デンゼル・ワシントンまとめ記事と相互リンクする

映画「フライト」って面白いのかな?
という人のためにAmazonプライムビデオで「フライト」を観たブログ管理人シエン(@tetete437)が感想を書いています。
この「フライト」の感想記事を見ていただくと、自分の趣味に合うのか面白いのかが分かりますよ。
ですので、「フライト」を観るかどうかこの記事を参考にしていただければ、つまらない映画を観て時間を損したってことにはなりません。
ひとこと感想&評価(5点満点)
かっこいい男が登場する映画が観たい人や、「ハドソン川の奇跡」みたいな映画が観たい人にはオススメしません。
それでは映画「フライト」の予告編動画・あらすじ、監督・キャスト、ネタバレなしの感想をどうぞ!
予告編動画・あらすじ
ウィップ・ウィトカーは優秀なパイロットだがアルコールとヤクの依存症だった。
そしてあるフライトで飛行機がなんらかの原因で墜落。
ウィトカーの操縦技術によって多くの乗客が助かった。
英雄視されるようになったウィトカーだが、彼にはある疑惑がかけられることになる。
監督・キャスト
監督ロバート・ゼメキス
ウィップ・ウィトカー(デンゼル・ワシントン)
機長。パイロットとしての技術は一級品だがアルコール依存症。
ニコール・マッゲン(ケリー・ライリー)
薬物依存症の女性。倒れて病院に運ばれ、そこでウィップで出会う。
感想(ネタバレなし)
ストーリー部分には、ほぼ触れないようにレビューしています。
反面教師的映画
フライト (字幕版)(Amazonへ)
映画「フライト」はアルコール依存症の飛行機パイロットが事故に遭遇し、その後の人生が大きく変わる物語。
アルコール中毒であることが、主人公ウィップの人生をどんどんと崩壊させていく様子が描かれているんですね。
よくある感動もの映画だと、
っていうパターンが多いかと思います。
たとえばアルコールではなく薬物依存ですが「ボブという名の猫」なんかがそうですね。
「ボブという名の猫」は感動できる映画です。
ところが映画「フライト」の主人公ウィップは、とことん酒の誘惑に負け続けます。
僕は観ていて何回も、

あ~こんなふうになってはいけない
って自分を戒める気持ちになりました。
「フライト」は主人公を反面教師として観ることで、観客が自分を戒めるための映画と言っても良さそう。
主人公ウィップ救われないわけではないんですよ。
ちゃんとウィップは救われるんですが・・・ああいう状態になってしまうので「感動した!」とはならないんですよね。
感動っていうより、胸に深くじ~んとした気持ちが残るみたいなそんな感じの余韻を残すラストになってます。
どんなラストなのかは、ぜひ映画「フライト」を観てみてくださいね。
アルコール依存症(アル中)の描写が、たぶんすごいリアルなんだと思う
Amazonへ
よくある薬物中毒の登場人物が、ひどい離脱症状を経て中毒を克服して感動っていう映画とは「フライト」は違った作りになってます。
「依存症」ってこういうのなんだろうって、とことん思い知らされるリアルさがあるシーンが続くんですね。
主人公ウィップのアルコール依存症がどんな状態なのかというと、
っていう状態。
「ちょっと1杯か2杯ほど飲もうかな。」が毎日続くっていうレベルじゃないんですね。
酔いつぶれるまで、とことん飲むのが通常レベルになってしまっているんです。
映画「フライト」の主人公ウィップの飲み方を見ていると、

あ~これがアルコール依存症なんだな。
と思い知ることができるでしょう。
「あ~やっぱり、そうなってしまうのか…。」というとこがあって、身につまされる
映画で何度か「ここで飲まなければ、うまくいく。」という場面があります。
頭では分かっているんだけど衝動を止められない
っていうやつですね。
映画「フライト」作ったスタッフのなかにアルコール依存症の人がいるのか、アルコール依存症の人に取材をしたのか分からないですが、この”あらがえない衝動”を描くシーンがズシンと心に響いてきます。
まさにこれなんですよね。
依存に抗えない心情って。
ほんとうまく表現されていると思います。
僕もコーヒー依存っぽいとこがあるので、なんだか分かるんですよね。

なにかの依存症かも・・・
っていう人は映画「フライト」ぜひ観てみてください。
その依存症を克服して、自分の人生を上向きにしようっていう気持ちにさせてくれますよ。
いろいろメタ的視点からの考察ができるっぽい
ロバート・ゼメキス監督博識な人なんでしょうか。
「フライト」観てると、映画の背景にいろいろと寓意がこめられてそうな雰囲気がありますね。
寓意とは、直接表現するんじゃなくてほのめかすということ。
ある方のレビューで聖書とかキリスト教とかそのあたりとからめた解説がちょっとされていたりして、「へぇ〜」って思ったりしました。
あと「フライト」っていう映画タイトルにも、飛行機で飛ぶこと以外の意味が込められているみたいです。
「フライト」僕が観ると、
すごく面白いってわけではないけど、なんだか教訓になる見応えのある映画
という感想なんですが、
さまざま知識がある人が「フライト」を観ると、

このシーンはこういうことを表現している
ということが分かったりして、すごく考察しがいのある映画なのかも。
僕も、映画で表現されている寓意を考察できるぐらいの知識を持ちたいな〜なんて思います。
デンゼル・ワシントンが名演してる
とことんアルコールの誘惑に負け続ける男を、デンゼル・ワシントンが演じ切っています。
酒を断つと自分の心に決めたあと、アルコール飲料が入ったボトルを眺める表情とか、いろいろと依存症から抜け出せない人物の悲哀が良く伝わってきたかな~なんて思ったりしました。
パイロットとしての技術は一級品なのに、どうしてもアルコールの誘惑に負けてしまうのがやりきれない、なんでそうなるの?と観客に思わせる演技力。
これがすごいんでしょう。
アカデミー主演男優賞を受賞しているぐらいですから、演技がすごいうまいんだと思います。
フィクションなのに実話のようなクオリティで見応えあり
映画「フライト」観た人は、

こんな墜落事故って過去にあったっけ?
と一回は考えると思います。
それほど実話っぽい映画なんですね。
ロバート・ゼメキス監督は実話ベースの作品も作ってるので、そうした作品で培われたノウハウとかが活かされてそうです。
ロバート・ゼメキス監督で実話っぽいけどフィクション作品として印象に残っている他の作品は、トム・ハンクス主演の「キャスト・アウェイ」
「キャスト・アウェイ」も実話っぽさがありました。
実話ベースの映画が好きな人は「フライト」けっこう面白く観ることができると思います。
突き抜けた面白さはないが、人生の役に立つ映画
「フライト」は正直”すごい面白い”っていうわけではないです。
飛行機の墜落シーンの迫力はすごいし、主人公ウィップがアルコール依存症の泥沼から抜け出せない様子がリアルで見応えはあるんですよね。
ただ、
っていう大きく感情が揺さぶられるような映画ではないです。
なので”すごい面白い”わけではないんですが、「フライト」観終わると

自分の人生もっと大切にしないと
って思えますよ。
一時の快楽に逃げ込んでばかりだと、どういう人生になってしまうのか
そのことを「フライト」は、ひしひしと教えてくれた映画のように思います。
映画「フライト」ネタバレなし感想まとめ
ということで映画「フライト」のネタバレなしのレビューでした。
まとめると、
といったところです。
主人公ウィップは最後の最後で、ああいう状況になりました。
ラストは、
を感じさせてくれましたね。
アルコールとか薬物的なものの依存には気を付けたいものです。
映画「フライト」を見る方法
映画「フライト」を見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
以下のサブスク動画配信サービスで観れますよ(2020年12月29日時点)
(配信状況が変わっていることがあります。最新の情報は各サービスにてご確認ください。)
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