「ルルドの泉で」ネタバレなし感想 病気で自分の体に不自由な思いをしたことがある人に見てほしい映画

ルルドの教会 ヒューマンドラマ系ムービー

「ルルドの泉で」は楽しいとか面白い映画を観たいっていう人には向かない映画です。

人間心理とか信仰など、そういうことを考えてみることに興味がある人にオススメです。

静かな映画ですが主演のシルヴィー・テステューがとっても魅力的な人なので、そこまで飽きやすい映画ではないでしょう。

ドキュメンタリーや社会派の映画が好きな人は興味深く観ることができるのではないでしょうか。

それでは「ルルドの泉で」の感想や評価をレビューしていくのでネット動画配信サービスサイトで見るかどうか参考にしてください。

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「ルルドの泉で」は、こういう人におすすめ

  • 考えさせられる系の映画が好きな人
  • 病気などで不自由な思いをしている、したことがある人

予告編

「ルルドの泉で」の予告はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=zyyQ7pWcDmo

あらすじ(だいたいのストーリー)

「ルルドの泉で」の内容はこんな感じです。

クリスティーヌは首から下が麻痺している。

奇跡が起こると言われているルルドの泉にやってきたクリスティーヌは、そこまで信仰心があるわけではなかった。

そんなクリスティーヌに、ある異変が起こる。

それからというもの一緒に巡礼ツアーに参加していた人々の心は乱されることになるのだった。

監督・キャスト(登場人物)

監督
ジェシカ・ハウスナー

役名(俳優)
クリスティーヌ(シルヴィー・テステュー)
病気で首から下が麻痺している女性。奇跡が起こると言われているルルドの泉への巡礼ツアーに参加している。

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感想・評価

なるべくネタバレなし

主役の女性を演じるシルヴィー・テステューが、すごく魅力的

主役の女性クリスティーヌ(シルヴィー・テステュー)は首から下が麻痺して動かなくなっている病気。

その病気は治療困難とされています。

クリスティーヌ役のシルヴィー・テステューは役作りのためにガリガリにやせたのでしょう。

ガリガリにやせてはいますが、とっても温和なやさしい表情をした女優で見ているだけで癒されるかんじがします。

シルヴィー・テステュー、すごく魅力的な女優だなって思いました。

クリスティーヌはあまり期待せずにルルドの泉で巡礼ツアーに参加したという雰囲気です。

奇跡が起こればいいけれど、どちらかというとちょっとした気分転換でルルドの泉ツアーに参加したという感じがしましたね。

そして「ルルドの泉で」という映画のポイントの1つが、

クリスティーヌの信仰心は低い

ということ。

信心深いわけではないんです。

そんなクリスティーヌが映画中盤あたりで、ああいうことになって映画が少しざわついてきます。

クリスティーヌ自身の心の変化やツアーに参加している周りの人たちの心の変化が見どころです。

人間の業を描く静かな映画

映画中盤、クリスティーヌに起こる変化によって周りの人たちの心境にも変化が訪れます。

妬み
神はいったいなにを考えているのか
信仰の深さについて

それらのことが映画の画面から感じられるんです。

分かりやすく具体的なシーンは少ないんですが、映画を通しての人々の心境や態度が、いろいろと変わっているんだと分かるところがいいですね。

派手な効果音とかBGMなど、ほぼなくて、最初から最後までものすごく静かな雰囲気のなかストーリーが進みます。

見た目は静かな映画なんだけれど、登場人物たちの内面はものすごくざわついていることが分かるので興味深く観ることができました。

信仰とはなんなのかを問いかけているのだろう

クリスティーヌの信仰心は低い。

しかし、一方で奇跡が起こることを期待して、すごく深い信仰心を示している人も描かれるんです。

そんな信仰心のレベルがまったく違う二人に起こることを見ていると、いったい信仰とはなんなのかと考えざるをえないでしょう。

なにかの利益を期待して信仰を深くするのは疑問の余地があるということを「ルルドの泉」のジェシカ・ハウスナー監督は描きたかったのでしょうか。

巡礼地ルルドのパワースポット的風景を感じられる

「ルルドの泉」は人々の心理の変化も見どころの1つですが、もう1つルルドの圧倒的な風景を映したシーンが良かったです。

教会とか神社とかお寺、そういうパワースポットといわれる場所に漂う独特の静謐な空気が心地よかったですね。

映画の中のルルドのシーンを見ているだけでも心が洗われるようでした。

とくに信仰心がなくてもルルドに来ると、すごく癒されそうな感じがします。

「答え」のシーンはなく、自分で感じ取る映画

ラストシーンは、なんだかハッキリとしない形で終わります。

そういうあいまいなシーンを、

「いい終わり方だ。」

と思えるか、

「なんだこれ、モヤモヤするな~」

と思ってしまうかで「ルルドの泉で」の評価が大きく分かれるでしょう。

「ルルドの泉で」は監督が答えを提示するのではなく観客に考える余地を残している映画です。

映画を観ている途中でも、

「こういうことなのかな・・・」

と考えてみたりすることが好きな人には向いている映画でしょう。

観終わったあとには深い余韻のようなものが残ります。

そしてまた観たくなるんですね。

娯楽大作映画みたいにド派手な音響とかCG、アクションも楽しいけれど「ルルドの泉」みたいな静かな映画もたまにはいいんじゃないでしょうか。

宗教とか信仰にについて関心がある人だと、さらに興味深く観ることができるかと思います。

キリスト教が生活に溶け込んでいる国だと、さらに印象深い作品となっているのでしょう。

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「ルルドの泉で」の感想まとめ

ということで「ルルドの泉で」の感想でした。

まとめると、

  • シルヴィー・テステューが魅力的
  • 人間の心理の変化が見どころ
  • 信仰とはなんなのかを問いかけている
  • パワースポット的風景が心地いい
  • 「答え」は観客それぞれが考える映画

といったところです。

「ルルドの泉で」は面白い・楽しいこと以外に考えさせられる系の映画が好きな人にオススメします。

あと病気などで体に不自由を感じているとか、病気で普通の生活ができなかった経験がある人が「ルルドの泉で」を見ると泣けるシーンがあるでしょう。

私は子どものころは喘息で今はアトピー性皮膚炎(だいぶ治ってきました)になっており、いわゆる「普通の暮らし」をずっと経験していません。

なので「ルルドの泉で」で主人公のクリスティーヌが神父に言ったことが痛いほど理解できるんですよね。

このシーンで涙が出てきました。

それでは「ルルドの泉で」を見ることにした人は、じっくりと鑑賞してみてください。

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