SF大作ブレードランナー2049ネットの動画配信サービスサイトで見てみました。
SF好きならブレードランナーという映画の雰囲気を味わうだけでも満足できます。
ブレードランナーを知らなくてSF好きじゃない人はつまらないとなってしまうかも。
映画の最初から最後まで静かで重い雰囲気が続くので、どうしても見る人を選んでしまう作品です。
それではブレードランナー2049の感想や評価をレビューしていくので動画配信サービスなどで見るかどうか参考にしでください。
ブレードランナー2049は、こういう人におすすめ
前作ブレードランナーのファン
重い雰囲気のSF作品か好きな人
予告編
映画「ブレードランナー2049」の予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=UQfUCPW0Ako
あらすじ(だいたいのストーリー)
ブレードランナー2049の内容はこんな感じです。
捜査官Kはブレードランナーとして旧型レプリカントを破壊する仕事をしていた。
辺境にいた旧型レプリカントを始末したKは、その旧型レプリカントが住んでいた土地の地下で、あるものを発見する。
地下から掘り出されたあるものを調査すると驚きの事実が発見されたのだった。
監督・キャスト(登場人物・出演者)
監督
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
著名人のコメントが多く寄せられていた映画「メッセージ」の監督でもあります。
役名(俳優)
K/ジョー(ライアン・ゴズリング)
旧型のレプリカント(サイボーグみたいなの)を破壊する捜査官。
こうした仕事をする捜査官をブレードランナーと呼ぶ
ライアン・ゴズリングは映画「ララランド」でさらに有名になった俳優ですね。
ジョイ(アナ・デ・アルマス)
捜査官Kが心の支えとしているホログラムの女性
デッカード(ハリソン・フォード)
昔、ブレードランナーの仕事をしていたがレプリカントと交流を深め現在は行方不明になっている
ハリソン・フォードは超有名な俳優。
最近は過去作の続編に出演することが多いです。
「スターウォーズ フォースの覚醒」にも出演しています。
感想・評価
なるべくネタバレなし
静かに核心に進む物語。
ブレードランナー2049は基本的に静かで重く暗い雰囲気がずっと続きます。
前作の雰囲気をそのまま引き継いでいます。
物語はとくに荒々しいこともなく、ひたすら捜査官Kがある人物の捜査をし続ける静かなシーンばかりです。
ストーリーはややこしいこともなく、ただある人物を探すだけ。
途中もしかして…という話しの流れがありますがシンプルに淡々とラストシーンへとたどり着きます。
SF好きじゃないと意味不明で途中でつまらなくなるかも
前作ブレードランナーのファンやSF好きなら静かなシーンか続いても、このブレードランナー的雰囲気だけでご飯3杯は食べられるでしょう。
ですがとくにSF好きでもなくブレードランナーファンでもない人の場合は退屈になってしまうのではないでしょうか。
映画自体2時間40分以上ありますし。
ライアン・ゴズリング出てますが、ほぼ無表情です。
ラストは結局「なんだこれだけのことなのか」と、ちょっと物足りなかったですね。
これだけのSF大作なんだけれど長い時間を使ってそこで終わるなんて意味不明だと思う人いるでしょう。
前作ブレードランナーはあらすじだけでも復習しておいたほうがいい
ブレードランナー2049は続編です。
2049だけを見るのはオススメできないです。
前作のブレードランナーを見ておいたほうがいいですね。
基本前作を見ている人用に続編2049は作られているからです。
前作を見ていれば旧型レプリカントが社会から隠れている理由やデッカード(ハリソン・フォード)が登場したときの感動が分かるでしょう。
1番いいのは前作を見ることですが、それが無理ならあらすじだけでも読んでおきましょう。
そのほうがブレードランナー2049をもっと面白く見ることができるようになります。
ジョイ役アナ・デ・アルマスがすごくかわいい
ジョイ役アナ・デ・アルマス理想的なかわいさでした。
ジョイが登場するたびに「かわいい~」とずっと思ってました(笑)
ジョイは捜査官Kが心の支えとしている女性の姿をしているホログラムです。
ジョイが捜査官Kへ向ける感情表現がプログラムされたものなのかジョイ自身から芽生えたものなのかはわかりません。
捜査官Kに向けるひたむきな愛情が健気でよかったですね。
アナ・デ・アルマスはキューバの女優だそうです。
スタートレックみたいなとこもあった
これってスタートレックであったSF設定だなって思ったのが、人間のホログラムと限られた部屋に本物にしか見えないホログラムを投影するシーン。
SF設定としてのホログラムはブレードランナーが先なのかスタートレックが先なのかわかりません。
このホログラム技術、ぜひ実現してほしいですね。
今のVRの技術がともっと進むとホログラムへと進化していきそうです。
押井守監督のイノセンスっぽいとこもあった
捜査官Kが人間の同僚から言われることや、デッカードのいた部屋が押井守のアニメ映画イノセンスと似ていましたね。
とくにデッカードの部屋はイノセンスのバトーの部屋を意識しているように見えました。
いろいろ共通点がありそうです。
犬もいますよね。
悪役のウォレス社の活躍がもっと見たかった
プレードランナー2049で悪役となるウォレス社。
もっとウォレス社の活躍が見たかったです。
ウォレス者のトップの人物のSF的な雰囲気が良かったですね。
トップの人物が使っていた、あの装置みたいなのがどういう機能があるのか、もっと知りたいなと思いました。
ウォレス社のレプリカントの製造の様子とか、すごい兵器がもっと登場してKが追い詰められていくみたいなのがあると、もうちょっと楽しく見れたかな。
でもブレードランナー2049は、あの静かで重苦しい雰囲気があってこそなんでしょう。
あんまりドンパチやりすぎると静かで重厚な雰囲気が壊れてしまうのだと思います。
ああいうラストシーンなのは続編ありきだから?
ちょっと拍子抜けするラストシーンでした。
さっと終わらすことにこだわりは感じられますが、
「これで終わり?」
と思ってしまいましたね。
重厚で静かなブレードランナー2049の雰囲気に合っているラストシーンです。
変に情緒的にしないとこがいいと思います。
ちょっとあっけないラストシーンだったので、もしかしたら続編ありきのラストなのかな〜って思ったりしました。
ブレードランナー2049の感想まとめ
ということで「ブレードランナー2049」の感想でした。
まとめると、
- 最初から最後まで重厚で静かな雰囲気
- SF好きじゃないと途中でつまらなくなるかも
- 前作は見ておいたほうがいい
- ジョイ役アナ・デ・アルマスがすごくかわいい
- スタートレックやイノセンスみたいなところがあった
- ウォレス社の活躍見たかった
- ラストシーンがあっけないのは続編を考えてるから?
といったところです。
私はSF好きなのでブレードランナー2049の雰囲気だけでも飽きずに最後まで見れました。
ただストーリーは「これだけか〜」と物足りなさはありました。
ただストーリーがシンプルになっていることで、重厚さや静かさがより感じられるようになっていると思います。
それでは「ブレードランナー2049」見ることにした人は楽しんでください。
主演のライアン・ゴズリングの他の出演作の感想も書いています。
それぞれの映画でまったく違う役を演じていますね。
https://tudukeru.net/nice-guys-review/
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