パトレイバーthe movie 劇場版1 ネタバレなし感想・評価 アニメ映画の傑作 押井守監督版はかなり見応えあります。

オペレーティングシステム SF

押井守監督のアニメ映画版パトレイバー第1作目「パトレイバー the movie」を久しぶりに観たので感想を書きます。

もう5回ぐらいは観ましたが飽きないですね。

「パトレイバー the movie」はパトレイバーシリーズを知らない人でも、用語についてある程度知っていれば十分面白いアニメ映画でしょう。

押井守監督作品の雰囲気が好きな人は気に入るアニメ映画です。

それではパトレイバーシリーズの用語解説と感想や評価などをレビューしていくので視聴するかどうか参考にしてください。

劇場版「パトレイバー the movie」は、こういう人におすすめ

  • 押井守監督の映画が好き
  • テレビシリーズとは違ったパトレイバーを観てみたい
  • コンピュータとかプログラミングに関心がある

感想・評価

なるべく核心をつくネタバレなし

この時代にOSの便利さと怖さを描いたのはすごい

アニメのパトレイパー劇場版1はレイパーの謎の暴走がよく起こるようになり、その事に天才プログラマーが関わっていたというのがだいたいのストーリーです。

アニメのパトレイバー劇場版第1作目が公開されたのは1989年。

1989年はスマホはなく一般家庭にパソコンがあるのがめずらしい時代でした。

そんな時代にコンピュータのOSに注目してサスペンスを組み立てるってすごいです。

僕が昔パトレイバー劇場版第1作目を見たときは「OSってなに?」という状態でした。

コンピュータにとってのOSがどういうものか分かっていないと、パトレイバー劇場版第1作目の面白さは、かなり減ってしまうでしょう。

それほどの設定をあんまり詳しく説明するようなシーンを入れないとこが、また押井守作品らしくていいなと今は思います。

パトレイパーはオマケ程度の出演だけど押井版パトレイパーのそこがいい

テレビシリーズのパトレイバーは、ロボットの出演機会が多く主役級の活躍をしてることが多いです。

しかし押井守監督のアニメの劇場版パトレイバーは違います。

パトレイバーは、とことんあくまで道具としての位置づけで活躍シーンはちょっとだけです。

パトレイバーが活躍するシーンをたくさん観たい人には物足りないのではないでしょうか。

でもそういうとこがいいんですよね。

無理やりパトレイバーを活躍させず、あくまで現実路線でのレイバーの活用シーンを入れるという潔さが硬派な見応えを作っているのではないでしょうか。

当時のパトレイバーファンは劇場版ということでレイバーが大活躍する映画を期待して観に行ったら「なんだこの暗い映画は…」と残念な気分になった人がいたかもしれないですね。

カミソリ後藤の活躍はもっとみたい

カミソリ後藤とは第2小隊の隊長のことです。普段はのほほ~んとしています。

第2小隊にはパトレイバーという人型ロボットが配備されています。

パトレイバーファンにはおなじみの後藤隊長。

普段はやる気がないように見えるんですがアニメ映画版の後藤隊長は違います。

後藤隊長、じつはものすごく頭がいいんです。

押井守のアニメ映画版パトレイバー1では後藤隊長が主人公といってもいいでしょう。

ストーリーが後藤隊長を中心として組み立てられているように思います。

そんな切れ者(頭がいい)の後藤隊長が密かに対策して、さらに部下に自分から調査するように仕向けます。

普段は、のほほんとしているのに大事なときには、人知れずすごいことを後藤隊長はやってのけるわけです。

そういう、
普段はのほほん
大事なときはものすごい活躍
っていうギャップがいいですね。

さらに第1小隊の南雲隊長との夫婦みたいな会話が面白いです。

1989年のアニメ映画だが今も見応え十分なSF

パトレイバーシリーズを知らない人が見ても劇場版第1作目は面白いでしょう。

1989年公開のアニメ映画ですが、この記事を書いている2018年に見ても、まったく古臭くないし見応えあります。

テクノロジーを扱ってはいるけれど、人間社会や都市など、いつの時代も変わらない事をテーマにしているから古臭さを感じないのではないでしょうか。

ただ他のSF映画と同じように設定について、ある程度の知識があったほうが面白いです。

ということで次はパトレイバーシリーズ独自の用語について解説します。

パトレイバーシリーズの用語解説

レイバー
パビロンプロジェクトのために大量に投入された大型の人型重機。
簡単にいうと工事に使う大型のロボットです。
ショベルカーは人間が乗って操縦しますが、そのショベルカーがロボットになったようなものと考えてもらうといいと思います。

バビロンプロジェクト
巨大な防波堤を作って東京湾を埋め立てて土地問題を一気に解決するという計画のこと。
バビロンプロジェクトを成功させるためにレイバーが開発され工事のために使われるようになった。

パトレイバー
警察専用の大型人型ロボット。レイバーが街中で暴れていたりすると今までの警察の装備では対処できないためパトレイバーが作られた。

第2小隊
パトレイバーが配備されている警察の組織。第1小隊もある。
パトレイバーシリーズを知らない人は、
第1小隊は優秀な警察官。
第2小隊は寄せ集めだが正義の味方であり、やるときはやる者たちがいる。
と覚えておくとストーリーが分かりやすくなるでしょう。

まとめ

ということでパトレイバー劇場版第1作目のレビューでした。

映画タイトルは正しくは「機動警察パトレイバー the Movie」です。

まとめると、

  • 公開年1989年にコンピュータのOSの便利さと怖さを描いた先見性がすごい
  • パトレイバーはオマケ程度にしか出演しないが、そこがいい
  • 後藤隊長は切れ者
  • 古いアニメ映画だが今でも見応えあり

といったところです。

かなり古い作品ですからパトレイバーを知らないという人は多いでしょう。

押井守監督は「ゴーストインザシェル、攻殻機動隊」や「スカイクロラ」などで世界的に知られる人物になっていますよね。

もしゴーストインザシェルやイノセンスを観ていて劇場版のパトレイバーをまだ観ていない人は、ぜひ視聴してみてください。

視聴可能な動画配信サービス(VOD)

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