凄すぎる傑作海外ドラマ「ブレイキングバッド」の魅力は個性的なキャラクターたちだ。お気に入り主要キャストを解説。

荒野

男の哀愁、切なさが満載の名作ドラマ

海外ドラマ史上、これからもずっと名作として残っていく作品でしょう。

ドラマが始まったときは、まだそんなに人気がなく、最終話になるほど、どんどんと人気になっていったという、海外ドラマでは、珍しいほうのドラマです。

すごい人気のあるドラマでも、シーズンが長くなってくると、だんだんと低調になっていくのが多いんですが、ブレイキングバッドは、シーズン5まで人気が衰えなかったのではないでしょうか。

まだ観ていない人は、ぜひ観てほしい海外ドラマです。

予告編は、こちら

ただ気を付けてほしいのは、コメディとか(ある意味コメディっぽいとこもあるかも)、観ていて面白くて愉快な気分になるとか、そういう方向のドラマではないということです。

これだけの傑作であっても、やはり好みに合わないという人はいるでしょう。

しかし、こういうクライムドラマは観ないようにしているので、どれだけブレイキングバッドが話題になっていても観てないという人は、もったいないので、ぜひ観てほしいです。

クライムドラマですから犯罪系映画みたいなワクワクドキドキ感が満載だったり、男の哀愁みたいなのがあるドラマです。

とにかく、ウォルターを始めとした登場人物たちのキャラクターが、ものすごく魅力的なんですよね。

とびきりの美男・美女っぽい雰囲気の人は、あんまり出てこないです。

それに、スパイ映画とかみたいに、華麗に危ないシーンを乗り切るっていうわけではありません。

それでは、私がお気に入りの主要なキャラクターたちについて解説していきます。

ウォルター・ホワイト~後悔を断ち切れなかった男~

では、最初に主人公ウォルターについて。演じたのはブライアン・クランストン。

ストーリーは、もうほんとドロドロな感じになっていくんですが、ここぞというときにウォルターが見事に乗り切っていくんですよね。

そこが、もうほんとかっこいいわけです。

ウォルターは最初は高校の化学の教師で、化学の知識などの才能はすごいものがあるけれど、それ以外は、いたって普通の人。

ガンコ者でもあります。

そんなほぼ一般人みたいなウォルターという男が、暗黒界?で、「ハイゼンベルグ」としてのし上がっていく過程は痛快ですね。

最後のほうになると、ウォルターは、妻のスカイラーに衝撃的な一言を言います。

ああやはりそうだったのか・・・と思わざるをえなかったです。

それもこれも、ウォルターが創業に関わったエリオット・シュワルツの会社に関することが、悔しくて悔しくて、ついに最後まで、この後悔を断ち切れなかったのでしょう。

この部分は、反面教師となるエピソードでもあります。

主人公ウォルターが、劇的に変わっていくこともブレイキングバッドの魅力ですね。

最初に、ウォルターの行動に驚いたのは、あのぶっとんだトゥコ・サラマンカのアジトに乗り込んで脱出したとき。

もうほんとすごかった。ウォルターの知識と、追い詰められたときの爆発力は、相当なものですよね。

ウォルターは、最初はパンツ一丁という、すごくかっこ悪い姿で登場してたりしてました。

シーズン1のころのウォルターとシーズン5のころのウォルターは、別人とっていもいいでしょう。ガンコなところや、ぎりぎりの良心を保とうとする人の良さは変わらなかったですけれどね。

ジェシー・ピンクマン~見捨てられない魅力がある男~

ウォルターとともにメス作り(クッキング)をすることになる男。役者はアーロン・ポール。

昔、ウォルターの生徒だったことがあり、再会してからも先生と生徒みたいな関係になっています。

そう、先生と生徒という関係というだけでなく、ウォルターにとってジェシーは、ほっておけない教え子みたいなものなんですよね。

この関係が、ずっと続いていきます。

ジェシーは、最初は、どうしようもないぐらいに自堕落な生活を送っているんですが、ウォルターに導かれて?、悪の世界で生きる力をつけていくんですよね。

でも、ジェシーも悪にはなりきれなかった。

ウォルターに比べれば、そこまで悪の世界にはまり込んだわけではなく、あくまでウォルターについていって成り行きで、どんどんととんでもない方向に行ってしまうんです。

最初のころは、いつもジェシーが、なにかやらかして、それをウォルターが、なんとかしてしのいでいくみたいなパターンが続きます。

ジェシーは、どうやらほっておけない魅力みたいなものがあるらしく、ウォルターだけでなく途中から登場したマイク・エルマントラウトにも気に入られるようになっていくんですよね。

ジェシーは、典型的な「やればできるんだけど、コツコツ努力なんてしたくない。」っていう人物。

そんな人物像は最後まで変わりません。

油断すれば、すぐに自堕落な生活に落ちていってしまう。

ブレイキングバッドは、クライムドラマとして一級品というだけでなく、こうしたキャラクターたちを反面教師として観ることができるんです。

ドラマを観ていて、「ジェシーまたかよ・・・」とか「ジェシー、なんでそうなるんだ…」っていうふうに思うことが多々あるかと思いますが、視聴者は、そんなジェシーを見て、自分は自堕落にならないようにしたいものだとか思っておくのが良さそうです。

ジェシー役のアーロン・ポールは、ブレイキングバッドでブレイクしてセレブの仲間入りみたいなふうになって他のドラマにも出ていました。

huluでやっていた「THE PATH/ザ・パス」っていうドラマです。

主役の一人としての役なんですが、このときの演技で、やたらと「フ~」とか「ハァ~」とかっていう吐息を、やたらとするんですよね。

それと、だら~んとした体の動かし方。

ブレイキングバッドの時は、そこまで目につかなかった演技で、ジェシー・ピンクマンという役にぴったりだったんですが、「THE PATH/ザ・パス」のときは、ちょっとそういう演技が多すぎる印象になってしまっています。

それでも、すごいいい演技をする役者なんだろうなって思います。

こんなふうに、ブレイキングバッドでは見事に役そのものになっている人が、後に違うドラマに出演するんだけれど、どうも役から浮いている感じがしてしまうっていう人が、もう一人います。

ハンク・シュレイダー役のディーン・ノリスです。

「アンダー・ザ・ドーム」っていうドラマに、ちょっとした悪役っぽいジェームズ・”ビッグ・ジム”・レニーとして登場するんですが、なんかこう役にピッタリな感じがしなかったです。

ブレイキングバッドの印象が強く残っていたせいなのかも。

マイク・エルマントラウト~諦めきった徹底的にプロの男~

シーズン2から登場します。役者は、ジョナサン・バンクス。

このキャラクターは、なにげにブレイキングバッドというドラマを一段階見応えあるものに仕上げるのに大きく貢献したのではないでしょうか。

マフィアのボスであるガスの片腕の役割をしています。

マイク・エルマントラウトの魅力は、なんといっても徹底して「プロ」であること。ここはガスと一緒ですね。

常に冷静沈着で先を見通す力があり、実行力もピカイチ。

なにか危ないところに行くときでもマイク・エルマントラウトが1人付いて行ってくれるだけで、すごく安心できそうです。

あまり人間味がないように思えますが、そんなことはなく孫を溺愛しているしジェシーに対しても、少しずつ心を開いていきます。

なにもかも諦めきっているというか達観している。そんな雰囲気がありますね。

なぜ、こんなふうになったのかっていうのは、「ベターコールソウル」を見れば、なんとなく理解できるのではないでしょうか。

ブレイキングバッドの製作者であるヴィンス・ギリガンの作るドラマには、マイク・エルマントラウト役のジョナサン・バンクスが、必ず起用されそうな、そんな抜群の安定感があります。

ジョナサン・バンクスは、今後、いろんな映画とかドラマで見ることが増えていきそうです。

今までも、ERなどのドラマや映画に、ちょっと出ていたみたいですね。

ジョナサン・バンクスも、ブレイキングバッドで一躍有名になった人ではないでしょうか。

トゥコ・サラマンカ~頭のネジが外れまくった男~

ブレイキンバッドの序盤で、一番魅力あるキャラクターかも。

もうほんとぶっ飛んでいて、なにをしでかすか分からない怖さがあります。

やりたい放題やっているわけですが、サラマンカ家であることや、仲間だろうとおかまいなしに、突然、衝動的に殴り殺してしまうという恐怖もありボスとして君臨しているんです。

こんなむちゃくちゃな人物なんですが、家族に対しては、とんでもなく優しいんですよね。

おばあちゃんに接する態度は、普段のむちゃくちゃぶりからは、かけ離れた態度になっています。

ドラマで登場するマフィアとか悪役で、相当な残虐性があるキャラクターであっても家族に対しては豹変した態度になるっていう設定って多いですよね。

こういうギャップが、より恐怖を倍増させるのかもしれません。

打ち切りで終了したのではない。見事に終了したドラマ。

ブレイキングバッドには、この他にも魅力的なキャラクターが多数登場します。

ほんと見事としか言いようがないほど、すごいドラマでした。

たぶん、シーズン5以降も続けてほしいという要請とか希望があったのかもしれないですが、あまり長く続けていたら、間延びして、「またかよジェシー・・・」みたいに思ってしまう展開が多くなっていたかもしれません。

シーズン5で、きっちりと終止符を打ったこともブレイキングバッドというドラマを名作にした要因なのでしょう。

シーズン5で打ち切りになったわけではないはずです。

クライム系(犯罪系)ドラマや映画は観たくないっていう人でも、このブレイキングバッドだけは観ておいて損はないでしょう。

序盤のグロ系の描写さえ乗り越えれば、その後は、観るのを止められなくなるほどハマるドラマです。

ただ一話だけ、ちょっとこれはどうかなって思ったエピソードが、ラボの中で、ずっと虫を始末しようとするシーンが続くところ。

きっと細部にこだわるんだろうなっていうヴィンス・ギリガンの癖が出てしまったのかななんて勝手に思っています。

この一話だけは、残念ながら、なんだかな~って感じになってしまいました。

じつは一度途中で観るのを止めたときがありました。その理由とは…

じつは一度視聴を挫折しています。ハマるための最初の関門は、このシーン。

シーズン1だったと思うんですが、亡くなった人を特殊な薬品を使って溶かすというシーンがあるんです。

それで、床に臓器らしきものがベトベトと広がって、ウォルターとジェシーが、それを拭き取るというのがあるんですね。

私は、これで、あまりにも気持ちが悪くて、最初、このシーン以後を観なくなりました。

それからしばらくして、また観始めたんです。

視聴を再開してからは、どんどんとブレイキングバッドに、ハマっていきました。

そして、シーズン5の最終話でのジェシーが車を運転しているときのシーンや、ウォルターのシーンで、もう、これはすごいドラマだったなって思いました。

面白すぎました。最終話で、その面白さが頂点に達した感じがしたものです。

その少し前に、ウォルターが、荒野で、ある銃の準備をしているときのシーンは、ものすごい哀愁が漂っていて、たまりませんでしたね。とてつもなく切ないシーンでした。

シーズン1の臓器ベトベトシーンで、どうか挫折してしまわないで、それ以後も見続けてほしいです。

いつから面白くなるのかと、最初の数話を観ていて思った方は、とりあえず、この遺体を溶かす一連のシーンを乗り越えてみてください。

観終わったら、次はスピンオフドラマの「ベターコールソウル」を見るべし

シーズン5の最終話を観終わったら、その次は、スピンオフドラマのnetflixのベターコールソウルを見ましょう。

ブレイキングバッドでは、悪徳弁護士みたいなふうに登場していたソウルのブレイキングバッドより前のストーリーを観ることができます。

ブレイキングバッドに、ハマった人は、ベターコールソウルも絶対面白く見ることができるので視聴をおすすめします。

エルマントラウトが、なぜ、この道に入っていったのか、ガスの右腕になっていったのか。
ソウルが、ブレイキングバッドで登場するような悪徳弁護士になっていったのかっていうことが分かります。

とくにソウルが変わっていくのが見どころですね。ある意味、変わらないからこそブレイキングバッドのような弁護士になったのですが。

では、なにか面白い海外ドラマないかな~って探している人は、ブレイキングバッドで楽しんでくださいね。

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