ドラマ「マンハント」感想・評価 ユナボマーを深く描く実話を元にしたストーリーで見応えありました。

小屋 サスペンス系ドラマ

ユナボマー。

ある程度の年齢以上の人ならなんとなく覚えのある名前ではないでしょうか。

「マンハント」は実際にあったユナボマー事件を元にしたドラマです。

ドラマ「マンハント」はFBIの捜査だけでなく、ユナボマーについてもかなり深く描かれます。

郵便物を送りつけて爆破するという非道な行いをなぜユナボマーがしていたのか、その謎や理由が分かってきます。

「マンハント」(MANHUNT:UNABOMBER)は、世間からのはみ出し者二人のことが描かれたドラマだとおもいます。

ユナボマー事件の事実関係だけでなく、事件に関わった者たちの人間模様のドラマです。

FBI捜査官フィッツやユナボマーたちが描かれたドラマを観ることで人間の悲しさを感じることになるでしょう。

評価や感想をレビューしていきます。

視聴するかどうかの参考にしてください。

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「マンハント」は、こういう人におすすめのドラマ

  • ユナボマー事件を覚えている人
  • 派手な演出が抑えられたクライムドラマを見たい人
  • 人間性を深く描くドラマが見たい人

予告編

マンハントの予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=nsd_LMDlzhI

英語ですがマンハントがどんな雰囲気のドラマかを知ることはできます。

予告編ですでに誰が犯人かは出ている状態です。

マンハントというドラマは犯人探しをするドラマがメインではなくてユナボマーやFBI捜査官フィッツの人間性を深く掘り下げていくことがメインのドラマだからでしょう。

「マンハント」のあらすじ

爆発物の入った郵便物を送りつけ爆発させることを繰り返している通称ユナボマー。ユナボマーは長年謎の人物だった。しかし、ついにFBI捜査官フィッツがユナボマーを追い詰め始めるのだった。

主要キャスト(登場人物)

フィッツ(サム・ワーシントン)
ユナボマーを言語解析という捜査手法で追い詰めていくFBI捜査官。

ユナボマー(ポール・ベタニー)
爆弾を仕込んだ郵便物を送りつけ爆発させるという非道な行いをしていた人物。

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「マンハント」の感想・評価

なるべくネタバレなし

天才肌のユナボマーの人間性を深く描く衝撃

小包
ユナボマー、爆弾を郵便物で送りつけて爆破させるという悪行を行なった人物なんですが、いろいろと同情してしまうようなユナボマーに関する人物描写があります。

シーズン1後半のユナボマーの半生を回顧するシーンは、まるでヒューマンドラマのようです。

ユナボマーの半生の回顧シーンを観たほとんどの人は、ユナボマーなんでこんなことになってしまったんだ…と切ない気持ちになってしまうでしょう。

爆弾を送りつけるなんてことをするようになった理由が、シーズン1後半のユナボマーの半生の回顧シーンでだいたい分かってきます。

子供のころのちょっとしたイタズラと大学での経験、そして普通の社会生活に適応できなかったんだけれど適応したかったという強い思い。

これらのことが合わさってユナボマーという人物が出来上がってしまったのでしょう。

普通の社会生活に適応できないために、その普通の社会に対して憎しみを持つようになるというのは、よくあるパターンかと思います。

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フィッツ捜査官がFBIで孤立していく様子が痛々しい

さびしげな男性
長年逮捕できなかったユナボマーを逮捕にまでこぎつけたのはFBI捜査官のフィッツでした。

フィッツは、言語解析という手法を用いてユナボマーを追い詰めていきます。

しかし、言語解析という捜査手法は、当時誰にも相手にされていなかった捜査手法でした。

言語解析は証拠としては弱い捜査手法だったんです。

そのためどれだけフィッツがユナボマーの文章の言語解析をして、その結果の報告をしてもFBIのフィッツの上司には相手にされないんです。

それどころかバカにする上司もいるぐらい。

フィッツはFBIで孤立していきます。

ところがユナボマーへとつながる言語解析以外の証拠がなく、すこしずつフィッツの言語解析に上司が興味を持ち始めます。

それでも言語解析は、ずっと冷遇されてきました。

フィッツは家族からも孤立してしまいます。

まるでユナボマーに取り憑かれたかのごとき執念の捜査でした。

言語解析捜査はユナボマー事件から始まった?

辞書

「マンハント」では言語解析が大活躍します。

たぶんユナボマー事件が解決してから言語解析は有力な捜査手法だとFBIが認めるようになったのではないでしょうか。

言語解析が、どんな捜査方法なのかは、ドラマを観ているとだいたいのことがわかります。

言葉の使い方の特徴的な癖とか日本でいう方言みたいなのが関わってきます。

ユナボマーは、たくさん文章を書いていたので言語解析が役立ちやすかったのでしょう。

ユナボマー事件解決以後は言語解析は、普通に実行される捜査となってそうですね。

日本と違ってアメリカはタイプライターが早くから普及していたから筆跡鑑定よりも言語解析のほうが役立ちやすかったのかなって思います。

FBI捜査官のフィッツがユナボマーが誰なのか特定するために言語解析を駆使していくのが見どころです。

ネットフリックスの「マンハント」が気に入ったら「マインドハンター」もオススメ

ネットフリックスのドラマ「マインドハンター」と「マンハント」の関連が気になります。

「マンハント」で、しきりにプロファイルというセリフが出てきたので、時代的には「マインドハンター」が先なんでしょう。

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「マインドハンター」もFBI捜査官がメインキャストになっているドラマです。

「マインドハンター」はFBIがプロファイリングという捜査手法を確立していくというストーリーのドラマです。

派手さはないんですが連続殺人鬼の恐怖感がよく分かるドラマです。

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フィッツの上司やユナボマーに関わった人々が最悪だった

上司
「マンハント」は、あまり幸せな人が登場しません。

だいたい、なにかしらに悩まされていたりします。

ユナボマーは学生時代から周りとなじめないし、さらにはとんでもない実験に巻き込まれているし、フィッツはユナボマー事件に取り憑かれたようになるし。

それと、フィッツの上司が最悪でした。

言語解析を真剣に捜査方法として検討しないのは、当時は新しい手法であり理解できます。

ところが、ユナボマー逮捕となったときの上司の行動はいただけないです。

実話ベースのドラマですから、ユナボマー逮捕時の上司の最悪な行動って事実なのかな。

ユナボマー逮捕となったときのフィッツの孤独は同情してしまいます。

あくまで事実を元にしたドラマですから、ドラマとして盛り上げるための脚色はあると理解したうえで観たほうがいいのでしょう。

ただフィッツは、ある一人の理解者がいたことが大きな心の支えになっていました。

フィッツを支えたこの人物がいなければ、もしかしたらユナボマーは逮捕されないままだったかもしれません。

かなりの部分が「実話」みたいで驚きです

「マンハント」は、あくまで【実話を元にしたドラマ】ですから事実とは違う脚色されたストーリーは含まれているでしょう。

しかしドラマを観ていると「これって本当にあったことなのか?」っていう出来事が描かれていたりするんです。

「マンハント」を全話視聴し終わったあとユナボマーのwikiを読んでみるとびっくり!

ドラマのストーリーと事実が、ほとんど一緒で驚きました。

ユナボマーのwikiはこちら(ネタバレ含むので全話視聴後に読むことをオススメします)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC

大学でユナボマーが体験したことがドラマで描かれていましたが、wikiを読むとどうやら事実に近いようなんですよね。

大学教授ひどすぎる涙

ドラマとしてのクオリティが素晴らしい

連続爆弾魔をFBI捜査官が追い詰めていくストーリーだけでなく、FBI捜査官フィッツの孤独やユナボマーの人間性についても描かれていて見応えがありクオリティの高いドラマとなっています。

フィッツは自分はFBI捜査官として優秀なはずだというエゴみたいなものがあり、FBIの同僚たちから孤立していく様子はリアルでしたね。

フィッツが協力してくれた同僚に対して、ああいうふうにしてしまったのも、フィッツがとにかく自分は特別なんだというエゴがあり過ぎたからなんでしょう。

シーズン1の後半、ユナボマーの半生について掘り下げていくストーリーは、すごい悲しい気持ちになりました。

フィッツやユナボマーのことを、ここまで深く描くことができるのは連続ドラマだからですよね。

映画だと、ここまでフィッツやユナボマーのことを深く描くことはなく、フィッツが苦しみながらもユナボマー逮捕のきっかけを作りましたっていうシンプルなストーリーになっていたかも。

「マンハント」は、連続ドラマ形式という時間を使える手法が見応えのある物語を作るのに非常に良いんだという好例ではないでしょうか。

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ユナボマーの小屋が象徴的に描かれていました。

小屋
オープニングで登場する小屋。

あの小さい小屋はシーズン1後半に登場するユナボマーが住んでいたところなんです。

このユナボマーが設計して建てた世間から隔絶した場所にある小さい小屋が、ユナボマーという人物を象徴しているということなんでしょう。

シーズン1ラストあたり、ユナボマーの小屋がある状況になります。

このシーンを観て、さすがにこれは脚色なんだろうなって思ったんですが、なんだかユナボマー自身の状況を表しているようでしたね。

どういうシーンかは、ぜひネットフリックスで「マンハント」を視聴してみてください。

結末がああなのでシーズン2はなさそう

シーズン1の最終話が、ああいうふうになっているのでシーズン2はなさそうです。

もしシーズン2があるとしたら、ユナボマー事件後、フィッツは言語解析で活躍しているが、捜査が行き詰まり獄中のユナボマーを訪ねるみたいなストーリーでしょうか。

マンハント、ここまで胸に迫るものがあるドラマだとは思いませんでした。

ユナボマーの犯行は狂気的ですが、郵便物で爆発物を送りつけるという行動にまでユナボマーを駆り立ててしまった要因が少し垣間見えたかななんておもいました。

実際のユナボマーの若い頃の写真がネットにありましたが、笑顔で普通に好青年な風貌でした。

なんか悲しいものがありますね。

ユナボマー事件に興味を持った人向けのドキュメント本があります

主にユナボマーの半生について書かれたドキュメント本のようです。

ドラマ「マンハント」を観てユナボマーについて興味を持った人は読んでみるといいんじゃないでしょうか。

FBIがユナボマーを逮捕した過程についても書かれているみたいです。

まとめ

「マンハント」はFBI側だけでなく、ユナボマーについても深く描かれていて見応えがありました。

もちろん被害者の方々がいるわけでユナボマーの犯行は許されないものです。

ですが、ドラマで描かれたユナボマーの半生が実話なら悲しいものがあります。

どうしてもユナボマーが大学でした経験が、大きな悪影響を与えていたとしか思えません。

ユナボマー事件に興味を持った人は本が出版されているので読んでみると、よりユナボマー事件について理解が深まるでしょう。

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