひとを食べない。
他にもいろいろありますがこれで終了したいと思います
注意::あくまでこれは自分の意見です
たしかに、やたらと宣伝されてると「またか…」となりやすいですよね。
”戦いの動きが分かりにくい”というのは、その通りだと思います。
コメント、ありがとうございました!
鬼が差別されている漫画で好きになれなかった 悪役を固定してそれらを懲らしめようとする様は現実の差別や嫌がらせと変わらないように思える
コメントありがとうございます。
たしかに鬼=悪、鬼殺隊=正義は固定されてますね。
鬼にも悲しい過去があることが描かれてますが、あくまで「悪」
このあたりの正義と悪の描き方が苦手な人はいるかもしれません。
人間が絶対的に善、鬼が悪のような人間至上主義の時点でつまらない。
敵とする立場にも様々な事情や存在意義みたいなものがないとね。
コメントありがとうございます。
人間のなかに鬼に協力する悪者がいたりしても面白いかもしれませんね。
鬼には人間に協力する者がいますが、そういえば人間で悪者のキャラクターって登場してないかもしれません。
自分も主人公を全く好きになれなくて無理でした
ギャグやノリがつまらないというのも同意
暗い雰囲気やグロは平気というかむしろ好きなんですけどね
コメントありがとうございます。
主人公炭治郎は、かなりの真面目キャラですから合わない人は合わないですよね。
鬼滅の刃、自分の趣味に合わない人が一定数いるのは当然で、どんな作品でも好き嫌い別れるものだと思います。
前は好きだったんですけど鬼滅に全く関係ない動画で、色々騒いでいるのをたくさんみて、なんと言うかしつこい?見たいな感情になったから嫌だな見たいな感じですね。別に鬼滅の刃の物語とかは好きですよ
そうなんですね。
ブームになってますからね。
いろいろ騒がれるのは仕方がないところがあるのかもしれません。
内容はまあまあで、バトル漫画として必殺技とかあって良いと思う。だけどなぁ、絵がはっきり言って下手で見にくい。こういうバトル系はいかに動きを出すかにかかってると思うんだけど、この作品はよくわからない。巻数進めば良くなると思ってたけど、変わらなかった。自分的にはヒロアカ、呪術などに負けてる。そして人気の出た理由はアニメが大半を占める。つまりアニメの作画で引っ張った作品ってことかな。
コメントありがとうございます。
的確な分析なるほどと思いました。
記事でも書いていますが、たしかに必殺技を出したときの動きが分かりにくく絵がゴチャゴチャしてるところはありますよね。
アニメだと動きの作画をすることになり、その部分がすごく良かったってことになるのでしょう。
アニメが始まってから漫画が爆発的に売れ出したみたいですね。
もともと少年ジャンプの作品にハマらない。
柱に魅力を感じない。
グロを入れるなら、話に深みが欲しい。
ジャンプのノリでグロくなるだけってなんだかなぁ。
キャラの深みがないと感じるのが、ジャンプらしい。
大正時代を舞台とし、一概に正義を語らない姿勢は興味深い作品だと思いました。
コメントありがとうございます。
たしかにキャラの深みという点では浅い部分はあるかなって思いますね。
鬼にも悲しい過去があるという描写があることで、単純な勧善懲悪ものではない魅力は感じます。
まさかここまで大人気になるとは思ってませんでした。
俺は列車まで好きだったけど、遊郭からまったく面白くないように感じる
これはなぜなのでしょうか
コメントありがとうございます!
遊郭編から面白くなくなったってことですが、う~んなんででしょうね。
遊郭編が長すぎて飽きてきたっていう人もいるみたいです。
あと列車編で煉獄さんが、ああいう最後になってしまって喪失感が大きかったからっていうのもあるんじゃないでしょうか。
煉獄いいキャラでしたからね。