u-nextで「シングストリート 未来へのうた」を視聴しました。
とってもさわやかなティーンエイジャーの青春ストーリーです。
音楽に関心がある人は、より面白いって思える映画ですね。
監督は「はじまりのうた」のジョン・カーニー。
「はじまりのうた」が好きな人は一見の価値ありでしょう。
それでは「シングストリート」の評価や感想についてレビューしていくので視聴するかどうか参考にしてください。
「シングストリート 未来へのうた」はこういう人におすすめ
- 「はじまりのうた」が好きな人
- 音楽やバンドに関心がある人
- 青春ストーリーが好み
予告編
予告編はこちらで視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=v0sSmZWgKBU
いや~いいですね。予告編観てたら、もう一回シングストリート観たくなってきました。
予告編では主人公コナーの外見がパッパッパッと変わっていく様子や最高な兄貴のシーンをいくつか観ることができます。
コナーが音楽でたくましく生きていくところがいいですね。
あらすじ(だいたいのストーリー)
「シングストリート」の内容はこんな感じです。
学生のコナーは家庭の経済的な事情でシングストリート校に転校した。
学校の前にいつもいるラフィーナに一目惚れしたコナーはラフィーナの気をひくためにバンドを始めるのだった。
監督・主要キャスト(登場人物)
監督
ジョン・カーニー
役名(俳優)
コナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)
シングストリート高校の生徒。主人公。ラフィーナにモテるためにバンドを始める。
ラフィーナ(ルーシー・ボイントン)
孤児院にいたラフィーナはコナーにモデルとしてMV(ミュージックビデオ)への出演を持ちかけられる。
エイモン(マーク・マッケンナ)
高校生ながら、あらゆる楽器を弾くことができる。コナーとともにバンドを始める。
感想・評価
なるべくネタバレなし
高校生たちみんな楽器うまくてびっくり。コナーの成長ぶりが良い
さすが世界で人気のアイルランド音楽が生まれた国です。
主人公のコナーとエイモンがひょいと楽器を取り出して、なにげなく弾き始めます。
当たり前のようなシーンになってますが近所にあんなにも楽器ができる子がいるのは日本だとあまり考えられないですよね。
とくにエイモンはピアノ、ギターなどたくさんの楽器を弾くことができるという凄さ。
しかも常に無表情で弾く(笑)
コナーたちは最初はいじめっ子の標的になるなど、落ちこぼれ、いわゆるスクールカーストの底辺にいます。
でもバンドを始めることで、どんどんと変わっていくのが清々しい。
とことん音楽にのめり込んでいく様子がよかったです。
そしていじめっ子にああいうふうにしたコナーがかっこよかったです。
いじめっ子の家庭の事情が分かるシーンがあったのが良かった。
いじめっ子がなぜすぐに暴力に走るのか、その理由が分かったような気がしました。
楽器で作曲するシーンがかっこいい
コナーと様々な楽器を弾けるエイモンが、
コナー「こういう感じ」
エイモン「こういう感じ?(と言ってギターでさっと弾く)」
コナー「そうそう」
というふうに、どんどんと曲を作り上げていくシーンがかっこよかったです。
まだ子どもなのにプロのミュージシャンみたいでした。
作曲興味ある人は即興でどんどんと曲が出来上がっていくこのシーンが強く印象に残るでしょう。
ジョン・カーニー監督の半自伝的映画
シングストリート観てると自伝のように思えたので調べてみるとジョン・カーニー監督の半自伝でした。
ジョン・カーニー監督は昔、バンドでベースを弾いてたそうです。
監督自身の子ども時代の経験が映画のいろんなシーンに反映されているのでしょう。
映画で流れる挿入歌など曲が魅力的
シングストリートはオリジナル曲やデュランデュランの曲などが流れていました。
シングストリートで流れていた曲ほとんどがいい曲でした。
挿入歌は僕の好みの曲が多かったですね。
僕は「おすすめ曲まとめ(洋楽・癒し系・女性ボーカル多め)いい音楽集めてます。」カテゴリで紹介しているような雰囲気の曲が好きです。
「おすすめ曲まとめ(洋楽・癒し系・女性ボーカル多め)いい音楽集めてます。」で紹介している曲を聴いていただいて(ほとんどの曲が試聴できます)好みの音楽だなと感じた人はシングストリートで流れる曲も気に入るでしょう。
ジョン・カーニーは「はじまりのうた」の監督でもあります。
「はじまりのうた」の劇中歌もすごくよかったですね。
「はじまりのうた」観ていない人は、ぜひ観て欲しい映画です。
はじまりのうたの動画を視聴して感想や評価をこちらの記事で書いています。

とくに癒し系女性ボーカルが好きな人は絶対気にいる映画でしょう。
ジョン・カーニー監督は他にも「ONCE ダブリンの街角で」という音楽映画があります。
主人公の兄貴が最高
主人公コナーの兄貴ブレンダンがすごくいいヤツなんです。
なんだかんだ弟に言うんだけれど、いつも弟を応援するんですよね。
お兄ちゃんは音楽に詳しいので弟にバンドについてのアドバイスもできるんです。
こういう兄貴がいたらうれしいですね!
夫婦の仲が良くなくていつもケンカばっかりしている家庭環境のなか、兄のブレンダンがいたおかげでコナーは自分を見失うことなくバンド活動ができました。
シングストリートは監督の半自伝だそうですから、もしかしたらジョン・カーニー監督にもブレンダンみたいな最高な兄貴がいたのかも。
いじめられてもケンカしても自分の道をいくコナーがいい
コナーはケンカしても自分を見失わずに自分がしたいことをやり続けたとこが良かったです。
あまりめげることなくバンドを始めると決めたら、どんどんと実現していくとこがかっこいいですね。
映画の最後のほうではコナーはかなり最初とは変わっていました。
しっかりと我が道をいくコナーの成長も見どころの一つですね。
あと最初ケンカしてた子との関わりの変化が良かったです。
最後のラストシーンは青春映画らしくて良かった
結末よかったですね。
まさに青春映画という感じです。
シングストリートは全体的にサッパリとした映画です。
ラストシーンになるまでのストーリーをやたらと盛り上げることもなく、スーっと結末まで進みます。
盛り上げることはあんまりないけれど、つまらないことはないです。
そんなスーっと進むストーリーがさわやかでいいんですよね。
映画「はじまりのうた」と同じ監督です
僕が好きな音楽映画「はじまりのうた」と「シングストリート」の監督は同じです。
監督はジョン・カーニー。
ジョン・カーニー監督の音楽を扱った映画はどれも評判がいいです。
僕はまだ「はじまりのうた」と「シングストリート」しかジョン・カーニー監督の映画観てないので、他の映画も観てみたいですね。
シングストリート視聴してみて気に入った人は、ぜひ「はじまりのうた」も視聴してみてください。
面白いですよ。
まとめ
ということで「シングストリート」のレビューでした。
まとめると、
- みんな楽器うまい
- 作曲シーンがかっこよかった
- 監督の半自伝
- 曲がいい
- 兄貴が最高
- ラストシーンよかった
- 「はじまりのうた」と同じ監督
といったところですね。
とってもさわやかな音楽とバンドにまつわる物語です。
中学生や高校生が観たらバンドやってみたいなと思う映画じゃないでしょうか。
コナーとエイモンが曲を作っていくシーン、ほんとかっこいいんですよね。
あんなふうに作曲していけたら楽しいだろうな~
それでは「シングストリート 未来へのうた」視聴することにした人は楽しんでください!
視聴可能な動画配信サービス(定額制or動画レンタルor動画購入)
- Amazonプライムビデオ(字幕版)
- NETFLIX
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ジョン・カーニー監督の他の映画の感想も書いています。


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