アニメ「平家物語」第十一話諸行無常見ました!
この第十一話でアニメ「平家物語」は最終話。
壇ノ浦まで描いたので、2期はないですね。
第十一話は、象徴的な描写が多くいろいろな考察ができそうです。
アニメ「平家物語」十一話見ようかな、どうしようかな
と迷ってる人は参考にしてください。
ネタバレなしです。
最終話。示唆に富むシーンの数々。考察しがいある感じ
壇ノ浦合戦のクライマックスから、徳子が出家した後の日々の描写までが描かれた最終話第十一話。
徳子が助かり祈りの日々を送る様子が、かなり象徴的な感じで描かれてました。
山田尚子監督は「リズと青い鳥」で見せたように、かなり意図的にあらゆるシーンに意味を込めた演出をすることが多いと思われます。
第十一話では、それまでの話よりもかなり象徴的なシーンが多かったです。
などなど。
第十一話は、いろんな考察ができるようになっていますね。
知識豊富な考察好きな人は、いろいろ考えることができて楽しめたり感動できるでしょう。
「リズと青い鳥」や「聲の形」のような濃密さが見たかったが、全十一話では無理があるのかな
映画の、
といった山田尚子監督作品と比べると、そこまでの濃密さは感じられなかったアニメ平家物語。
原作となった古川日出男訳「平家物語」の、あの分厚い本を全十一話に収めるのは、かなり大変だったはず。
平徳子のセリフ1つ1つが胸に迫るものがあったりなど、見どころはあって、もう一度見返そうかと思わせるものがあります。
しかし、どうしても「リズと青い鳥」「聲の形」と比べると、山田尚子監督のあの濃密なアニメーションが、そこまでなかったように感じられてしまい物足りなかった。
でも、映画とTVアニメという違いがあるからなのかもしれません。
平家物語全てを全十一話に収めるのではなくて、平家物語のなかのある一部分を切り取って、そこを全十一話でするっていうのだと、
もしかしたら「リズと青い鳥」のような濃密なアニメーションとなったのかななんて思ったりします。
やはり徳子がクローズアップされたラストだった
平家一門のほとんどは滅んでしまったわけですが、徳子は生き残りました。
一度は死を覚悟して入水したけれど、救われたため生き残ったんですね。
第十一話後半は、徳子の胸中の思いや考え、そういうセリフの1つ1つが胸に迫り心に響くものでした。
平家物語ですから、この徳子の述懐のようなシーンでフィナーレでしたね。
どうしても思い浮かべてしまう京アニ
たぶん誰も表立っては触れないけれど、アニメ「平家物語」を見るほとんどの人が思い浮かべてしまうのが京アニのことでしょう。
そういうことに対して、「祈り」という回答をびわに言わせただろう山田尚子監督。
平安末期に生きた徳子は、晩年は祈り・弔いの日々だったそうです。
京アニのことに関して、「祈り」という答えを見出した。
そういう意図が感じられてならないアニメ「平家物語」全十一話でした。
ただ企画は、もっと前から動いていたのかもしれないですね。
関連づけて考えてしまうのは、あまり良くないのかも。
【まとめ】山田尚子監督の次回作楽しみ
山田尚子監督がアニメ「平家物語」に関してのインタビュー動画2つあります。
インタビュー動画見ると、とても元気な様子なんですよね。
また映画やTVアニメを創っていく雰囲気があって、良かったです。
山田尚子監督の作品、今後も楽しみにしたいですね。
アニメ「平家物語」を見る方法
アニメ「平家物語」をすぐに見る方法があります。
もちろん違法な視聴方法ではなく、ちゃんと正しく安全安心に視聴することが可能。
「アニメ平家物語見逃し動画配信で見れる。サブスクNETFLIX,Hulu視聴は?」にて解説しています。
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