netflix「ゴッドレス -神の消えた町-」シーズン1の感想。本格派西部劇ドラマをたっぷり楽しめて面白いです。

アメリカ西部
スティーヴン・ソダーバーグ製作総指揮ということもあり観てみることにしました。

全7話と短めのドラマです。リミテッドシリーズだそうで、たぶんシーズン2はないんじゃないでしょうか。

エピソードは7話だけですが、一本の良質な本格西部劇ドラマを観ることができて満足でした。

人間ドラマが重視されていて、やたらと銃で打ち合いまくるシーンばっかりっていうこともなく楽しめました。

登場人物、みんなが強く生きていて、その生き様が良かったです。

こういう人におすすめ

  • 本格的な西部劇が観たい。
  • 逆境にもめげず強く生きる人を観たい。
  • 西部劇ならではの銃の打ち合いが観たい。
  • 静かながらも力強いドラマが観たい。

予告編

あらすじ

フランク・グリフィンは、ならず者はぐれ者たちを集めて無法な行いをしていた。そのフランクに少年時代のロイ・グッドは拾われ育てられた。それから年月が経ち大人になったロイ・グッドはフランクを裏切る。フランクはロイを見つけ出そうとするのだが…

監督・製作・主要キャスト

製作総指揮 スティーヴン・ソダーバーグ
監督 スコット・フランクに

ロイ・グッド(ジャック・オコンネル)
子供のころフランクに拾われた。銃の達人。アリスに世話になる。

フランク・グリフィン(ジェフ・ダニエルズ)
ならず者一味のボス。ロイに裏切られる。

アリス・フレッチャー(ミシェル・ドッカリー)
ラ・ベルから少し離れた場所で農場を営んでいる。ロイと過ごすことになる。

ビル・マクニュー(スクート・マクネイリー)
ラ・ベルの保安官。頼りにされていない。

メアリー・アグネス・マクニュー(メリット・ウェヴァー)
ビルの妹。男勝りであり冷静でどこか達観している。

ホワイティー・ウィン(トーマス・サングスター)
保安官助手の若者。銃の腕前がいい。気さくな人物

感想

最終話に向けて、どんどんと盛り上がっていく構成が見応えあり

町
リミテッドシリーズ(シーズン1だけの製作ということだと思う)なので、一話ごとに盛り上げるポイントを無理に作るのではなく、最終話に向けて様々なドラマの中の出来事が収束するようになっています。

それだけに最終話のラ・ベルでの出来事には、ハラハラドキドキしっぱなしでした。

最終話まで、ずっと盛り上がらないということはなく見応えはあるんですが、どこか静かな雰囲気が漂っているんですよね。

この静かな雰囲気が最終話で一気に加速するので、ものすごい高揚感がありました。

主人公ロイ・グッドは、かなりスマートな描き方で物足りない人いるかも

銃の名手
ロイ・グッドは落ち着いていて銃の名手であり、人柄もいい。

という感じで、よく言えば少し影のあるヒーロータイプ、悪く言えばそこまでハッキリとした個性がない感じでした。

しかし過去にフランク率いるならず者の一味だったわけだし、きっと酷いこともしてきたのかも。

そこらへんがあまり描かれず、おもにフランクや兄との過去の様子が描かれていました。

なぜロイ・グッドがフランクを裏切ることになったのか、これもハッキリとは提示されないままでした。

たぶん、フランクのどこか振り切れた悪行に加わり続けることに耐えられなくなったということなのかも。

あとロイは銃の名手なんですが、その腕前を頻繁に披露するということもありません。

西部劇だと銃の名手が主人公だと、何回も、驚異的な銃の名手ぶりを誇示するシーンがありそうですが、そこまでこういうシーンはなかったです。

ただ、ここぞというときのロイが銃を打つシーンは、かっこいいですね。

もしシーズン2とか映画化とかあるなら、ロイが深く描かれるところがみたいにかなと思います。

敵役のフランク・グリフィンが、いい味出してる

悪役
ロイの敵となる、ならず者一団のボス、フランクが、ただの悪党ではないところが良かったですね。

「ゴッドレス」というドラマに、このフランクがいなかったらドラマとしての魅力がだいぶ減っていたかもしれません。

ドラマの序盤では、フランクは残虐なことも厭わずに行ってしまう、ひどい悪者のように描写されます。

ところが、フランクという人物は、ただの悪党ではないっていうことがドラマのストーリーが進むにつれて分かってくるんです。

ドラマを見ていると、フランクのような人は西部開拓時代には、けっこういたのではないかと思わされます。

西部開拓時代は、たぶんほとんどの人が貧困のなか暮らしていたのでしょう。

そういう時代、なにかのきっかけで、社会に受け入れられなくなり、かろうじて生活できていた状態から転落してしまい、どうしようもなくなって途方にくれているという人々が一定数いたのだと思います。

そうした受け皿の一つに、フランク一味がなっていたのかもしれないなと、ドラマを見終わった今は思います。

ただフランクは、争いに疲れ果てていたのか、少し狂気に触れているようなところもありました。

フランクのような内面が複雑な人物が登場していたことで、ただの善対悪だけではないドラマになったのではないでしょうか。

西部劇の時代は、「騎士道」みたいなのがあったのかな

対決
ゴッドレスを見ていると、ガンマンの流儀みたいなものが感じられます。

一対一で対峙するとき、相手が銃を取り出して撃つ動作をするまでは、こちらも銃を取り出さないみたいなのですね。

ガンマンの流儀としては、銃を取る動作は同じタイミングであるべきっていうのがあるのでしょうか。

他にも不思議だったのは、フランクが謎の先住民がいるときには発砲しなかったっていうシーンです。

西部開拓時代は、こういう暗黙のルールみたいなものがあったのかもしれないですね。

西部開拓時代は、みんな情報に飢えていた。

古い新聞
グレッグという新聞記者が登場します。

グレッグはデイリーなんとかっていう新聞みたいなものを発行しています。

この新聞を、みんながすごく興味深く見ているとシーンが印象的でした。

西部開拓時代はテレビもネットもなく、たぶんラジオもなかったのではないでしょうか。

そんな時代にグレッグが発行している新聞は貴重な情報源だったのでしょう。

他にも数紙出ていたみたいです。

字が読めない人もいましたから、字を読むことができる人が新聞を口頭で、集まったみんなに伝えるっていうことをしていました。

そのため新聞が人々に与える影響がすごかったのでしょう。

そのことがラ・ベルに、ある出来事をもたらしてしまいます。

新聞を発行しているグレッグが、なぜあんなにえらそうにしていたのかは、この時代、新聞の情報が与える影響がすごかったからなんでしょう。

ラ・ベルの女性たちが強い

強い女性
ラ・ベルは、ある事情があり町は女性ばっかりになっています。

女性たちは、自分たちで町を運営しています。

そんなラ・ベルの女性たちのなかで保安官の妹メアリー・アグネス・マクニューが男勝りで、どっしりとしていていいキャラしていました。

保安官は、ラ・ベルの女性たちに頼りないと思われています。

しかし、これには理由があるんですね。

ラ・ベルの保安官は、ドラマの後半になってくると、すごくカッコよくなってきますので期待しておいてください。

ドイツからやってきた女性がラ・ベルにはいます。

すごく美人です。

このドイツからやっできてた女性が、最終話で面白いことになります。

オープニングが、かなりかっこいい

女性のカウボーイ
オープニングが、かなりかっこいいです。

さすが本格派の西部劇だけあります。

とくに女性が長い銃で狙っている後ろ姿がかっこいいです。

この女性は、たぶんラ・ベルから離れた農場で暮らすアリス・フレッチャーだと思います。

そんなに長いオープニングではないので、ぜひ観て欲しいです。

まとめ[続編製作あるといいな]

海とカウボーイ
ゴッドレス〜神の消えた町〜面白かったです。

西部劇が好きな人であれば、つまらないということにはならないでしょう。

ただやはり全7話と短いリミテッドシリーズなので、各人物や出来事が普通のドラマシリーズのように深いところまでは描かれなかったかなと思います。

とくに主人公のロイ・グッドのことが、もっと深く描かれると、もっと面白くなりそうです。

シーズン2あるといいんですが、シーズン1でああいうふうになったので、見応えあるストーリーにするのは難しそうです。

企画段階では、一本の映画として考えられていたみたいです。

なのでリミテッドシリーズとなることで、映画になるよりは、ストーリーが深く描かれたのでしょう。

シリーズ2が製作されることは期待しないほうが良さそうですね。

「ゴッドレス〜神の消えた町〜」は、本格的な西部劇を観たい人には、ピッタリなドラマでしょう。

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